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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
ラテンアメリカ経済論b/LATIN AMERICAN ECONOMY(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
中村 久美 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中村 久美 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義のねらいは、学科専門科目として、ラテンアメリカ地域の政治経済および社会問題といった専門知識を習得し、望ましい経済政策や制度設計を立案する能力や、多様な立場?側面から社会経済を認識する能力を身につけることである。 講義の流れとしては、ラテンアメリカ地域の国際史を概観し、対米関係、域内?域外関係を学ぶ。そして、90年代以降、グローバル化のなか、同地域の国々が置かれている状況に鑑み、これらの国々が実施した経済政策によって得られた効果を検証し、残された課題について考察する。 最後に、日本との関係についても取り上げる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は講義形式で、配布するレジュメやパワーポイント資料に沿って行う。 質疑や意見交換は、manabaの掲示板を用いて行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
紹介した参考文献を読むこと。授業の内容をレジュメおよびパワーポイント資料からまとめ、理解を深めること。授業の前後、各1時間程度をかけて予習?復習を行うことが望ましい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
原則として期末レポートで評価する(100%)が、授業への参加度を加味する場合がある。なお、レポートは、授業内容の理解とそれを踏まえた問題意識などを重視して評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
本講義の履修にあたっては、春学期の「ラテンアメリカ経済論a」の履修を推奨する。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ラテンアメリカ経済に関する専門知識を習得し、現代ラテンアメリカ経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ラテンアメリカ地域(1)ラテンアメリカの国際関係史 | ラテンアメリカ地域の域内諸国の領土変遷より、国境?領土問題を理解する。 | |
2 | ラテンアメリカ地域(2)ラテンアメリカと米国 | 独立以降の、ラテンアメリカ諸国と米国との関係を理解する。 | |
3 | ラテンアメリカ地域(3)ラテンアメリカの地域統合① | 1960年代以降のラテンアメリカの経済ブロックや地域経済統合について理解する。 | |
4 | ラテンアメリカ地域(4)ラテンアメリカの地域統合② | 地域統合によって、ラテンアメリカ地域にどのような経済的効果が生じたのかについて理解する。 | |
5 | ラテンアメリカ地域(5)マクロ経済問題と安定化政策 | 1980年代の累積債務問題以降のラテンアメリカ経済について理解する。 | |
6 | ラテンアメリカ地域(6)ネオリベラリズムの浸透と反発 | 1990年代以降の新自由主義政策の選択と、その失敗からの反ネオリベラリズムの潮流を理解する。 | |
7 | ラテンアメリカ地域(7)資源ブームと経済成長 | 2000年代以降の世界的な資源ブームによる経済成長と、資源に依存する経済がどういった問題を抱えるのか理解する。 | |
8 | ラテンアメリカ地域(8)経済自由化の進展と政治変化 | 2000年代以降の、左傾化した国々の政治体制を通じて、ネオ?ポピュリズムを理解する。さらに、ネオリベラリズムで解決されなかった問題について考える。 | |
9 | ラテンアメリカ地域(9)ポストネオリベラリズムの課題 | ラテンアメリカ地域の最近の動向から、各国がどのような状況に置かれているかを理解する。 | |
10 | ラテンアメリカの経済?社会構造(1)産業と企業 | ラテンアメリカ地域の産業と企業の特色を理解する。 | |
11 | ラテンアメリカの経済?社会構造(2)農業と農村 | ラテンアメリカ地域の農業の特色を理解する。ブラジルのセラード開発のケースを取り上げる。 | |
12 | ラテンアメリカの経済?社会構造(3)開発と環境 | ラテンアメリカ地域における環境問題について理解する。 | |
13 | 日本との関係(1) | 日本とラテンアメリカ地域との経済関係について理解する。 | |
14 | 日本との関係(2) | 戦前よりラテンアメリカ地域に入植した日系移民と、1990年代に急増した日系デカセギ労働者について理解する。 |