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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
統計学a(13以降_選択)/STATISTICS(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
樋田 勉

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
樋田 勉 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
授業の目的?内容
/Course Objectives
背景:
今日の高度情報社会では,GDP,企業の財務情報,株価,テレビ番組の視聴率,スポーツ選手のパフォーマンスなど,様々な統計データが収集?作成?活用されている。情報通信技術の発展により統計データの利活用は容易になり,企業や公的機関は統計データを積極的に利用するようになってきた。特に,企業では市場調査,マーケティング,製品の品質管理,公的機関ではEvidence-based Policy Making(根拠に基づく政策運営)の推進のなかで,統計データの活用が進められている。

統計データを有効に活用するための学問が統計学である。統計学は,統計データをわかりやすく集計?表現したり,確率的なモデルを用いてデータの背後にある母集団の構造を推測?予測したりすることに用いられ,統計データを意思決定に活かすことを可能にする。また,統計学は,近年注目を集める,データサイエンスや統計的機械学習の基礎である。

目的:
この科目の目的は,「学科基礎科目」として,統計学の基礎知識の修得に力点をおき,学科専門修得への応用能力を身につけることにある。統計学を修得することにより,多変量解析をはじめとする統計学を基礎とするより発展的な科目の修得が可能になる。

内容:
統計学aでは,統計学入門の復習である記述統計と確率,離散型確率分布までを学修する。
記述統計では,収集したデータを効率的に要約し表現する方法について学修する。
確率では,統計学bで扱う統計的推測の基礎となる確率分布や確率変数の概念について学修する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
形式:
授業はオンデマンド型で実施する。

進行:
資料配付とmanabaの小テスト,必要に応じてオンデマンド動画による説明を実施する。
履修者は授業の内容を理解し,manabaの小テストに解答することにより理解を深めることが期待される。
manabaの小テストについては締め切り後に,採点結果を受講生が確認できるようにするので,不正解だった問題については復習すること。また,採点結果にもとづいて適宜追加説明等のフィードバックを行い,質問に対しては,manabaの掲示版や次週の授業で解説を行う。

テキストは指定しないが,必要に応じて参考書を購入して利用することが望ましい。

質問対応:
原則として授業日から2日以内にメールで質問すること。質問に対しては,メールかmanabaのコースニュースで回答する。

フィードバック:
授業の内容が理解できているかどうか,計算結果や解釈が正しく行えているかについては,manabaの小テストを実施,採点結果から確認し,正答率が低い問題については,次回の授業で必要に応じて解説を行う予定である。

注意;
統計学a,bを連続して履修すると効果的に学修を行うことができる。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前の学修:
特になし。

事後の学修:
manabaの小テストの採点結果が公表された後に,復習に取り組むこと。また,いくつかの単元ではやや発展的な問題を提示する(30分から1時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
コア?テキスト統計学 第3版 (2020)
著者
/Author name
大屋幸輔
出版社/URL
/Publisher
サイエンス社
ISBN
/ISBN
978-4883843077
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
スタンダード 文科系の統計学 (2018)
著者
/Author name
中西 寛子, 竹内光悦, 中山厚穂
出版社/URL
/Publisher
培風館
ISBN
/ISBN
978-4563010195
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
manabaの小テスト(80%),最終レポート(20%)
講義全体を理解し基礎能力?応用能力を身に着けたかどうかを評価する
関連科目
/Related Subjects
統計学入門
多変量解析a,b
備考
/Notes
テキストは指定しないが,必要に応じて参考文献1,または,参考文献2を購入して利用することを推奨する。
到達目標
/Learning Goal
統計学の一般知識を習得し、現実の経済?経営データ分析に応用できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 統計学の目的と役割 授業全体の説明と「統計学」とはどのような学問かについての説明する。
2 度数分布,ヒストグラム 度数分布表,ヒストグラム,相対度数,累積相対度数について説明できるようにする。
3 平均,メディアン,モード 平均,メディアン,モードについて説明できるようにする。
4 分散,標準偏差,偏差値 分散,標準偏差,偏差値について説明できるようにする。
5 散布図,相関係数 複数の変数の関係を散布図,相関係数で分析する方法について説明できるようにする。
6 確率の概念 標本空間,事象,確率について説明できるようにする。
7 加法定理,乗法定理
加法定理,乗法定理について説明できるようにする。
8 条件付き確率と統計的独立 条件付き確率と統計的独立について説明できるようにする。
9 ベイズの定理 ベイズの定理について説明できるようにする。
10 確率変数の期待値と分散 確率変数,確率変数の期待値と分散について説明できるようにする。
11 一般的な離散型確率分布
一般的な離散型確率分布,一様分布の定義と性質について説明できるようにする。
12 2項分布 2項分布の定義と性質について説明できるようにする。
13 ポアソン分布 ポアソン分布の定義と性質について説明できるようにする。
14 統計学aのまとめ 春学期に学修した内容の総復習を行う。

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