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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際取引法/INTERNATIONAL BUSINESS LAW
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火4/Tue 4
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
山田 恒久

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山田 恒久 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
本講義は、「国際取引」の取引の主体となる企業等の組織、国際取引の諸形態を為す契約の分析、国際取引を規律する様々な国際ルール、国際取引に伴う国際課税問題、更に国際取引から派生する紛争解決の仕組み等の分野を対象とする授業であり、学生は、これらの分野について、とくに①国際取引と国内取引との相違、②国際取引に適用される法律や制度の仕組み、③紛争が生じたさいの解決のルール等の知識を習得するとともに、卒業後において国際的な業務活動に触れる場合に、どのように対応するのかについての心構えを養うことができる。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
今年度は、教室を使用した対面の講義は行わず、各講義回の開講日時にWebで公開される講義資料を各自が読み、そこに指示されている講義課題に対するレポートを作成して提出するという、資料提示型オンデマンド方式を採用する。
したがって、受講生は、各講義回毎に毎回課される課題レポートを提出する必要があるので留意されたい。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学修:本シラバスにおいて、各講義回毎に事前に学修を指示されている資料を確認しておくこと。
事後学修:講義で配付された資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出すること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
レクチャー国際取引法 αブックス (第2版)
著者
/Author name
松岡 博【編】
出版社/URL
/Publisher
法律文化社(2018/05発売)
ISBN
/ISBN
JAN 9784589034236
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
国際取引法 (第4版)
著者
/Author name
   佐野 寛【著】
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
ISBN:978-4-641-04672-6
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
各講義回毎に課されるレポートの、レポート内容、書式遵守状況、及び、作成方法の遵守状況を、総合的に判断して評価する。
関連科目
/Related Subjects
国際取引という分野は、民法、商法、国際私法、民事訴訟法、及び、国際民事訴訟法の競合する特殊分野である。したがって、これらの科目に関する充分な知識が前提となると思われます。
備考
/Notes
内容が専門に関わるため、受講するにあたっては、受講を継続するための強い意思と努力が必要と思われます。
また、テキストは指定しません。参考書と講義資料を使って学んでください。
到達目標
/Learning Goal
国際取引法の法源、国際私法による契約準拠法の意義、国際売買契約を通して契約の成立から終了にいたる仕組みを正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 第一章 国際取引法の法源 ⇒各国の実質法(直接適用される実質法、又は、いずれかの国の国際私法を経由した実質法)について学ぶ
事前:国際海上物品運送法を事前に確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
2 第二章 国際取引の当事者
   (1)自然人
自然人の権利享有、能力について学ぶ 事前:民法4条、外国人土地法、船舶法などを確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
3  同 (2)法人  設立準拠法説と本拠地法説の対立、及び、法人の権利享有/法人の種類について学ぶ 事前:民法35条、36条、会社法817条、821条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
4 第三章 国際取引契約の基本事項
   (1)申込
国際取引契約の申込の特殊性、各国の法制度の相違などについて学ぶ 事前:民法521条~527条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
5  同 (2)承諾、条件付き承諾 交叉申込み、合意に不可欠の要素などについて学ぶ 事前:民法528条~532条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
6  同 (3)捺印証書と約因 英米法に固有の契約成立条件について学ぶ 事前:民法446条、550条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
7  同 (4)契約の重要事項の概観 品質、見本、保険、価格、決済などの概観について学ぶ 事前:インコタームズ2020を概観しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
8  同 (5)方式と書式の戦い 方式の意義、及び、準拠法、並びに、書式の戦いに関する問題点について学ぶ 事前:国際物品売買契約に関する国際連合条約<CISG>の19条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
9 第四章 国際取引契約の実際
   (1)保険の詳細
貿易保険、海上保険の仕組みなどについて学ぶ 事前:国際海上物品運送法8条~11条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
10  同 (2)決済の詳細 信用状決済、D/A、D/P決済などについて学ぶ 事前:国際海上物品運送法1条~7条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
11  同 (3)貿易条件の詳細 インコタームズの内容について学ぶ 事前:インコタームズ2020を再確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
12  同 (4)重要な書面の詳細 船荷証券、運送状、商業送り状などについて学ぶ 事前:第10回及び11回の講義回の資料を再確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
13 第五章 国際取引と紛争解決
   (1)仲裁
仲裁地、仲裁契約、仲裁裁定及びその執行について学ぶ 事前:仲裁法25条~35条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。
14  同 (2)訴訟 国際裁判管轄、並びに、外国判決の承認、及び、執行について学ぶ 事前:民事訴訟法3条の2~3条の9、及び、118条を確認しておく
事後:資料をよく読み、課題に対するレポートを作成して提出する。

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