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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
憲法入門(法律用)/INTRODUCTION TO THE CONSTITUTION |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部/LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木5/Thu 5 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大藤 紀子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大藤 紀子 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【講義目的】 憲法が、①政治権力を制限し、②国民の基本的人権を保障する規範であること、また③国家の法規範のなかで最高の効力を有する規範であることを理解する。国民主権、権力分立、基本的人権の保障を中心に、総論部分の基礎的な理解を得ることを目標とする。 【講義目標】 憲法とは何か、その特質、基本的人権の保障や統治機構の基本的な問題について扱う。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本授業は講義形式の科目であるが、オンライン形式で、ManabaおよびPorta IIを用いた資料配布-課題提出型の授業を行う。 レジュメ等を通じてポイントを学び、課題に答えること。 なお、授業形態の一部に変更がある場合には、manaba、Porta IIでその都度事前に通知する。 憲法の総論部分の学習には、理論的な考察が必要なので、2冊の教科書と判例集を繰り返しよく読んで理解に努めること。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業で扱われる論点について、とにかくテキストを熟読し、よく考えて課題を実施すること。 また単元ごとにノートを整理すること。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
課題の提出 90% ノート提出 10% |
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関連科目 /Related Subjects |
憲法?人権 憲法?統治 憲法?発展 |
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備考 /Notes |
上記テキストのほか、『小六法』を必ず手許に置き、憲法および関連する法律の条文を確認すること。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
憲法および公法領域の入門的知識を習得し、これらについての基礎解釈ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | はじめに | 授業の概要を解説 | |
2 | 憲法の意味と特質 | 近代以降の「憲法」の意味とその特質について | |
3 | 日本国憲法と明治憲法の比較 | 現行の日本国憲法と明治憲法の内容や諸原理の違いについて | |
4 | 日本国憲法の基本原理 | 近代立憲主義としての日本国憲法の基本原理について | |
5 | 基本的人権の観念 | 基本的人権の特質について | |
6 | 基本的人権の享有主体① | 天皇?皇族、法人、未成年者の人権について | |
7 | 基本的人権の享有主体② | 外国人の人権について | |
8 | 基本的人権と公共の福祉 | 不可侵の人権が「公共の福祉」によって制限されることの意味について考える | |
9 | 特別権力関係論とその問題点 | 明治憲法時代に通用した「特別権力関係論」の内容と問題点について | |
10 | 私人間における人権の保障と限界 | 私人同士の争訟への憲法の人権規定の適用について、考察する | |
11 | 包括的基本権① | 13条が定める生命?自由?幸福追求権が保障する内容について考察する | |
12 | 包括的基本権② | 関連判例を学ぶ | |
13 | 法の下の平等① | 日本国憲法14条の定める法の下の平等の意味、平等の観念について | |
14 | 法の下の平等② | 関連判例を学ぶ |