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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本特殊研究(日本文化研究b)/SPECIAL STUDIES IN JAPAN: CULTURE (b)
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
平田 彩奈惠

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平田 彩奈惠 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
「花」を切り口として、日本文学を中心にさまざまな作品を読んでゆく。花はそのもののイメージに加え、和歌や文学作品における描写を通して付与されたイメージが重なり、後世に受け継がれてゆく例が多くある。
この授業ではそういった作品をピックアップしながら、イメージの醸成について考えてゆく。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
※本授業はオンライン(録画配信)と対面の併用で行う。まずはオンライン授業からはじめ、新型コロナウィルスの感染拡大状況を見ながら、対面授業の再開については周知する。課題については、responによるリアクションペーパーの提出を毎回課す。


連続したテーマを数週にわたって扱うため、毎週の内容をよく理解してから翌週に臨むこと。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
授業前には、各回のテーマについて疑問点を整理し、臨むこと。
授業後は、配付された資料を読んで理解を深めること。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回のリアクションペーパー、授業時の発言(60%)。なお、この中には第13回の報告内容も含まれる。
学期末のレポート(40%)。

上記を基に、AA、A、B、Cの4段階で評価する。
関連科目
/Related Subjects
各自の関心に応じて、日本文化研究の科目を履修し、多角的な視点を身につけることが望ましい。
備考
/Notes
教科書、参考文献ともに授業中に示す。
到達目標
/Learning Goal
「日本研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって日本を研究分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の進め方および参考になる文献などを示す。
※この回はオンラインでの実施を予定している。
2 「花言葉」の歴史と日本におけるひろがり 花に対するイメージは、現代においては「花言葉」に影響される面も大きい。その歴史と日本における広がりを知る。
3 梅と和歌 梅の和歌における詠まれ方を知り、実際に和歌を鑑賞する。
4 桜と文学(1)和歌 桜を詠んだ和歌を鑑賞し、どのように詠まれているのかを知る。
5 桜と文学(2)「桜の森の満開の下」とパロディ 坂口安吾「桜の森の満開の下」を読み、その表現について考える。また、安吾の小説を翻案した森見富美彦の「桜の森の満開の下」と比べ、どのように改変されているのかを考える。
6 紫草と文学(1)和歌と歌物語 染料に使われる紫草について学んだうえで、紫草を詠んだ和歌を読み、どのように描写されているのかを知る。また、歌物語での描かれ方を見る。
7 紫草と文学(2)額田王と紫草 宝塚歌劇『あかねさす紫の花』を通し、紫草を詠んだ和歌がどのように扱われているかを考える。
8 紫草と文学(3)源氏物語 「紫のゆかりの物語」と呼ばれる『源氏物語』においてどのように紫草が描写されているのかを読み、古典におけるイメージの重層化について考える。
9 撫子と文学(1)和歌 撫子が詠まれた和歌を取りあげ、どのように扱われているかを考える。
10 撫子と文学(2)物語 『源氏物語』における「撫子」の描写について、玉鬘と紫の上を中心に考える。
11 『源氏物語』の登場人物と花 『源氏物語』の登場人物名には花の名を冠するものが多い。それらの由来について、物語を読みながら理解する。
12 花と襲(かさね) 平安時代の装束における「襲(かさね)」の色目に花の名が使われている場合を取り上げ、どのような色なのかを知る。あわせて、装束についても理解する。
13 花と身近な日本文化 花の名をあしらった商品、花がモチーフになっている歌や文学作品など、自分たちのまわりにある花と関連する物について報告し、花のイメージとのかかわりを考える。
14 まとめ 授業を振り返り、さまざまな花の描かれ方とそのイメージを総括する。

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