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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
メディア社会学/SOCIOLOGY OF MEDIA AND CULTURE |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山口 誠 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山口 誠 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
いまやメディアを一切使わずに一日を終えることは、ほぼ不可能な時代です。家族や友人などと話さない日はあっても、スマホやテレビや新聞や書籍に触れない日は無く、ここにゲームや音楽や動画も加えれば、現代は「メディア時代」であるといえます。 ただしメディアは「透明なパイプ」ではなく、中立的で客観的な「媒体」でもありません。とくに映像メディア(映画、テレビの番組やCM、ネット上の動画)には、独自の「文法」があり、そして「ものを語る様式」としての「物語様式」があります。 そのためこの講義では、(1) メディアの中でも存在感を増してきたビジュアル?メディアに着目します。具体的には(大学の専門科目としてのクオリティを実現するため)写真の誕生から映画の発展までの「ビジュアル?メディアの誕生プロセス」を学ぶことを試みます、(2)その後、2本の短編映画を各自で視聴し、高度なビジュアル?メディア?リテラシーの理解と実践を試みます。そうして(3)「観る」という行為(パフォーマンス)の社会的意味を探り、近代社会におけるイメージとイマジネーションの諸問題を考えることを目的とします。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
※教員は教室で講義を行ないます。対面授業を基本としつつ、ZOOM同時配信などができれば履修者の出席は対面でもZOOMでも(いずれでも)可とし、学期中を通じて感染症対策の工夫をし続けます。結果として授業の形態が変わるかもしれませんが、履修者の単位取得に不利にならないよう努めるため、ご理解とご協力をお願いします。 ※2回のレポートで成績が決まりますが、担当教員はかなり精緻にレポートを採点しているので、しっかり受講していないと良いレポートは書けないと思います。けっして「楽単科目」ではないため、ご注意ください。 ※受講生の反応を確認しつつ、事例を変えたり解説を加えたりするため、事前に準備したレジュメは配布せずに、パソコンによる板書をノート?テイキングする形式で授業を進めます。 ※授業の具体的な内容と成績評価については、初回の授業で詳しく説明します。そのため、可能な限り初回の授業に参加されることをお願いします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業中に示す事例や重要概念について図書館などで自ら調べ、さらに理解を深めてください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学期中に2回の予定でレポート課題を出します(ポルタまたはmanaba経由で提出)。その提出状況と内容評価をもとに、総合的に判断して最終評価を出します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
メディア社会学の学説と諸理論の理解を通じて、現代社会において重要な役割を果たしているメディアのリテラシーを習得するとともに、自らメディアを活用してトランスナショナルな実践に取り組む能力を習得できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | メディアとは何か、社会学とは何か、そしてメディア社会学を学ぶことで何を得られるのか | |
2 | 写真の歴史①:メディアとしての写真 | 写真術の誕生 | |
3 | 写真の歴史②:写真術が変えた世界観 | 写真が「写真」となったとき、社会に何をもたらしたのか | |
4 | 写真の歴史③:ビジュアル?メディアの世紀 | 「写真」に独自の表現技法とメディア特性について、具体的な写真作品を観ながら考える | |
5 | 写真の現在:「生」と「性」 | 写真術という「観る方法」が「性(ジェンダー)」に出会い、いかに表現してきたかを問う | |
6 | 映画の登場:動く画を観る体験 | 写真術から映画術が誕生したプロセスについて | |
7 | ビジュアル?メディア?リテラシー①(「もの+がたり」とは何か) | 指定動画の視聴と分析 | |
8 | 考察と表現①(ものがたり論) | 授業時間内レポート | |
9 | 講評と探究①(ものがたりとわたしたち) | 優れたレポート数本を共有し、そこから得られた知見について教員がフィードバックを試みる | |
10 | 映画のメディア文法 | 映画に独自の映像表現について | |
11 | 動画の世紀 | 映画化から「動画」一般へ通じるメディア文法の考察 | |
12 | ビジュアル?メディア?リテラシー②(メディアの外部とは何か) | 指定動画の視聴と分析 | |
13 | 考察と表現②(外部と再帰性) | 授業時間内レポート | |
14 | 講評と探究②(外部とわたしたち) | 優れたレポート数本を共有し、そこから得られた知見について教員がフィードバックを試みる |