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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
社会心理学Ⅱ/Social Psychology Ⅱ |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
樋口 匡貴 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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樋口 匡貴 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
人間は必ず、他者と関わりを持ちながら生きている。その中で、他者から影響を受け、そして他者に影響を与えている。つまり、人間の関わる事象はすべて社会心理学の研究対象と言える。社会心理学I、社会心理学IIでは、日常生活の中に存在する様々なトピックを科学的にとらえ、社会心理学的に解釈していく。特に社会心理学IIでは、主に個人と社会との間の相互作用や、社会心理学の応用的発展領域に焦点を当てる。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本科目は遠隔授業(オンデマンド配信型)で実施する。毎回の授業における大まかな流れは,(1)講師からの授業資料の配信,(2)受講生による各自での学習,(3)受講生による感想?質問の提出,(4)講師からの質問への回答,という4ステップである。講師と受講生とのやり取りは原則としてMyDOCを利用して行う。 (1)授業資料の配信:各回の授業内容につき,1~数点の講義資料を配信する。資料は主にスライドに解説音声を含めた動画ファイルである。 (2)受講生による学習:受講生は授業前に動画内容を確認し,各自で学習することが必要となる。 (3)受講生による感想?質問の提出:学習のペースメイカー替わりとして,各資料内容に関する感想を1週間以内に記入することを求める。また各資料内容について質問がある場合には,同じく1週間以内に提出する。これらの感想および質問は評価の対象ではない。 (4)質問への回答:提出された質問について,(すべてではないが)資料配信という形で回答を行う。 なお,授業内テストについてはオンラインで行うが,そのフィードバックについても資料の配布という形で行う。 また,原則として春学期の「社会心理学I」が履修済みであること前提とする。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
配布資料について各自で学習するとともに,事後的に感想?質問を提出することを求める。また,授業内容は様々な現実的な課題と結びつけることができる。内容を現実課題と関連付けて思考することを期待する。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
中間レポート30%、授業内テスト70%で評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
社会的存在である人間の行動、心の働きを理解し、社会で起こる諸事象?諸問題について社会心理学の観点から検討し、自らの見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション:「社会心理学」講義の前に | 社会心理学という学問領域における重要な考え方を解説する。また,講義の進め方の詳細についても伝える。 | |
2 | コミュニケーション(1):言語的?非言語的コミュニケーション | 他者とのコミュニケーションの基本原理について解説する。 | |
3 | コミュニケーション(2):コミュニケーションと対人行動 | 他者とのコミュニケーションに関する様々な研究についてについて解説する。 | |
4 | コミュニケーション(3):コミュニケーションのズレ | 他者とのコミュニケーションにおける「不正確さ」を用いたコミュニケーションについて解説する。 | |
5 | ソーシャルネットワーク(1):ネットワークの諸相 | 社会的なつながりの重要性について解説する。 | |
6 | ソーシャルネットワーク(2):つながりを生み出すもの | 社会的なつながりの要素としてのソーシャルサポートについて解説する。 | |
7 | ソーシャルネットワーク(3):つながりが生み出すもの | 社会的なつながりの存在が人間に及ぼす影響について解説する。 | |
8 | 信頼社会と安心社会 | 人間社会の基盤となる「信頼」および対になる概念である「安心」について解説する。 | |
9 | 社会的感情(1):互恵性を生み出す感情~感謝 | 社会的なつながりを保つための役割を担うものとしての感情について解説する。 | |
10 | 社会的感情(2):表情と感情 | 感情を相手に伝えるという意味でコミュニケーションの一環としての表情について解説する。 | |
11 | 社会的感情(3):生死を分ける感情 | 人間の生死にかかわる感情として「羞恥感情」(!)を取り上げ,解説する。 | |
12 | 健康行動と社会心理学(1):健康に関する様々な理論 | 人間の健康を保つための行動に関する複数の理論について解説する。 | |
13 | 健康行動と社会心理学(2):感染予防ための挑戦 | 人間の健康や健康行動に関する社会心理学からの検討について解説する。 | |
14 | 社会心理学の未来 | 社会心理学の学問としての重要性と,それを阻害する再現性問題について解説する。 |