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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
東南アジア経済論b/SOUTHEAST ASIAN ECONOMY(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金1/Fri 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高安 健一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高安 健一 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は、学科専門科目として国際経済と地域経済共同体についての専門知識を習得し、望ましい企業経営戦略等を構築する能力を身につけることを目的としている。東南アジアで事業を展開している日本企業の視点に立って、地域経済共同体としての東南アジア諸国連合(ASEAN)について学習します。 講義の柱は3つあります。第1は、1967年に発足したASEANがいかなる経緯で地域経済共同体として発展し、多国籍企業をひきつけてきたかを理解することです。第2は、ASEANにおける経済発展の担い手である華橋?華人資本、日本の自動車メーカー、邦銀の活動について学ぶことです。第3は、わが国がASEANのさらなる経済発展のために担うべき役割を考えることです。 講義を通して履修者が東南アジア経済が直面する課題やその原因について体系的に理解する能力を養うことができます。就活や卒業後でも講義内容を活用することを期待する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教員が用意したレジュメ(パワーポイントで作成)に沿って、授業が進行します。授業中に理解度をチェックするために教員より質問がなされることがあります。 秋学期の終盤に、履修者と東南アジア経済との関連性に関する800字程度のペーパーの提出を求めたうえで、同テーマについて全員でディスカッションをする時間を設けます。manabaの機能等を利用して教員よりフィードバックをします。 毎回授業後に400字程度の課題の提出が求められます(manabaで提出)。加えて、学生同士でお互いの課題についてコメントする機会を設けます。 ゲスト講師による講義を実施することになった場合は、ZOOMで行います。 コロナ情勢により授業形態が変更されることがあります。第1回の授業に必ず出席してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業計画に掲げられた講義内容について事前に調べたうえで出席する必要があります。manabaに掲載されるレジュメをもとに各自授業内容を復習してください。授業の前後、各1時間程度をかけて予習と復習を行うことが望ましい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート(70%):①授業内容の基本的把握、②専門用語の理解、③レポート作成技術等を重視して評価する。東南アジア経済に関する体系的な考察力が達成されているかを評価する。字数は3000字程度を予定している。提出はmanabaで行い、締切りについては授業で指示をする。 毎回の授業後に提出する課題や授業内での発言(30%):manabaで提出。 評価: 上記を踏まえ、AA、A、B、Cの4段階で評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
東南アジア経済論aを履修し、東南アジア経済に関する理解度を高めることが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
東南アジア経済に関する専門知識を習得し、現代東南アジア経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の目的、成績評価等 | 秋学期の講義内容を概観するとともに、履修者に東南アジア経済について学習する意義について理解させる。 | |
2 | 第2次世界大戦後の経済発展の軌跡 | 第2次世界大戦後の経済発展の軌跡について、主要経済統計を用いて理解させる。 | |
3 | ASEAN市場に挑む日本企業(NHKスペシャル) | 映像を視聴することを通じて、東南アジア地域で日本企業が直面している課題について理解させる。 | |
4 | 地域経済共同体としてのASEAN(1):形成過程 | 地域経済統合の内容とそれが世界的に広がっている背景について理解させる。 | |
5 | 地域経済共同体としてのASEAN(2):共同体の実現 | 欧州共同体との比較を踏まえながら、地域経済共同体としてのASEANの特徴について理解させる。 | |
6 | 地域経済共同体としてのASEAN(3):将来構想 | 2015年のASEAN経済共同体(AEC)の成立後の地域経済統合に向けた動きを理解させる。 | |
7 | 大メコン圏開発とインフラ整備 | 物流網の整備がASEANの地域経済統合の基盤であることを理解させる。 | |
8 | ASEANの対域外自由貿易協定(FTA)戦略 | 多国籍企業の誘致のためには、域内経済統合に加えて、域外諸国とのFTA締結が鍵を握っていることを理解させる。 | |
9 | わが国自動車メーカーの東南アジアでの事業展開 | ASEANの経済成長の担い手としての日系自動車メーカーの現地での事業展開について理解させる。 | |
10 | 邦銀の東南アジアでの事業展開 | ASEANの経済成長の担い手としての邦銀の現地での事業展開について理解させる。 | |
11 | 経済発展の担い手としての華僑?華人資本 | 東南アジアの経済発展に欠かせない華人資本の動きについて、タイのCPグループの例を交えながら理解させる。 | |
12 | わが国と東南アジアの経済関係(1):ASEANの視点 | 日本と東南アジアとの経済関係が緊密になっていることを主要経済統計を用いて理解させる。 | |
13 | わが国と東南アジアの経済関係(2):日本の視点 | 日本と東南アジアの関係が緊密になっていることを、世論調査や各種資料を用いて理解させる。 | |
14 | 東南アジアに関する学生スピーチ&講義の纏め | 学生に日本と東南アジアの経済関係に関するレポートを基にスピーチをさせることを通じて、知識の定着を図る。 |