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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法社会学b(総政用)/LEGAL SOCIOLOGY b
開講所属
/Course Offered by
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月2/Mon 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
佐伯 昌彦

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐伯 昌彦 法律学科/LAW
授業の目的?内容
/Course Objectives
法社会学は,法の社会内における実際の作動過程や,法が果たす役割等について,社会科学的な手法を用いて探求する学問分野である.ここでは,①法が実際に果たす機能に関する社会科学的考察と,②社会科学の法における利用の問題について主として学ぶ.いずれにおいても社会科学の手法を用いた研究について学ぶことになる.本講義を通して,法の機能,その運営の在り方を検討するために,法の規範内容だけに注目するだけではなく,社会科学の諸観点からアプローチする視点を修得する.
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
原則対面式のうえ,講義形式で授業を行う.状況等に鑑みオンデマンド型との併用を要する場合は,適宜オンデマンド型で実施する授業日の指定を個別に行う.授業は主としてパワーポイント資料を補助資料として用いながら進める.同資料はあくまで補助資料であるので,それを参照しつつ教員の口頭での説明を理解し,適宜メモをとっていくことが求められる.
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学習として講義時に利用するレジュメを事前に一読しておくこと(これ自体は15分程度で足りるが、さらに参考文献中関心のあるものを事前に読み進めることは推奨される).
また,講義資料において適宜参考となる文献や発展的な学習を促すための素材を紹介しているので,それをもとに関心のある部分についてさらに事後の学習を進めることを推奨する(自身の関心に即して学習を進めるので事後学習時間に要する時間に上限はない).
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
教科書の指定はしない
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
法と社会科学をつなぐ
著者
/Author name
飯田高
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4641125803
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
試験の実施は困難であると見込まれるため,レポートによって評価することとする.レポートの具体的な内容や締め切り時期については追って連絡するが,講義内容を踏まえて自分なりに問題関心を形成し,その問題関心に対して社会科学的な方法によってアプローチする思考様式が涵養されているかという点を評価できるような課題内容とする予定である。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
近代法の展開、発展や、日本社会と法の関わりを正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 法現象に対して社会科学的アプローチする際の基本的な視点や方法について解説する.
2 法と社会(1) 社会秩序がどのようにして形成されるかについて,主として生物学の議論に即して解説をする.
3 法と社会(2) 社会秩序がどのようにして形成されるかについて,主として経済学の議論に即して解説をする.
4 法と社会(3) 道徳について心理学の知見をもとに解説する.
5 法と社会(4) 秩序の多元性とその意義について解説をする.
6 法の機能(1) 法の機能について,主としてサンクションの機能に注目して解説をする.
7 法の機能(2) 法の機能について,主としてサンクション以外の機能に注目して解説をする.
8 法の機能(3) 法の効果検証について,具体例を挙げつつ紹介する.また,法の意図せざる結果についても解説する.
9 法の社会科学的分析?各論(1) 所有権を素材に,法の機能について検討する.
10 法の社会科学的分析?各論(2) 不法行為法を素材に,法の機能について検討する.
11 法の社会科学的分析?各論(3) 死刑の抑止効果について,具体的な研究例に即して検討する.
12 法における社会科学の利用(1) 損害賠償額の算定を素材に,法的な場面における社会科学の利用の在り方を検討する.
13 法における社会科学の利用(2) 目撃証言を素材に,法的な場面における社会科学の利用の在り方を検討する.
14 科学と法律 社会科学の知見を法的な問題を考える際に参照する際の基本的な視点や課題について紹介する.

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