シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
国際関係史a/INTERNATIONAL RELATIONS HISTORY a |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月2/Mon 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
永野 隆行 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義の目的は、オーストラリアの歴史をイギリスの植民地時代から第二次世界大戦終結時まで振り返り、現代オーストラリア理解の一助とすることである。 多くの日本人が観光客、留学生として訪問し、また経済的にも日本と繋がりが深い国でありながら、オーストラリアがどのような歴史をたどってきたのかを知る者はおどろくほど少ないのが現状である。また知りたいと思っても、日本では情報がそもそも少なく、オーストラリアを知る機会はおのずと限られてしまっている。 本講義では、イギリス人が18世紀後半に入植してから、6つの植民地がそれぞれ発展を遂げ、それが1901年にオーストラリア連邦として独立し、そして20世紀前半の二つの世界大戦を経験するまでの、オーストラリアの歴史を、イギリス(英帝国、英連邦)やアメリカ、アジア地域(日本や中国、東南アジア)との関係の中で振り返っていく。 本講義ではレジメを配付する。なお2?3回程度、理解度確認テストを授業内に実施する予定である。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は100名以上の履修者が予想されるため、外国語学部のガイドラインに従い、オンデマンド形式(授業を録画した動画を配信する形式)で行います。なお、動画の視聴に当たっては以下の点にご注意をお願いいたします。 (1)パワーポイントのスライドや図表を画面共有しながら授業を行います。スライドは情報量が多く、文字も小さいので、スマートフォンなどでは見にくくなります。なるべくタブレット端末やPCをご利用ください。 (2)授業で画面共有するパワーポイントスライドは、あらかじめmanabaでPDFにて配布します。スマートフォンなど画面の小さい端末で受講する場合は、スライドを印刷しておいて受講するといいでしょう。 (3)授業に関する情報(動画の保管場所、レジメや参考資料の配布)ならびに小テスト回答や最終レポートの提出は全てmanabaを通じて行います。 (4)小テストについては、授業動画内で発表し、提出締め切りまでの期間を2週間に設定します。動画の視聴が遅れたため、小テストに気づかなかったということのないようにご注意ください。遅延は一切認めていません。 (5)小テストは、それを通じて受講者が授業の理解度を確認するためのものです。授業で小テストの解説を行いますが、受講生に個別に採点結果を配布することはしません。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習】 授業用レジメに目を通し、講義の概要を把握しておくこと(レジメは授業の概要を把握できるように作成してある)。その上で、わからない用語や史実があったら事前に調べておくこと。 【事後学習】 授業用レジメと、講義ノートを振り返り、講義の概要を改めて確認するとともに、不明点や見落とした点がないか確認すること。疑問点があれば放置せず、教員に質問すること。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
不定期に実施する数回の小テストの実施(40%)と学期末レポート(60%)による評価。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
参考文献:講義第一回目に詳しい参考文献リストを配布。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
国際関係史の概括、根幹となる重要な諸項目、および、国際関係史に関する重要な概念や制度を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | イントロダクション?オーストラリアを学ぶ意義 | 授業概要の説明と、オーストラリアの基本情報を提供します | |
2 | 植民地オーストラリア①?植民地の誕生 | イギリスがなぜオーストラリアに植民地を建設したのかを中心に考える | |
3 | 植民地オーストラリア②?植民地の発展 | 囚人植民地から自立した植民地への発展の過程を見ていく | |
4 | 大英帝国?英連邦とオーストラリア①?英帝国のなかのオーストラリア | イギリス帝国の中でのオーストラリアの位置づけを考える | |
5 | 大英帝国?英連邦とオーストラリア②?英連邦、コモンウェルスのなかのオーストラリア | イギリス帝国から英連邦への変遷のなかでのオーストラリアの位置づけを考える | |
6 | ゴールドラッシュと白豪主義政策 | 19世紀後半のゴールドラッシュがオーストラリアに与えた影響を考える | |
7 | 講義前半の総括と質疑応答 | 授業前半のまとめと履修者からの質問に答えます | |
8 | 多文化主義社会オーストラリア | オーストラリアが白豪主義から多文化主義社会に変貌を遂げた背景を考える | |
9 | 20世紀初頭の戦争とオーストラリア?「二つのナショナリズム」 | オーストラリアにとっての戦争を考える | |
10 | 20世紀初頭の戦争とオーストラリア?第一次世界大戦とアンザック精神 | 第一次世界大戦はオーストラリアのナショナリズムにどのような影響を与えたのかを考える | |
11 | 20世紀初頭の戦争とオーストラリア?第一次世界大戦とオーストラリア国内社会 | 第一次世界大戦はオーストラリア社会にどのような影響を与えたのかを考える | |
12 | 第二次世界大戦?アジア国際関係と黄禍論 | 第二次世界大戦はオーストラリアにどのような影響を与えたのかを考える | |
13 | 2つの捕虜収容所?アンボンとカウラ | オーストラリアにとっての第二次世界大戦の意味を考える | |
14 | 総括と質疑応答 | 授業全体のまとめと履修者からの質問に答えます |