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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
民法Ⅰ(代理?時効?物権総論)/CIVIL LAW I (LAW OF REALTY)
開講所属
/Course Offered by
法学部/LAW
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火1/Tue 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
小野 秀誠

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小野 秀誠 法律学科/LAW
授業の目的?内容
/Course Objectives
民法Iは、民法入門に続く部分で、民法総則編の後半(90条~174条の2)を対象に習得します。物権法の前半 (175条~294条)も含まれています。
民法は私法の一般法のため、商法などの特別法に規定のない事項は、すべて民法が参照されます。民法総則は、民法典第1 編を指し、通則、人、法人、物、法律行為、時効などを対象がとなります。民法全体の概論ではないので、注意してください。民法総則の後半と物権法の前半の、権利の変動を中心に学ぶことになります。
民法全体を知るには、民法総則のほか、物権、債権総論、債権各論、親族、相続の各授業を聴くことが必要です。卒業までに、あわせて履修するように心がけてください。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
講義形式が基本となりますが、できるだけ双方向的な授業とするために、「受講生に質問を発し、回答を求める」という、いわゆるソクラティック?メソッドが加味されます。受講生は、課題を予想し、回答するだけの準備をする必要があります。
授業は、条文の解釈を中心に学ぶことになりますが、適宜、テキストや参考文献を参照する方法を身につけることも必要です。受講生は、教員による説明までを的確に理解してください。
 新型コロナ(Covid-19)の流行の状況にもよりますが、遠隔授業の予定です。授業の連絡や資料の配布には、マナバを使用するので、受講生は、毎回、必ず確認してください。具体的な方法は、あらためて公表します。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 シラバスに従い該当部分の予習、復習が必要です。受講生は、あらかじめテキストの該当項目を精読することが求められます (予習に1時間、復習に2時間を目安とします)。授業では、確認の趣旨で毎回、質問が出されます。また、授業終了後、毎回、マナバ上に課題を出し、回答してもらいます(自動採点方式)。受講生は、結果をみて、再度ノートやテキストを精読します。また、日常、新聞やニュースに注意して、民法関連の動向を把握することが必要です。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
民法総則
著者
/Author name
小野秀誠ほか
出版社
/Publisher
法律文化社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2018
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
物権?担保物権法
著者
/Author name
本田純一ほか
出版社
/Publisher
法律文化社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2019
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
民法判例百選I
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
2018
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 定期試験に代わるレポート8割、毎回の小テストと課題の処理等2割を目安とします。レポートは、記述式で、評価のポイントは、授業内容に基づき、論点を的確にとらえ、内容を習得していることです。具体的には、コア?カリキュラム(電子配布)に従い説明できるようになることが必要です。

関連科目
/Related Subjects
民法全体を知るには、民法総則のほか、物権、債権総論、債権各論、親族、相続の各授業を聴くことが必要です。民法II,III,IV,V。卒業までに、あわせて履修してください。
備考
/Notes
実定法の講義の性質上、必ず六法を参照してください。
到達目標
/Learning Goal
代理?時効?物権変動に関する基本的な制度や概念、および、重要な判例や学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 民法Iの講義の対象と進め方を把握する。 六法を持参し、民法の目次を読んでおく。事後も条文をみて、体系を把握する。
2 法律行為 法律行為の総則部分、90条から92条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
3 意思表示 意思表示、93条から98条の2を理解する。
民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
4 代理1 (有権代理) 代理のうち、有権代理、99条から106条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
5 代理2 (無権代理) 代理のうち、無権代理、107条から118条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
6 無効と取消 無効と取消、119条から126条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
7 条件と期限 条件と期限、127条から137条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
8 時効1 (総則、意義) 時効のうち、総則部分、144条から161条を理解する。前提となる期間、138条から143条も理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
9 時効2 (取得時効、消滅時効) 時効のうち、取得時効、消滅時効、162条から169条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
10 物権総則 物権の総則、175条から179条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
11 物権変動 物権変動、176条、177条、178条と192条を有機的に理解をする。観念的占有 (182条から184条)も理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
12 占有権 占有権の180条から205条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
13 所有権 所有権の206条から246条を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。
14 用益物権 地上権(265条以下)、永小作権(270条以下)、地役権(280条以下から294条)を理解する。 民法の条文とテキストの該当部分を読んでおき、事後も知識を確認する。

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