2024欧洲杯投注官网_沙巴博彩公司-官网平台

基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	刑法各論Ⅱ／CRIMINAL LAW (CRIMES) Ⅱ
開講所属 ／Course Offered by	法学部／LAW
ターム?学期 ／Term?Semester	2021年度／2021 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	木2／Thu 2
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2,3,4
主担当教員 ／Main Instructor	若尾　岳志

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
若尾　岳志	総合政策学科／POLICY STUDIES

授業の目的?内容 ／Course Objectives	[目的]どのような「犯罪が成立するかどうか」、法的な思考に乗せて、考え、結論が出せるようになりましょう。刑法総論Ⅰ?Ⅱ、刑法各論Ⅰ?Ⅱと学んでいけばできるようになると思います。 [概要]刑法各論では、刑法典の各則に定められた個別の犯罪類型をそれぞれ検討していきます。検討に当っては、刑法の基本原理や、犯罪論の理解が必要ですので、なるべく刑法入門、刑法総論Ⅰ?Ⅱなどを（少なくとも同時に）受講しておくようにしてください。 刑法典の各則に規定される犯罪類型は、大きく三つに分類されます。個人的法益に対する罪、社会的法益に対する罪、国家的法益に対する罪の三つです。秋学期は、主に個人的法益に対する罪のうち財産罪を取り上げます。
授業の形式?方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	授業は、講義形式で行われます。 一回一回の授業に関しては、 ①事前に、テキストの該当箇所を読んできていることを前提に、パワーポイントを提示しながら、話を進めていきます。 ②事後に、テキストを読み返し、さらに学習を進めてもらい、MyDOCでの小テストを受けてもらいます。 例年、受講生がさほど多くないので、全面的に対面授業で授業を行う予定ですが、 もし、受講生の数と教室のキャパシティとの関係で、「密」を避けられない場合には、遠隔授業（オンデマンド型）に切り替えることもあります。
事前?事後学修の内容 ／Before After Study	授業前（事前）に、次の授業でやる個所を、テキストで読んでおいてください。 授業後（事後）に、授業でやったこと、あるいはテキストに書かれていることに関する基本問題?応用問題をMyDOC上の小テストで取り組んでください。テキスト等を読んでから（あるいは読みながら）受験していただいて結構です。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 刑法各論　法律学講座双書(最新版) 著者 ／Author name 西田典之?橋爪隆補訂 出版社 ／Publisher 弘文堂 ISBN ／ISBN 978-4-334-30479-8 その他（任意） ／other 上記のISBNは、第七版（2018年3月）のものです。
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 刑法各論［第五版］ 著者 ／Author name 曽根威彦 出版社 ／Publisher 弘文堂 ISBN ／ISBN 978-4-335-31364-6 その他（任意） ／other 2020年度までこのテキストを指定していました。2013年の自動車運転処罰法や2017年の性刑法改正に対応していないため、第2順位にしましたが、テキストとしてはこちらの方をお勧めします。
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/???名 ／Title 刑法各論(最新版) 著者 ／Author name 松原芳博 出版社/URL ／Publisher 日本評論社 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/???名 ／Title 法学検定試験問題集（ベーシック〈基礎〉コース）（最新版） 著者 ／Author name 法学検定試験委員会編 出版社/URL ／Publisher 商事法務 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/???名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	平常点(事前?事後の課題等)40％、期末レポート(論述式)60％ 平常点は、MyDOCでの小テストとなります。基本的には多肢選択式の問題です。（毎週実施する予定です） （内容的にはテキストに書かれていることを中心としつつ、応用レベルの問題も出します） 期末レポートは、60点満点で実施される予定です。記述?論述が必要です。 （内容的には、応用レベルの事例問題となります。）
関連科目 ／Related Subjects	刑法入門???刑法入門を履修しておかないと、この授業の理解が困難になると思います。 刑法総論（Ⅰ、Ⅱ）???並行して履修しておくことを強くお勧めします。
備考 ／Notes	※授業計画は目安です。 ※獨協大学のシステム（PorTaⅡやMyDOCなど）を使って課題を課します。 ※前年度末に実施される授業評価アンケートや、前年度の学生の理解度（定期試験の実施結果）などを見て、授業のやり方を調整することがあります。必ず、初回の授業を受講し、変更点がないか、確認してください。
到達目標 ／Learning Goal	刑法各論の論点、各犯罪の成立要件、判例?学説を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前?事後学修の内容 ／Before After Study
1	イントロダクション（刑法各論Ⅰの復習）	刑法の基本的な事柄（＝易しいということではなく、重要なこと）と刑法各論の基本的な事柄を確認します。なお、財産罪の全体像について学習します。	事前に、テキストの該当箇所に目を通しておくこと。 事後のMyDOCの小テストは、できるだけ実施しますが、この初回は成績評価の対象にはしません。
2	財産罪総論(財産罪の体系)	財産罪の全体像について学習します。特に財産罪の体系の理解?記憶は必須です。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
3	窃盗罪1 (保護法益論)	ここでは窃盗罪の保護法益に関する議論を学習します。本権説対所持説の対立は、奪取罪（占有移転罪）共通の議論です。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
4	窃盗罪2(占有概念)	刑法における占有概念を学習します。第3回の内容が第4回に食い込むことがあります。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。（不法領得の意思の話は、次回） 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
5	窃盗罪3(不法領得の意思)	不法領得の意思について学習します。領得罪に共通の議論（横領罪は少し特殊です）です。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
6	強盗罪1(強盗罪)	強盗罪の全体像を把握し、強盗罪と恐喝罪の区別や強盗罪と事後強盗罪の区別について学習します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
7	強盗罪2(事後強盗罪)	主に、事後強盗罪の法的性質を中心に学習します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
8	奪取罪の諸問題	第1回～第7回までの学習の進行状況に応じて、必要なことを学習します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
9	詐欺罪1(詐欺罪総説)	ここからは交付罪である詐欺罪に入ります。交付罪の全体像把握、詐欺罪の全体像把握をし、詐欺罪で特に問題となる「財産上の損害」について学習します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
10	詐欺罪2(交付?処分行為)	詐欺罪の成立に必要な欺罔行為（詐欺行為）や交付?処分行為について学習しつつ、詐欺罪の諸形態にも入ります。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
11	詐欺罪3(詐欺罪の諸問題)	キセル乗車や三角詐欺について学習します。特にクレジットカード詐欺は難しい内容を含んでいます。不法原因給付と詐欺罪も重要です。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
12	恐喝罪	恐喝罪の論点は、すでにほとんど話し終えていますので、特に重要な「権利行使と恐喝」を中心に学習します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
13	横領罪1(横領罪総説)	横領罪の全体像を学習したうえで、横領罪の基本的な事柄を学習します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。
14	横領罪2(横領罪と背任罪)	横領罪に関して、「誤振込み」などの論点を学習し、横領罪と背任罪の区別を理解します。	事前にテキストの該当箇所を読んでおくこと。 事後のMyDOCの小テストは実施予定。