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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/31 現在/As of 2021/08/31

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
法律学概説Ⅰ/INTRODUCTION TO JURISPRUDENCE I
開講所属
/Course Offered by
大学免許/
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
湯川 益英

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
湯川 益英 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
私たちの日常は、様々なルールに則って営まれている。
人間はそれぞれが個性をもち、それぞれが異なった欲望や欲求をもっているため、相互に矛盾?対立が生じる可能性がある。それゆえ、紛争を解決し、社会を維持?発展させるためには、各人に共通するルールが必要になるのである。
法学aでは、そうした諸ルールのうち憲法?民法?刑法?商法?民事訴訟法?刑事訴訟法(いわゆる「六法」)と国際法を中心に概観して、法律についての一般知識を学び、道徳や倫理、慣習や条理も含めて「法とは何か」という根本問題について考える。
身近で今日的な具体的事例を引用しつつ、わかりやすく活気のある授業を展開したい。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
身近で具体的なケースをきっかけにして、「法とは何か」?「リーガルマインドとは何か」について、受講者諸君とともに考えてみたい。
対面授業と併せて、PorTaⅡやmanaba、オンデマンドの配信等を用いて、授業内容の提供とコミュニケーションペーパーの提出、提出された意見に対する私からのコメントというやり取りを、受講者諸君と行い、それを通して、商品交換法としての物権法についての理解を深める。
また、具体的な法的問題の解決について、受講者間での議論?討論の場を設け、法実践の能力を養う。


ただし、コロナの感染状況によっては、対面授業は行わず、Zoomによる遠隔授業を中心にした形式に切り替えることがある。


質問や相談については、メール?ライン等によって個別に対応する。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
授業計画に則して、事前にテキストの該当頁を一読し、授業後に再読すること。
授業理解の前提としては、それぞれ60分程度の事前?事後の学修が要求される。

該当頁については、授業計画詳細情報の「事前?事後学修の内容」欄を参照されたい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
エッセンシャル法学
著者
/Author name
出版社
/Publisher
成文堂
ISBN
/ISBN
ISBN4-7923-0246-3 C3032
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
ポケット六法
著者
/Author name
出版社
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期中に3回の小レポートの提出を求め、第1回と第2回を25ポイント、第3回を50ポイントとして、
100ポイントを満点とする。
授業内容を理解し、それに則した法的問題の解決が論理的な文章をもって明解に論述されているかを重視して評価する。
なお、発言?質問等、授業への積極な参加姿勢を加点対象とする。加点の幅についてはガイダンスで説明するが
10ポイントを限度に考えている。

定期試験は行わない。
関連科目
/Related Subjects
春学期「民法a」
秋学期「民法b」
備考
/Notes
逐次、補足レジュメを配布し、参考文献は適宜紹介する。

その他、詳細についてはガイダンスで説明する。
到達目標
/Learning Goal

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス(法の仕組み、法の学び方) 授業の概要と日程、法律学の学修方法、法と道徳?倫理?慣習?学説、法源論について学ぶ。 レジュメ1
テキスト:Chapter 1~3
2 国家と法-人権(日本国憲法①) 日本国憲法の概観、特に人権の法について学ぶ。 テキスト:chapter 4~5
3 国家と法-統治(日本国憲法②) 日本国憲法の概観、特に統治の法について学ぶ。 テキスト:chapter 6~9
4 財産と法(民法①) 民法を中心に、契約?不法行為に関する法規範について理解する。 テキスト:chapter 11
5 家族と法(民法②) 民法を中心に、親族と相続をめぐる法規範について理解する。 テキスト:chapter 13
6 犯罪と法(刑法) 犯罪と刑罰の種類、刑法の機能と基本原則、違法と責任について学ぶ。 テキスト:chapter 14
7 企業と法(商法) 経済?経営の観点から、企業法と独占禁止法を概観する。 テキスト:chapter 12
8 民事裁判と法(民事訴訟法) 裁判の仕組みを概観したうえで、民事裁判の意義と機能について学ぶ。 テキスト:chapter 10
9 刑事裁判と法(刑事訴訟法) 刑事裁判の意義と機能について学び、裁判員裁判を追体験する。 テキスト:chapter 10
10 労働と法(労働基準法、労働契約法など) 労働力商品の一般商品からの偏差が、法規範にいかに反映さるべきかについて、民法や労働三法を参照しつつ学ぶ。 テキスト:chapter 15
11 消費者と法(消費者契約法、PL法など) 消費者と事業者の属性の相違が、法規範にいかに反映さるべきかについて、民法?消費者契約法?PL法等を参照しつつ理解する。 テキスト:chapter 11~12
12 国際社会と法(国際法の基礎、国際慣習、条約など) 国際法とその法源である条約、国際法と国内法の関係、法における国際社会の組織化について学ぶ。 テキスト:chapter 20
13 道徳?倫理?慣習、条理と法(法とは何か①) これまでの学修をふりかえり、改めて、法とは何かについて検討する。 レジュメ2
14 法理論と法実践(法とは何か②) 法実践の実際、法実務、裁判規範としての法について実感し、「武器」としての法について考える。 レジュメ3

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