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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
民法入門(国関?総政用)/INTRODUCTION TO CIVIL LAW |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部/LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火1/Tue 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
小野 秀誠 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小野 秀誠 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
民法入門では、法律や民法全般の制度の概要と民法総則編の前半(1条~89条)を習得します。 まず、本講義では、民法を素材に、法律の体系やでき方、私法の体系と意義、法律の解釈、判例の意味など、法律学習の基礎を修得します。 ついで、民法総則の前半を学びます。民法総則は、民法典第1 編を指し、通則、人、法人、物、法律行為、時効などを対象とします。民法全体の概論ではないので、注意してください。民法総則の後半は、民法Iの講義の対象です。 民法全体を知るには、民法総則のほか、物権、債権総論、債権各論、親族、相続の各授業を聴くことが必要です。卒業までに、あわせて履修してください。受講生は、本講義での基本的知識の習得により、民法の発展科目の導入?準備をすることになります。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式が基本となりますが、できるだけ双方向的な授業とするために、「受講生に質問を発し、回答を求める」という、いわゆるソクラティック?メソッドが加味されます。受講生は、課題を予想し、回答するだけの準備をする必要があります。 授業は、条文を中心に学ぶことになりますが、適宜、テキストや参考文献が参照されます。受講生は、教員による説明まで的確に理解することが必要です。 新型コロナ(Covid-19)の流行の状況にもよりますが、遠隔授業の予定です。授業の連絡や資料の配布には、マナバを使用するので、受講生は、毎回、必ず確認してください。具体的な方法は、あらためて公表します。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
シラバスに従い該当部分の予習、復習が必要です。受講生は、あらかじめテキストの該当項目を精読することが求められます(予習に1時間、復習に2時間を目安とします)。授業では、確認の趣旨で毎回、質問が出されます。また、授業終了後、毎回、マナバ上に課題を出し、回答してもらいます(自動採点方式)。受講生は、結果をみて、再度ノートやテキストを精読します。また、日常、新聞やニュースに注意して、民法関連の動向を把握することが必要です。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
定期試験に代わるレポート8割、毎回の小テストと課題の処理等2割を目安とします。レポートは、記述式で、評価のポイントは、授業内容に基づき、論点を的確にとらえ、内容を習得していることです。具体的には、コア?カリキュラム(電子配布)に従い説明できるようになることが必要です。 |
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関連科目 /Related Subjects |
民法全体を知るには、民法総則のほか、物権、債権総論、債権各論、親族、相続の各授業を聴くことが必要です。民法I,II,III,IV,V。卒業までに、あわせて履修してください。 | ||||||||||
備考 /Notes |
実定法の講義の性質上、必ず六法を参照してください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
民法および民事法領域の入門的知識を習得し、これらについての基礎解釈ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 法律と常識13 六法15 法のモデル28 民法の体系、編別29、31 判例集50、169 不法行為と刑法33 民法の科目32 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
2 | 序説、私法と公法、私法の分類、民法の体系 | 不平等条約、条約改正22 ボアソナード25 民法の起草者25 立法者39 太政官布告 (芸娼妓契約)39,42 マリアルース号事件43 条理?太政官布告41 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
3 | 信義則、権利の濫用 | 判例50 宇奈月温泉事件57、信玄公旗掛松事件58 事実審、法律審60 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
4 | 民法の基本原理、私権、法的主体 | 民法の起草方針37 権利の主体と客体30 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
5 | 人、自然人、失踪宣告、制限能力 | 人の能力67 権利能力、意思能力、行為能力67 未成年者、妻の能力69 取消権と特権68 住所?星嶺寮事件71 失踪119 失踪宣告の取消120 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
6 | 法人 | 法人論75 税理士会事件75 八幡製鉄政治献金事件79 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
7 | 法的客体、物、所有権 | 債権者の平等36 物の集合、定着物33 債権者の平等36 干潟の所有権81 家となる時期 土地と建物84 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
8 | 所有権、所有権移転 | 意思主義87 無権利の法理87 親亀?子亀88 二重譲渡、対抗要件主義90 動産の場合94 物権変動の判例106 第三者制限判決108 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
9 | 法律行為総論、意思自治、強行法規、任意法規 | 法律行為110 法の解釈、馬つなぐべからず111 カフェー丸玉事件129 念仏事件129 慣習、太政官布告?裁判事務心得41 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
10 | 法律行為、公序良俗、暴利 | 前借金事件 (芸娼妓契約)44 人身売買47 契約の無効47 若年定年制 47 公序良俗 112 利息制限法175 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
11 | 意思表示総論、意思主義と表示主義 | 意思の欠如、瑕疵 黙示の意思表示71 無効88 取消68 債権の優越的地位137 ベニスの商人156 心裡留保、通謀虚偽表示、錯誤、詐欺、強迫と脅迫 陸軍工廠事件116 |
条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
12 | 意思表示各論、代理 | 錯誤、詐欺、強迫、代理 |
条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
13 | 無効と取消、条件と期限 | 不当利得、原状回復義務の発生118 不法原因給付123 カセイソーダ事件124 現存利益 119 無断駐車158 事実的契約関係、不当利得158 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |
14 | 時効 | 事実と法の乖離、担保、時効93 | 条文の下読み。テキストの予習と復習。左の頁の部分 |