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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
比較文化論/COMPARATIVE CULTURES |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡村 圭子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡村 圭子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義ではグローバリゼーションとローカリゼーションという現象を理解したうえで、英語圏諸国の歴史、社会、文化を手がかりとして、異文化を「比較する」ということはどういうことなのかについて考えを深め、グローバリゼーションがもたらした「文化の融合」あるいは「文化変容」をめぐる諸問題について考える。受講者は本講義をとおして、文化を比較するときの視点がどこに置かれるか、また異文化比較によって生じる問題点や困難な点、比較によって明らかにされる自文化の姿など、あらためて意識してもらいたい。 講義の前半では、それぞれ異なった文化を比較することによって、なにが見えてくるのか、そして異なった文化を比較するとき、それが「誰の視点から」行なわれているのかをテーマに講義をする。後半は翻訳(不)可能性や異文化間の境界線のダイナミクスをテーマに、具体的な事例について資料映像?記事などを用いて、ディスカッションも交えながら学んでいく。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
基本的には対面形式で進めるが、状況や授業内容によっては、遠隔授業(オンデマンドやリアルタイム配信など)になる可能性もあるので、授業前には必ずmanabaで本講義の新着情報についてチェックしておくこと。 講義形式のほか、適宜、ワークショップや映像視聴、ディスカッションなども取り入れながら、受講者の関心に沿うように授業を展開する。履修上の注意としては、授業の内容には連続性があるので、毎回必ず出席すること。 なるべく履修者の関心にそった資料をとりあげたい。ディスカッションやワークショップのときにはとくに積極的に参加してほしい。 第1回目は、授業についてガイダンスのため、オンデマンド形式で配信する。 授業についての質問は、manabaの掲示板(スレッド作成)に書くこと。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
情報化社会と文化産業について、あるいはグローバル化と大衆文化について関連する新聞記事や資料?論文を読んでおく。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への積極性(50%)、期末試験もしくはレポート(50%) | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
異文化間コミュニケーション論Ⅰ、Ⅱ 文化人類学Ⅰ、Ⅱ 社会学Ⅰ、Ⅱ |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
グローバル社会のなかのローカル文化が置かれた状況を理解しながら、異文化比較の方法や視点を養い、そこに存在する問題点について分析し、自分の見解を示せるようにするとともに、英語圏諸国の歴史、社会、文化についての基礎的理解を深める。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 異なった社会の歴史と文化を理解するために | 授業内で指示する |
2 | グローバル化するローカル文化(1) | 世界の和食文化(現地からのリポート) | 授業内で指示する |
3 | グローバル化するローカル文化(2) | 英語圏の食文化におけるSushi(英語圏出身者を招いての交流体験) | 授業内で指示する |
4 | 異文化を比較する(1)時間?空間:欧米圏とアジア圏のちがい | ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える | 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
5 | 異文化を比較する(2)漫画:日、英、独、仏、西、中、韓を比べよう | ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える | 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
6 | 異文化を比較する(3)食文化:日、英、独、仏、西、中、韓からのゲストを招いて考える | ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える | 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
7 | 異文化を比較する(4)美意識:日、英、独、サウジアラビアの着せ替え人形 | ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える | 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
8 | 文化帝国主義と「英語」使用について | 英語圏成立の歴史と社会的背景 | 授業内で指示する |
9 | オリエンタリズムとポストコロニアリズムについて | 歴史と社会、文化の衝突 | 授業内で指示する |
10 | 異文化の翻訳不可能性について(1) | 英語に翻訳された日本の文学作品 | 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
11 | 異文化の翻訳不可能性について(2) | FGMを行う社会とその歴史 | 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
12 | 文化的境界線のダイナミクス(1) | イギリス映画『僕の国、パパの国』から考える ?イギリス社会における異文化摩擦と移民の歴史を知る |
授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
13 | 文化的境界線のダイナミクス(2) | 多国籍映画『ノーマンズ?ランド』から考える ?欧州6か国(イギリス、ボスニア?ヘルツェゴビナ、スロベニア、イタリア、フランス、ベルギー) |
授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする |
14 | 文化変容と異文化の融合 | 草加市の国際交流事業への参加と異文化交流体験 | これまでの講義で学んだことをふまえ、レポートを作成する |