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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
経済経営数学入門/INTRODUCTION TO MATHEMATICS FOR ECONOMICS AND MANAGEMENT |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
樋田 勉 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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樋田 勉 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経済学?経営学の分野では数学的手法が多用される。そこでこの講義では、経済、経営?ビジネスにおける問題を考えるために、どのように数学が使われているのかを理解し、数学を使う意味やメリットを知ってもらいながら、経済、経営?ビジネスに必要な数学的基礎を養成する。新しい数学を学ぶというよりは、高校までに習う範囲の数学を、経済学?経営学分野ではどのように使っているかを学ぶことが中心となる。 数学は講義を聞いているだけでは身に付かない。実際に手を動かして解いてみることが習得への近道なので、授業中に例題を解いてもらったり、ホームワークで練習問題に取り組んでもらう。 この授業は、経済学部DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1、経済学科DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1?2、経営学科DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1~4、国際環境経済学科DPに掲げる学位の能力の裏付けとなる「能力」1~6を養成するための前提となる経済学部の基礎力を身に付ける。経済学部、経済学科、経営学科、国際環境経済学科の各CPに記載されている学部基礎科目として、履修系統図では3学科共通で1学期に配当され、経済学部で学科基礎科目、学科専門科目を学修していくために必要な数学の基礎力を修得するために授業を行う。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は講義形式で行われるが、詳細な授業の形式?方法などは各担当教員の裁量に任されている。2020年度実績で受講者が100人を超えるクラスは遠隔授業、100人以下のクラスは対面授業とするとの指針が示されているが、担当教員の判断によっても、またコロナの状況によっても授業の形式は変わりうる。遠隔授業で行われる第1回目の授業において、必ず確認していただきたい。 授業中に練習問題を解いてもらい、指名した学生に黒板に出て解答?解説してもらい、受講者に解法や正解を考えてもらうことも行いたい。 講義は積み上げ式で行うので、授業を欠席すると、講義についてこられなくなるので、注意して欲しい。講義内容については、レポート課題や小テストに取り組んで、自分の理解を確認した上で翌週の講義内容に進んで欲しい。レポート課題や小テストについては、締切後に模範解答を公表して解説を行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
受講前にはテキストを予習して要点をまとめておく。受講後には授業中に出されたレポート課題や小テストに取り組む。のちに公表される模範解答で自己採点することにより復習する。14週の授業期間の事前学修2時間?事後学修2時間、単位認定試験対策として4時間として60時間の授業外学修を基本とする。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
2021年度は定期試験期間が設けられていないので、毎回の小テストもしくはレポート課題によって評価することになる。ただし、定期試験としては実施しないが、クラスによっては授業終了後1週間の「補講?試験期間」において、期末テストを実施するところもあるかもしれない。その場合には期末テスト100%として評価基準に照らして評価することになる。授業内容全体を理解し、経済学部で必要な数学の基礎力を身につけたかどうかを評価する。 いずれの方法で評価するかは、対面?遠隔のいずれの授業方法で行われるかにもよるため、各担当教員の判断による。また、コロナの状況によっては途中で変更する場合がある。 |
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関連科目 /Related Subjects |
上位科目として、2年次配当の学科基礎科目の「経済経営数学a,b」がある。 1年次配当の学部基礎科目「経済学(ミクロ)」「経済学(マクロ)」、2年次配当の学科基礎科目「ミクロ経済学a,b」「マクロ経済学a,b」、3年次配当の学科専門科目「上級ミクロ経済学a,b」「上級マクロ経済学a,b」「経営意思決定論a,b」をはじめ、多くの学科専門科目もこの授業で修得する数学の基礎を前提としている。 |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済学?経営学に関連する数学の基礎知識を習得し、数式?グラフを利用した初歩的な分析ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス、算数からの復習(分数、変化率、百分比) | 担当教員ごとに授業方法、テキスト、成績評価基準について説明する。算数を復習して、分数、変化率、百分比、千分率、絶対値などを理解できるようにする。 | |
2 | 数学の基礎(文字式の書き方と展開、連立方程式、Σ) | 文字式の書き方、方程式、連立方程式、展開、因数分解について復習し、Σ記号の意味など、数学の基礎を理解できるようにする。 | |
3 | 数学の基礎(関数、逆関数、増加関数と減少関数) | 関数、逆関数、増加関数と減少関数、指数、対数など、数学の基礎を理解できるようにする。 | |
4 | グラフの読み方(因果関係と相関関係) | 円グラフ、棒グラフ、帯グラフ、折れ線グラフなど、グラフの読み方を学び、因果関係と相関関係の違いを説明できるようにする。 | |
5 | 1次関数とグラフ―需要曲線、供給曲線、消費関数 | 予算制約線、時間制約線、線形の需要曲線?供給関数?消費関数など1次関数で描かれるグラフを描けるようになり、傾きが表している経済的意味を説明できるようになる。 | |
6 | 2次関数とグラフ―売上 | 売上関数など2次関数で描かれるグラフを描けるようになり、傾きの変化を理解し、売上が最大となる生産量を計算できるようになる。また需要の価格弾力性と支出変化の関係を説明できるようになる。 | |
7 | 3次関数とグラフ―総費用関数と利潤関数 | 生産と費用の関係を表す費用関数が3次関数で表されることを理解する。費用関数の傾きの経済学的意味を理解し、傾きの変化を理解して総費用曲線のグラフを描けるようになる。 | |
8 | 微分の考え方 | 微分係数と導関数、その表記法について理解し、導関数がもとの関数の接線の傾きを表していることを理解する。2次導関数とその表記法について理解する。 | |
9 | 微分の計算と公式 | 微分の公式を理解して、1変数関数の微分、多変数関数の偏微分、全微分が計算できるようにする。 | |
10 | 関数の増減と極大?極小 | もとの関数の増減表を作成して、3次関数のグラフを描くことができる。導関数の符号でもとの関数が増加関数か減少関数かの判定できるようになり、極値(極大値?極小値)、または変曲点が理解できるようになる。 | |
11 | 最大化?最小化の条件(一階の条件と二階の条件) | 1次導関数と2次導関数により、最大化?最小化の一階の条件と二階の条件を理解する。 | |
12 | 微分と最大化問題―利潤最大化問題 | 利潤最大化となる生産量を求めて、利潤最大化問題を解けるようになる。 | |
13 | 単利?複利、経済成長率 | 単利と複利の違いが理解できて、単利計算と複利計算ができるようになる。また、経済成長率の計算ができるようになる。 | |
14 | 等比数列とその和―期待収益の割引現在価値 | 等比数列の和によって、永久利付債券から得られる利息収入や土地から得られる地代収入など、期待収益の割引現在価値を計算することができるようになる。 |