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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
交流文化概論i(2018年度以前入学者用)/INTRODUCTION TO TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
須永 和博 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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須永 和博 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
国境を越えた人やモノの移動が活発になるなかで、従来、国や民族に固有のものと思われがちだった文化も様々に変化し、新たに創造されたりしています。本授業では、そのような「交流文化」の動態について、(1) 言語(英語、プラスワン言語)、(2) ツーリズム、(3) トランスナショナル文化、(4) グローバル社会、などの視点から多角的に学ぶことを通じて、交流文化学科で学ぶ4つの専門分野に関する基本的な知識を習得することを目指します。 また、交流文化学科の学びにおいて、語学や各専門分野は単独の領域として存在するのではなく、相互に重なり合っています。このことを意識しつつ、本授業は各教員によるオムニバス形式で行います。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業で紹介した文献資料や映像資料を各自参照するなど、発展的な学習が求められます。 講義形式の授業となりますが、毎回小レポートや小テストを提出してもらうことで、できる限りインタラクティブな授業にしていきます。 授業は、原則として「対面」にて実施します。ただし、体調不良等で来校できない受講生に考慮するために、講義の録画配信等も併用する予定です。 資料の共有や授業関係の連絡は、原則としてmanabaを通じて行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の授業内容を自分なりに消化し、交流文化学科での学びについての自分なりのイメージをもつこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
小レポート?テスト:100% 原則として、全ての授業回で小レポートもしくは小テストを行い、その得点率で成績評価を行う。ただし、小レポート?テストの未提出が4回以上の場合は、採点の対象外とする。 |
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関連科目 /Related Subjects |
英語の世界 交流文化概論ⅰ 交流文化概論ⅱ 交流文化概論ⅲ |
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備考 /Notes |
参考文献:適宜、授業内に各教員から提示。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
本講義は、ツーリズムに関る基礎的な知識や概念を身に着けることを目的とする。なかでもツーリズムが経済的な現象であるだけでなく、人々の交流を通じて新たな文化を創出する媒介となるとともに文化の交流を促進する役割を有していることを理解し、ツーリズムを通じた異文化理解についての視座を習得することを目指す。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス:交流文化の学びへようこそ | 須永:学科の学びのコンセプトや本授業の趣旨について説明をします。 | |
2 | A Photo Journey through Europe: Culture & Tourism | Jost: A view of tourism and culture in Europe today. | An overview is presented, and questions for further consideration are offered. |
3 | グローバル理解教育と参加体験型学習の実践 | 玉井:グローバル理解教育の目的と参加体験型学習実践例1「フォトランゲージを通して考えるステレオタイプ、偏見と差別のメカニズム」 | 事前学習はありません。事後学習は当日指示します。 |
4 | ツーリズム?リテラシー入門 | 山口:指定テキスト『観光のレッスン』の第1章を中心に、ツーリズムを大学で学び問う価値について考えます。 | |
5 | 世界遺産?人の移動?ツーリズム | 鈴木:世界遺産という制度を切り口にツーリズムという人の移動が規定する文化の現代的な在り方について考えます。 | |
6 | フードデモクラシーとグローカリゼーション | 北野:都市化された私たちの生活世界において、農業や農村地域が有する非経済的な役割について、都市住民がそれらと交流することの現代的意義を考えます。 | |
7 | 地域とアート─地域づくりの新たな潮流 | 須永:近年、離島や農山村を舞台にした現代アートの祭典が隆盛している。本授業では、その先駆的な事例の1つである香川県直島を事例に、現代アートを用いた地域づくりの現状と課題について考えてみたい。 | |
8 | Japanese concepts of religion as seen through mang | Bond: Present-day concepts of religion found in Japanese pop culture will be examined. |
Reflection questions will be given to students to review the content of the class. |
9 | 交渉学とシティズンシップ | 花本:交渉学とは何か? 交渉を学ぶ意義(シティズンシップ教育としての交渉教育)について考えます。 | 事前学習:ビデオ講義(20~30分程度)を視聴して予習メモを作成する。 事後学習:小テストの結果を振り返り、理解に不足があればビデオ講義を再度視聴するなどして理解を補充する。 |
10 | 移民国家オーストラリアの過去と現在 | 永野:植民地時代から現在に至るまで、移民?難民という観点からオーストラリアの歴史を考えます。 | 事前に次の用語について調べておきましょう。 「難民」、「難民申請」、「難民条約」、「ボートピープル」 |
11 | オセアニアと日本の交流文化 | 玉井:オセアニア地域の概説とトランスナショナル文化の一考察「ミクロネシア諸国にみる日本語と日本文化の受容と変容」 | 事前学習はありません。事後学習は当日指示します。 |
12 | パレスチナ入門 | 高橋:「パレスチナ」について何か聞いたことがありますか? この授業では、紛争や難民問題の元凶が、1948年の国家樹立以来続いている、イスラエルによる占領?支配にあることを学びます。 | |
13 | 他者表象のポリティクス | 須永:他者(異文化)について語ることのポリティクスについて考えることで、既存の他者表象をクリティカルに読み解くリテラシーを身につけることを目指します。 | |
14 | まとめ | 須永:これからの学習に向けて |