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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
知的財産権法a(19以降_経済)/INTELLECTUAL PROPERTY LAW (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
園部 正人 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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園部 正人 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
知的財産権法とは、無体物である情報を保護するための一連の法律の総称であり、産業的な側面の工業所有権法と、文化的な側面の著作権法に大別することができる。本講義ではこのうち、著作権法を取り扱う。 本講義では、著作権法の全体(著作隣接権を含む)につき、条文と実際の適用場面の双方を見据えながら制度全体の理解を目指す。必要に応じて視覚的な情報も提示しながら授業を進める。 著作権法は、我々の日常生活のみならず企業活動においてもその重要性は増しており、社会的な関心も高まっている。本講義を受講し、著作権法の体系を正確に理解するとともに、あるべき保護の在り方についても検討を深める契機としてほしい。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本講義は対面式、講義形式で行い、随時受講生からの発言や質問を求める。 授業に出席する際は、毎回教科書?講義資料と著作権法が掲載された六法(又は著作権法の条文を印刷したもの)を持参すること。 初回の授業では授業全体の進め方についてガイダンスを行うため、必ず出席してほしい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業前には、あらかじめ指定した教科書の該当部分と、事前にmanabaに掲載する講義資料を予習する必要がある(2時間)。また、授業後には講義で扱われた内容を踏まえてこれらの教材を復習することが求められる(2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業内容を踏まえた出題内容の期末試験(80%)とmanabaによる授業後の小テスト(20%)で評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
知的財産権法のうち、商標法?不正競争防止法については「知的財産権法Ⅱ」で、特許法?実用新案法?意匠法については「知的財産権法Ⅲ」で扱われる。いずれも相互に関連するので、あわせて受講することが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
2024欧洲杯投注官网_沙巴博彩公司-官网平台感染拡大の状況によっては、授業形態や定期試験の実施形態が変更される可能性がある。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
知的財産権法に関する専門知識を習得し、知的財産権法を正しく解釈できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス、知的財産法総論、著作権法の概要 | 開講に当たり、授業の進め方についてのガイダンスを行う。また、知的財産保護制度の全体像と、著作権法の位置づけを確認したうえで、著作権制度の概要を説明する。 | |
2 | 著作物①(著作物性、著作物の種類) | 著作物の種類を概観したうえで、著作物性の判断基準を実例を踏まえて検討する。 | |
3 | 著作物②(二次的著作物、編集著作物、データベースの著作物、共同著作物) | 前回の内容に続いて、二次的著作物、編集著作物等の特殊な著作物について検討する。 | |
4 | 著作者と著作権者、職務著作 | 著作者の権利につき、その主体についての問題を取り扱う。創作主義の原則と、その例外である職務著作等に関する規定もあわせて検討する。 | |
5 | 著作者の権利①?著作権(著作財産権)(各支分権の内容) | 著作者の権利のうち著作権(著作財産権)について、各支分権を条文とともに確認し、あわせて各支分権に固有の問題を検討する。 | |
6 | 著作者の権利②?著作者人格権 | 著作者の権利のうち、著作者人格権について類型ごとにその内容を取り扱う。 | |
7 | 著作権の制限①?制限規定の概観、主要な制限規定(私的複製等) | 著作権法30条以下に規定された著作権の権利制限規定のうち、問題となることが多い規定(私的複製、引用等)を取り上げて重点的に検討する。 | |
8 | 著作権の制限②?その他の制限規定、保護期間 | 著作権の権利制限規定のうち、前回の授業で扱わなかったものを取り上げる。また、著作物の保護期間についても関連する問題とあわせて検討する。 | |
9 | 著作物の利用?利用許諾、出版権 | 著作権者による利用許諾(ライセンス)について、近時の法改正を踏まえて紹介する。また、利用許諾と関連が深い出版権制度をあわせて取り上げる。 | |
10 | 著作隣接権 | 著作権法は、これまで扱ってきた著作者の権利に加えて著作隣接権を保護している。この回の授業では、著作隣接権の内容を概観する。 | |
11 | 権利侵害①?侵害の要件 | これまでの講義内容を踏まえて、著作権侵害が認められる要件を確認し、あわせて侵害判断の手法を具体例を踏まえて検討する。 | |
12 | 権利侵害②みなし侵害、パロディ問題 | 著作者の権利の保護を補完する役割を果たす、みなし侵害制度(法113条)の内容を、近時の法改正を踏まえて紹介する。また、応用問題として著作物のパロディにかかる問題を取り上げて検討する。 | |
13 | 権利侵害に対する救済 | 侵害者に対する差止請求権と損害賠償請求権を中心に、権利侵害に対する救済制度を取り上げる。 | |
14 | 全体のまとめ | 講義全体のまとめを行い、受講者からの質問に答える。 |