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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
英語ビジネス?コミュニケーション/INTERNATIONAL BUSINESS COMMUNICATION IN ENGLISH |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木4/Thu 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
杉山 晴信 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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杉山 晴信 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
国際商取引には実に多くの類型がありますが、その中心は物品売買取引である(狭義の)貿易です。そして、貿易を学ぶためには、「モノ」(貨物)、「カネ」(決済資金)、「カミ」(文書?情報)の3つの流れを理解することが必要です。この授業は、「カミ」、すなわち貿易関係書類および関連する英語のビジネス文書の読解と作成の要領を学びながら、貿易実務の基礎知識を身につけることを目的とします。木曜日3時限の同一教員による同一名称科目とは内容が異なりますので注意して下さい。 秋学期の具体的な授業内容については、まず貿易取引の履行段階および決済段階に登場する重要書類として、商業送り状 (Commercial Invoice)、船荷証券 (Bill of Lading; B/L)、貨物海上保険証券 (Insurance Policy)、原産地証明書 (Certificate of Origin; C/O) などの船積書類、為替手形 (Bill of Exchange)、荷為替信用状 (Documentary L/C) などの決済書類を取上げて、各々の書類の意義と目的、記載事項、読解と作成の注意点等、書類に関する実務的な知識を学んでから当該の書類を実際に読解ないし作成する実習を行います。次に、通関(customs clearance)についての基本事項、および輸出申告書と輸入(納税)申告書 の書き方を学んだ後、実際の輸出入案件に基づいた通関手続きのシミュレーション実習を行います。特に貿易や国際物流に興味があり、これらの業界への就職や就活を考えている学生諸君にこの授業は有益であると思います。また、貿易実務検定協会主催の貿易実務検定試験B級程度や通関士国家試験の通関実務(申告書作成)問題には十分対応できる実力が養成できると確信しています。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
担当者の健康上の事情により、感染リスク回避の観点から、今年度は初回(第1回)と最終回(第14回)の授業を対面で行い、第2回~第13回の授業はmanabaとPorTaⅡを利用した資料?課題配信型遠隔授業の形態で実施します。課題の提出や質問の受付、共有等も上記のシステムを活用します。基本的に、manabaで配信する各回の授業内容に関連する英語および日本語の講義資料を読解しながら授業を進めていきます。各回の授業後に小テスト(正誤問題、語彙問題など)を実施して当該授業の内容の理解度を確認するとともに、小レポートの形で履修者に貿易書類を作成していただく機会を数回もうける予定です。 なお、授業の進捗状況によって後掲の授業計画に多少の変更があるかもしれませんので、念のため申し添えます。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修として、配信された講義資料と担当者による解説を丹念に読んで内容を理解し、要点をノートにまとめて下さい。事後学修としては、履修者自身のノートを参照しながら講義資料を再度精読し、小テストに解答するとともに、小レポートが指示された場合は当該の貿易書類を丁寧に作成して下さい。さらに、授業後に配信される小テストと小レポートの模範解答と解説を読み、正解およびその理由を確認して下さい。事前学修に概ね1時間、事後学修に概ね2時間を要するものと考えられます。 なお、つねに税関、JETRO、経済産業省等のサイトに頻繁にアクセスし、貿易関連の最新情報(特に法令改正や通達)を入手するよう努めて下さい。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
各回の授業後に提出していただく小テスト(概ね60%のウェイト)と数回の小レポート(概ね40%のウェイト)の成果を総合的に判断して評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
英語ビジネス?コミュニケーション実務、英語専門講読(いずれも杉山担当) | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ビジネス英文書の読み?書きや貿易といった、英語ビジネス?コミュニケーションができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 秋学期の授業内容と授業計画の説明 | 秋学期の授業内容と授業計画について詳しく説明します。さらに、ビジネス?コミュニケーションについて、特に国際商取引との関係を中心に総論的に説明します。 | |
2 | 船積書類の概略 | 次回以降の7回分の授業で学習する船積書類(Shipping Documents; S/D)について全般的な説明を行うとともに、個々の船積み書類に関して理解すべきポイントを予告的に提示します。 | |
3 | 商業送り状と包装明細書のサンプル検討 | 商業送り状と包装明細書の意義と目的、記載事項、作成の注意点など実務的なポイントを、実際のサンプルにあたって詳しく学習します。 | |
4 | 商業送り状と包装明細書の作成実習 | 前回の授業で学習した内容を発展させ、リアルな設例をベースに、商業送り状と包装明細書を実際に作成する実習を行います。 | |
5 | 船荷証券のサンプル検討 | 船荷証券(Bill of Lading, 以下B/L)という書類の持つ3つの機能、法定記載事項、B/Lの種類、読解の際のチェックポイントなどを、実際のサンプルにあたって詳しく学習します。 | |
6 | 船荷証券の読解実習 | 前回の授業で学習した内容を発展させ、比較的レアケースに該当する別件のB/Lのサンプルを読解する実習を行います。 | |
7 | 協会貨物約款の概要と貨物海上保険証券のサンプル検討 | 世界共通の貨物海上保険のルールである協会貨物約款(Institute Cargo Clauses; I.C.C.)の概要を、貨物海上保険証券の実際のサンプルにあたって詳しく学習します。 | |
8 | 貨物海上保険証券の読解実習 | 前回の授業で学習した内容を発展させ、比較的レアケースに該当する別件の貨物海上保険証券のサンプルを読解する実習を行います。 | |
9 | 原産地規則の概要と原産地証明書のサンプル検討 | 経済連携協定(EPA)の相手国や加盟国に関税面での優遇を受けるための原産地規則の概要を、原産地証明書(Certificate of Origin, C/O)の実際のサンプルにあたって詳しく学習します。 | |
10 | 輸出通関および輸入通関の基本事項 | 輸出入される貨物の申告価格、数量単位、統計品目番号、外貨から邦貨への換算など、通関(customs clearance)についての基本事項を詳細かつ正確に学習します。 | |
11 | 輸出申告書のサンプル検討と作成演習 | 前回の授業で学習した内容を発展させ、実際の輸出申告書のサンプルを検討するとともに、リアルな設例をベースに輸出申告書を作成する実習を行います。 | |
12 | 輸入(納税)申告書のサンプル検討と作成演習 | 前々回の授業で学習した内容を発展させ、実際の輸入(納税)申告書のサンプルを検討するとともに、リアルな設例をベースに輸入(納税)申告書を作成する実習を行います。 | |
13 | 荷為替信用状による決済の概要とサンプル検討 | 荷為替信用状(documentary letter of credit; L/C)による決済の概要を、荷為替信用状の実際のサンプルにあたって詳しく学習します。 | |
14 | 秋学期の総復習と質疑応答 | 秋学期の授業を総括し、全体的な復習を行うとともに、履修者からの質問を受けつけ、回答します。 |