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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
NPOマネジメント論b(環経学科用)/NPO MANAGEMENT(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高松 和幸 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高松 和幸 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
NPOという言葉が広く使われている。この言葉が,一般に浸透したのは最近のことです。NPOは,非営利組織と訳されますが,その内容については,必ずしも十分に理解されているとはいえないと思います 春学期ではNPOという言葉をめぐって,ボランティア,フィランソロピー,NGO,第三セクター,市民セクターなど,同じ意味の言葉や類似の言葉との比較を行い,もってNPOとは何か,について明らかにすることを目的としました。今学期では、NPOのマネジメントに焦点を当て、NPOの国際比較なども行う予定です カリキュラムポリシーは、NPO(非営利組織)に関する専門知識を習得し、NPOの事業や活動等について分析のうえ、解説できるようにすることです また、ディプロマポリシーは自立した良識ある市民としての判断力と実践力と国際的感性とコミュニケーション能力、時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能を身に着けることを目的とします |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
今学期は遠隔「授業資料?課題掲示による授業」を実施します。そのため以下のような方針で実施します。毎回テキスト(PDF)資料配布します 1.指定のテキスト(PDF)を読んで課題に回答する方式ですすめます 2.課題はその都度、テキストの範囲内で示します 3.参考図書は、事前?事後学習で利用できるように、できるだけ参考文献を示したいと思います 事前?事後学習では、できるだけ参考文献などに当たるようにしてください。レポート課題では、翌授業時にコメントし、捕捉的解説を行うようにします。質疑、意見などはmanabaの掲示板を利用し、全体にもフィードバックできるようにします |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前?事後学修においては、各2時間程度の予習?復習を行うことが望ましい。とくにレポート作成では、事後を含む学習に5時間の準備、その他2時間の準備、合計60時間の授業外学習を目安としています 事前:課題に回答するために指定テキストをはじめ、参考文献に当たることで理解度を高めます。また、メディアに出てくる企業名とその活動についても理解できるようにします 事後:理解したことが、今後の専門的知識の習得に役立つことと、具体的な企業研究ができるようにします |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点?課題回答割合として50%、その内容により評価40%加点、その他質疑など10%加点します | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
経営組織論?全カリ「NPO論」など | ||||||||||
備考 /Notes |
毎回の授業時に、配布資料があります 参考文献:授業時指示 |
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到達目標 /Learning Goal |
NPO(非営利組織)に関する専門知識を習得し、NPOの事業や活動等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 第1回 NPOの会計制度 | アンソニーによれば,NPOの経営組織としての特殊性は,組織の目的が社会に対する「サービスの提供」であって,営利組織のように全組織を挙げて「利益」を獲得することを目的するものではない。「利益目標」がない | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
2 | 第2回 NPOの会計書類 | NPO法(特定非営利活動促進法)によれば,NPO法人に作成が義務づけられている会計書類として,正規の簿記の原則に従って記帳される会計簿に基づいて,財産目録,貸借対照表,収支計算書を作成しなければならな | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
3 | 第3回 NPOの会計基準 | NPO法の第27条は,NPO法人の「会計の原則」について定めている。ここに定められている原則がある | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
4 | 第4回 NPO法人と予算制度 | NPO法人の会計について,「収入及び支出は,予算に基づいて行うこと。」(第27条第1号) と定められている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
5 | 第5回 NPOの業績評価 | NPOは,社会によってその存在が認められている。したがって,NPOの社会的責任の遂行のためには,事業活動についての業績の測定と評価,そしてその結果についての情報開示が不可欠である | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
6 | 第6回 NPOの業績評価の方法 | NPOの経営分析の問題は,主としてNPOの活動の結果としての業績評価の観点からとりあげられる | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
7 | 第7回 財務情報と非財務情報 | 事業の経営指標のうち,数字で表わされた情報を「財務情報」といい,これに対して数字で表わされない情報を「非財務情報」という。経営分析では,これら両者が分析の資料として利用される |
事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
8 | 第8回 NPOの国際比較 | NPOは近代社会において社会的に何か貢献したいという人や,公共的な仕事を手伝いたいという人に対して,その仕組みとして提供されている組織である。こうした組織は,世界各国において共通に成立している | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
9 | 第9回 アメリカのNPO | アメリカは,NPO大国といわれるように,世界最大のNPOセクターを擁している。アメリカの歴史において,建国に先立って非営利組織が重要な役割を果してきた。政府は,非営利組織の成立よりも遅れて誕生している | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
10 | 第10回 イギリスのNPO | イギリスにおけるNPOの生成と発展はチャリティの制度の問題と切り離せない。エリザベス1世の時代,1601年の公益ユース法に始まる。1853年には公益信託法が制定されチャリティ委員会が設けられた | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
11 | 第11回 フランスのNPO | フランスにおけるNPOの生成と発展は中世からの病院財団など,国家と市民との中間に位置する団体が存在したが,フランス革命によりすべての民間団体が解体され,フランスは強力な中央集権国家となった | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
12 | 第12回 ドイツのNPO | ドイツにおけるNPOの現状は,充実した社会福祉ネットワークア張り巡らされた人々の生活の基盤を確固たるものとしている。こうした充実した社会福祉の国家は,教会,民間団体の3者によって作られている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
13 | 第13回 NPOの管理問題 | 高齢者や障害者の介護や,環境保護のための教育などのNPOの活動を遂行していくためには,資金や労力が必要とされる | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |
14 | 第14回 NPOの成立基盤 | 最近では相互扶助の形で行われる非営利的有償サービスへの参加なども,ボランティア活動に含まれるようになり,より多義的なものとなっている | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題質問に応えることで専門的知見を習得する |