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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本特殊研究(日本史研究d)/SPECIAL STUDIES IN JAPAN: HISTORY (d)
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
鴈野 佳世子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鴈野 佳世子 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
◆信仰と美術
美術を通して、主に古代?中世日本の宗教史について理解を深める授業です。日本の歴史の中で人々の信仰を集めた代表的な宗教(経典や宗派、信仰形態、活動の主体など)を取り上げ、それらに関連する美術にどのようなものがあったのか、作品の機能や表現に着目して通覧します。宗教史をビジュアル的に捉え直すことで、文章による解説だけでは理解しにくい教義や儀礼、法脈などについても知識の定着を図ります。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業形式:講義
授業方法:パワーポイントのスライドと、資料講読を中心とした講義です。毎授業後、リアクションペーパーを提出してもらい、その提出をもって出席とします。質問はリアクションペーパーで受け付け、次回授業時に回答する他、全体で共有すべき問題については授業内で掘り下げます。
テキストは指定せず、資料はmanabaで配信します。授業前に確認し、手元資料として必要な人は各自プリントアウトしておいてください。

注意:初回ガイダンスはオンデマンド配信します。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学習:毎回のテーマについて、日本史の教科書や資料集、年表で時代背景の概要を把握しておいてください(目安:30分程度)。
事後学習:授業で取り上げた作品やそれ以外の関連作品について、図版等で見直してみてください(目安:30分程度)。また、展覧会や寺社の宝物館、風入法要などで作品が公開される機会があれば、ぜひ足を運んでください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(出席、リアクションペーパー)50%、期末試験50%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキストは指定せず、毎回資料を配信します。
参考文献は授業中に適宜紹介します。
到達目標
/Learning Goal
「日本研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって日本を研究分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の進め方と課題?試験についての説明、参考文献の紹介
日本の宗教史を概観する
2 天台宗と真言宗 最澄、空海が日本へ伝えた宗教と美術について
3 浄土信仰(1)浄土観 源信の「往生要集」が美術に与えた影響について考える
4 浄土信仰(2)地獄観 『地獄草紙』『餓鬼草紙』『病草紙』『六道絵』などの絵画から、当時の人々の宗教観、死生観、美意識について考える
5 法華経(1) 経典見返絵、普賢菩薩像、法華経変相図など法華経美術を通覧し、法華経が日本の文化に与えた影響について考える
6 法華経(2)法華七喩 本法寺本『法華経曼荼羅図』を通して法華七喩の内容を理解する
7 神仏習合(1)山の神仏 吉野?熊野?高野信仰に関する美術を通覧し、修験道と神仏習合の歴史について見直す
8 神仏習合(2)春日信仰 春日信仰に関する美術に注目し、春日社と興福寺の関係について考える
9 浄土宗と浄土真宗(1)法然と親鸞 法然と親鸞ゆかりの美術作品、特に浄土真宗の寺院に伝わる絵画に注目し、浄土宗?浄土真宗の展開を追う
10 浄土宗と浄土真宗(2)関東における初期真宗 甲斐万福寺旧蔵絵伝群に注目し、関東の真宗教団と本願寺の関係について考える
11 禅宗 禅画や頂相などの禅宗美術を取り上げながら、日本における禅の受容と展開について考える
12 民間信仰(1)中世 中世に隆盛した社寺縁起絵を取り上げ、寺社の勧進などを通した信仰の民衆化について考える
13 民間信仰(2)近世 参詣曼荼羅、浮世絵、大津絵などから江戸時代の民間信仰を伝える主題を取り上げ、中世から近世にかけての信仰の変化を考える
14 授業まとめ 授業の振り返りおよび教場試験

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