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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
開発経済学b/DEVELOPMENT ECONOMICS(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高安 健一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高安 健一 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は、学科専門科目として国際経済や開発途上国に関する専門知識を習得し、望ましい経済政策や制度を作成する資質を身につけることを目的としている。 秋学期の講義の目的は、二つあります。一つは、開発途上国が抱える経済?金融リスクを民間金融機関の視点から把握することです。事例として、ラテンアメリカで深刻化した累積債務問題、重債務貧困国への支援、そして1997年のアジア経済危機を取り上げます。 もう一つは、経済活動の基礎となる人口問題です。世界、アジア、日本、そして地方自治体の視点から幅広く学びます。企業にとって、人口動態はマーケティングや生産活動を推進するうえで欠かせない要素です。 講義を通して履修者が開発途上国が直面する課題やその原因について体系的に理解する能力を養うことができます。課題解決型の学び(PBL)、就活、卒業後の諸活動にも講義内容を活用することを期待します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教員が用意したレジュメ(パワーポイントで作成)に沿って、授業が進行します。 春学期の中盤に、日本国内の地方創生に関する800字程度のペーパーの提出を求めたうえで、同テーマについて全員でディスカッションをする機会を設けます(ZOOM予定)。manabaの機能を使って履修者にフィードバックをします。 授業は、基本的に資料配信型で実施する予定です(PDF資料と音声データのmanabaでの送信)。毎回300字程度の課題をmanabaで提出することが求められます。加えて、学生同士でお互いの課題についてコメントし合う機会を設けます。コロナ情勢により授業形態が変更される可能性があります。第1回の授業に必ず出席してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業計画に掲げられた講義内容について事前に調べたうえで出席する必要があります。manabaに掲載されるレジュメをもとに各自授業内容を復習してください。授業の前後に各1時間程度を使い、予習と普及をすることが望ましい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート(70%)で、①授業内容全般の理解度、②専門用語の理解度、③文書作成技術などを評価する。開発経済学に関する体系的な考察力が達成されているかも問われる。字数は3000字程度を予定している。 毎回の授業後に提出する課題や授業内での発言についても評価対象とする(30%)。 評価: 上記を踏まえ、AA、A、B、Cの4段階で評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
開発経済学bを履修し、開発途上国に関する理解度を高めることが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済開発に関する専門知識を習得し、途上国の貧困問題とその解決に向けた取組、経済成長のメカニズム等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の目的、成績評価等 | 授業全体についての説明と、開発途上国が直面する様々な経済リスクについて学ぶ意義について説明する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
2 | カントリーリスク、ソブリンリスク、格付け | 開発途上国が直面する様々な経済リスクについて理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
3 | 1980年代の累積債務問題、重債務貧困国 | 経済リスクが顕在化した事例として、1980年代のラテンアメリカと1990年代後半以降のアフリカを取り上げるとともに、国際社会の対応について解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
4 | アジア経済危機の背景と処方箋 | 1997年に発生したアジア通貨危機を取り上げ、経済危機の発生原因を開発戦略との関連で解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
5 | 開発戦略の新潮流 | 1990年代に開発途上国で頻発した経済危機の経験を踏まえて、開発経済学や国際開発金融機関の戦略に生じた変化について解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
6 | 開発途上国におけるインフラ整備 | 経済成長の基盤であるインフラ整備について、プロジェクトファイナンスを含めて解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
7 | 情報通信技術と経済成長 | 開発途上国でも急速に普及した情報通信ネットワークと経済成長の関係について解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
8 | 世界の人口問題 | 経済発展を大きく左右する人口問題について、基本用語を含めて解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
9 | 人口を巡る議論とアジア | アジアにおいても少子高齢化に直面する国々が現れ、政策対応を求められていることを解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
10 | 日本の人口問題 | 課題先進国として位置付けられる日本が人口減少問題の克服にどのように取り組んでいるのかを解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
11 | 地方の人口問題 | 地方自治体による人口問題への取り組みを概観することにより、今後の地域開発戦略のポイントについて解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
12 | 新興国の消費市場 | 人口動態と密接な関係を持つ消費市場の拡大と構造変化について解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
13 | 履修者による日本の地域開発に関する討論会 | 履修者が地域開発に関するレポートを作成し、討論をすることにより、授業内容の定着を図る。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
14 | 開発経済学展望 | 開発経済学が取り組んできたテーマや、課題解決に向けたアプローチの変遷について解説する。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |