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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
開発経済学a(環経学科用)/DEVELOPMENT ECONOMICS(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高安 健一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高安 健一 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は、学科専門科目として国際経済や開発途上国に関する専門知識を習得し、望ましい経済政策や制度を作成する資質を身につけることを目的としている。 春学期の講義には、二つの軸があります。一つは、貧困研究であり、開発途上国と日本国内の双方について学びます。2030年までの実現が国際的に求められている国連の持続的な開発目標(SDGs)に始まり、貧困について多面的に解説します。もう一つは、民間企業のリソースを活用した課題解決を想定した、リサーチクエッションや研究計画作成への道標を提供することです。マイクロファイナンス、貧困層を対象としたBOPビジネス、ソーシャルビジネスなど、途上国での実践的な動きを紹介します。本講義で想定している国は、バングラデシュです。 担当教員ではない、企業からのゲスト講師による講義を1回予定しています(ZOOM予定)。 講義を通して履修者が開発途上国が直面する課題やその原因について体系的に理解する能力を養うことができます。課題解決型の学び(PBL)への活用も期待します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教員が用意したレジュメ(パワーポイントで作成)に沿って、授業が進行します。 春学期の中盤に、日本国内の貧困問題に関する800字程度のペーパーの提出を求めたうえで、同テーマについて全員でディスカッションをする機会を設けます(ZOOM予定)。manabaの機能等を利用して教員よりフィードバックをします。 授業は、基本的に資料配信型で実施します(PDF資料と音声データをmanabaで送信)。毎回300字程度の課題をmanabaで提出することが求められます。加えて、学生同士でお互いの課題についてコメントし合う機会を設けます。コロナ情勢により授業形態が変更される可能性があります。第1回の授業に必ず出席してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業計画に掲げられた講義内容について事前に調べたうえで出席する必要があります。manabaに掲載されるレジュメをもとに各自授業内容を復習してください。授業の前後に各1時間程度を使い、予習と普及をすることが望ましい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート(70%)で、①授業内容全般の理解度、②専門用語の理解度、③文書作成技術などを評価する。開発経済学に関する体系的な考察力が達成されているかも問われる。字数は3000字程度を予定している。 毎回の授業後に提出する課題や授業内での発言についても評価対象とする(30%)。 評価: 上記を踏まえ、AA、A、B、Cの4段階で評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
開発経済学bを履修し、開発経済学に関する理解度を高めることが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済開発に関する専門知識を習得し、途上国の貧困問題とその解決に向けた取組、経済成長のメカニズム等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の目的、成績評価等 | 現代社会において履修者が開発経済学を学ぶ意義について理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
2 | 国連の持続的な開発目標(SDGs)の概要 | 2030年までの国際的な開発目標であるSDGsが合意された背景について理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
3 | 国連の持続的な開発目標(SDGs)と企業の対応 | SDGsが政府部門に限らず企業部門においても重要な課題になっていることを理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
4 | 研究計画作成への道標 | 開発経済学に関連するプロジェクト活動を推進するにあたり、どのような情報を収集する必要があるかを理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
5 | 貧困とは | 貧困について、その計測方法、政策アプローチなどについて理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
6 | 貧困と教育 | 教育が貧困削減のための有力な手段の一つであり、投資効率に優れていることを理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
7 | 健康&日本の若者の課題 | 健康維持が貧困削減のための有力な手段の一つであることを理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
8 | ダッカ 奇跡を呼ぶ融資 | バングラデシュを取り上げた映像を視聴することを通じて、マイクロファイナンスの貧困削減効果について理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
9 | マイクロファイナンスの概要 | 農村の貧困女性を対象としたマイクロファイナンスが世界的に広まった経緯と、その仕組みについて理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
10 | マイクロファイナンスと貧困削減 | マイクロファイナンスの貧困削減効果について、評価する見方と評価しない見方を対比することを通じて、履修者の理解を深める。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
11 | 全体討論(日本の若者の貧困を考える) | 履修者にとって身近なテーマについて討論することを通じて、春学期に学んだ知識を確認させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
12 | ゲスト講師(予定) | 開発途上国市場の開拓に取り組んでいる企業より講師をお招きして、ビジネスの実態を理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
13 | BOPビジネス | 貧困層を消費者として捉えて貧困削減に取り組むアプローチについて理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |
14 | ソーシャルビジネス | 社会的課題の解決に取り組む起業家やビジネスモデルについて理解させる。 | 毎回の講義テーマについて事前に調べる。講義後、内容を自分で整理して復習する。 |