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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際政治特講(ドイツ古典哲学における戦争と平和と政治 b)/INTERNATIONAL POLITICS, SPECIAL LECTURE
開講所属
/Course Offered by
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
杉田 孝夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
杉田 孝夫 法律学科/LAW
授業の目的?内容
/Course Objectives
本講義では、18世紀後半から19世紀前半における戦争と平和と政治をめぐる議論(テクスト)の文脈(コンテクスト)の分析を行う。対象となる時期は、ほぼ200年ほど前の1780年代から1830年代までの時期であり、イギリス産業革命、アメリカ独立革命、フランス革命、ナポレオン戦争と神聖ローマ帝国の終焉といった歴史的事件が集中した時期である。まさに世界史的な構造転換が起こった時期である。ドイツ古典哲学の著者たちが同時代をどのように読んだのか、そこに表れたかれらのテクストの歴史的制約とその制約に条件づけられた普遍性を析出することが本講義の課題である。本年度はヘーゲルの『法の哲学』(1821)の精読を通じて、この課題に取り組む。とくに、カントの『人倫の形而上学』(1797)やフィヒテ『自然法論』(1796‐1797)との法政治哲学的な連関に留意して解読する。難解だとして敬遠されがちなテクストの意味とコンテクストをできるだけわかりやすくかつ正確に示したい。どれだけ読解の面白さを伝えることができるか、チャレンジしたい。秋学期は第三部「人倫」を扱います。この200年の間のヘーゲル『法の哲学』がドイツおよび日本でどのように読まれてきたのかということについてもテクスト読解の合間に折々触れていきたい。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業形式と方法:
授業形態:原則的には教室での対面授業 対話型の講読ゼミ
(「 コロナウィルスの感染状況が深刻になった場合には、オンライン授業に切り替えるので、manabaのコース情報に注意。)
授業の構成は「講義?質疑応答?講義?質疑応答?リアクションペーパーの作成提出」
次回の授業の構成は「リアクションペーパーへの応答?講義?質疑応答?講義?質疑応答?リアクションペーパーの作成提出」以下、このサイクルで進める。これによって双方向の授業形式を確保する。
なお当日の講義ノートおよび資料はmanabaにアップロードする。
対面の授業に出席できなかった場合は、manabaにアップロードしている当該講義ノートや資料を読み、同じ週の木曜日までにリアクションペーパーをmanabaのレポートシステムを通じて提出する。
リアクションペーパーでの質問に対する応答は同一週の金曜日にmanabaに一括して応答する。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
まずは毎回講義に出席し受講するという当たり前のことをしっかり実行してほしい。配布資料やノートにメモを取りながら講義を理解すること、そして図書館で関連文献を読み、ノートを補充して復習すること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
法の哲学(下)(岩波文庫)
著者
/Author name
ヘーゲル(上妻精訳?佐藤家康邦訳?山田忠彰訳
出版社
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
9784003363027 
その他(任意)
/other
2021年
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
教養のヘーゲル『法の哲学』
著者
/Author name
佐藤康邦
出版社/URL
/Publisher
三元社  
ISBN
/ISBN
978‐4‐88303‐411‐6
その他(任意)
/other
2016年
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
はじめてのヘーゲル『法の哲学』
著者
/Author name
竹田青嗣?西研
出版社/URL
/Publisher
講談社 現代新書
ISBN
/ISBN
978‐4‐06‐522141-9
その他(任意)
/other
2020年
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
加藤尚武
著者
/Author name
ヘーゲルの「法」哲学
出版社/URL
/Publisher
青土社、
ISBN
/ISBN
4791752457
その他(任意)
/other
1993年
評価方法
/Evaluation
毎回のリアクションペーパー、および最終レポートを10点満点で採点し、学期全体の平均点にもとづく。
関連科目
/Related Subjects
前期開講の「国際政治特講(ドイツ古典哲学における戦争と平和a)」を合わせて受講することが望ましい。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 第三部 人倫
第1章家族
A 婚姻
§142‐157
§158‐160
§161‐169
2 B 家族の資産
C 子供の教育と家族の解体
  家族の市民社会への移行
§170‐§172
§173‐180
§181
3 第2章 市民社会
A 欲求の体系
a欲求および満足の様式
b労働の様式
c資産
§182‐§188
§189‐§208
§190‐§195
§196‐198
§199‐§208
4 B  司法
a 法律としての法
b法律の定在
§209‐§210
§211‐§214
§215‐§218
5 c裁判 §219‐§229
6 C 行政と職業団体
 a 行政
§230
§231‐§249
7 b 職業団体 §250‐§256
8 第3章 国家
A国内法
§257‐§259
§260‐§274
9 a 君主権
§275‐§286
10 b統治権 §287‐§297
11 c立法権
§298‐§320
12 II 対外主権 §321‐§329
13 B 国際法
§330‐§340
14 C 世界史 §341‐§360

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