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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
南アジア経済論b/SOUTH ASIA ECONOMY(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
土2/Sat 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤森 浩樹 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤森 浩樹 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、現代インド経済を政治社会(含む宗教?文化含む)?産業?国際経済といった様々な視点から分析し、多様な側面を持つインド経済の実態を理解していく。 まず、インドの産業発展を踏まえ大国化するインドを概観していく。特に、インド経済の各種トピックスや政治、社会、地域、文化などの諸要素を解説する。 次に、インド産業について、中核をなす主要産業のほか、注目が集まる産業分野までをカバーして解説していく。現地企業のみならず、インド進出した日本企業を中心とした外資企業の動向や勢力図などにも触れる。 さらに、インド進出や対インド取引を検討する企業が直面する実務的上の諸課題について取り上げる。実践的な情報や具体的な事例を通してインド経済の実態を現地感覚も含ませて把握していく。加えて1990年代に始まったグローバリゼーションがインド経済にどのような影響を及ぼしているのかを認識し、その今後の展開や方向性を展望してみる。 授業の目的は、受講生が、今日のインド経済が抱える諸問題の分析能力を身につけることであり、具体的には、1990年代以降にグローバル化の中で経済成長しつつ大国化も目指すインド経済の現状と把握し、同時に抱える多くの課題に直面している構造分析を通じ、インド経済の将来を展望する能力を身につけることである。また、定説や時流に流されず、インド経済の歴史的な方向性とその位置づけを見極める能力を養うことである。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は、主としてオンライン(zoom利用)によるライブ形式にて実施する。 下記に示すテキストを利用し、1回の授業にて、テキストの指定する複数の章を目安に解説?分析していく。このため、(指定する)対応の各章を必ず事前に精読しておくこと。また、テキストは講義に持参すること。また、適宜資料を配布することもある。 なお、教員は随時、受講生に質問を行うこともあるので応答して欲しい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
常日頃より、新聞やインターネット、書籍などで国際経済、なかでもインドの情報に触れるようにする。毎回授業の終わりに次回の授業に関連するキーワードを提示するので、下調べを行うこと。 事後学習 授業で学習した内容の復習と、その授業中に紹介した参考文献などにより学習を深めること。ノートやメモを参照しながら復習し、不明な点がないようにすること。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
1.最終レポート(40%) :授業内容,特に毎回の課題となった問題に基づいて、南アジア経済の体系的な理解が達成されているかを最終レポートで評価する。 最終レポートは2~3つのテーマにつき、必ず利用しなければならないキーワードを複数提示し、それらキーワードを用いて論述するものとなる予定である。 2.講義への参加姿勢?積極性(20%):受講生は毎回の講義の前に、各回のテキストに対応する章を事前に精読してから授業に臨むことが求められる。その授業中での質問およびテキスト読解の際における質問などは、学修活動への積極性として評価する。 3.授業後の小クイズ乃至リアクションペーパー(40%) :小クイズ並びにリアクションペーパーはインド経済の特性について、簡潔に分析ができるようになっているかという点から評価される。 ただし、講義への欠席回数が7回以上の場合、また最終レポートを未提出の場合、 評価の対象外とするので注意すること。試験は実施しない。 |
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関連科目 /Related Subjects |
南アジア経済論aを履修済みであることがのぞましい。国際経済学を同時乃至履修後に本講義を履修することがのぞましい。 |
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備考 /Notes |
到達目標 1.インド経済に関して、その基礎構造や課題を正しく理解し、知識をもてるようになること。 2.インド経済を視る目?観察眼を涵養していくことができる。 3.学んだ日本とインドの経済関係を説明し、その今後を展望し自らの意見を述べることができる。 4.国際経済?アジア経済のおけるインドの位置?存在感を理解できる。 |
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到達目標 /Learning Goal |
南アジア経済に関する専門知識を習得し、現代南アジア経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の概要 授業内容?テキスト?評価方法説明?注意事項?講師自己紹介 | インド基礎知識:地理的位置/地政学的なポジション/人口大国/政治社会制度 | |
2 | 世界最大の民主主義国家の政治?社会① | 世界最大の民主主義国家/統治機構/連邦?州の政治権力/選挙の仕組み/政治推移 | |
3 | 世界最大の民主主義国家の政治?社会② | モディ政権の経済政策/スタグフレーションとの戦い/デジタルインディア | |
4 | インド社会の多様性① | 人口大国?中間層増/高度人材/移民とIT産業/消費で変化する農村部 | |
5 | インド社会の多様性② | 多様な自然環境と都市?地域/ヒンズー教とカースト制/インド映画 | |
6 | データで理解する注目産業① | 輸送機械:自動車?二輪車/自転車/工作機械/トラクター 電機?デジタル:携帯電話/液晶テレビ/PC/白物家電 | |
7 | データで理解する注目産業② | サービス:小売業界全体/eコマース ICT:概況/コンサルティング/地方展開 |
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8 | データで理解する注目産業③ | 資源:鉄鉱石/ダイヤモンド?金/海洋資源 エネルギー:石油?ガス/電力/石炭/再生可能エネルギー |
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9 | 事業展開の基礎知識① | インド進出の形態と留意点/外国投資規制/不動産制度/裁判制度 | |
10 | 事業展開の基礎知識② | 税務:直接税/間接税/移転価格税制 | |
11 | 事業展開の基礎知識③ | 進出日本企業の課題:労務問題 | |
12 | グローバル経済の中のインド① | BRICs一員で地域大国インド/南アジア経済圏(SAARC/ BIMSTEC) | |
13 | グローバル経済の中のインド② | 米欧中日とインド?南アジアの関係/「自由で開かれたインド太平洋」/対パキスタン関係 | |
14 | グローバル経済の中のインド経済③ | アジアにおけるインド/RCEPとインド?南アジア インドのカントリーリスク |