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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/31 現在/As of 2021/08/31

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地誌学Ⅱ(教職)_2018年度以前入学者用/TOPOGRAPHY II
開講所属
/Course Offered by
大学免許/
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
浦部 浩之

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
浦部 浩之 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 地球上にいる人間の約8割は発展途上国に暮らしている。そして世界人口の約13%に当たる約9億人は、国際貧困ライン(1日1.9ドル)以下の生活を強いられている。我々は今この問題に正面から向き合わなければならない。たとえば、経済開発は重要だがそれを環境に負荷を与えずに行えるのか。市場経済と自由競争の社会で脆弱な貧困層にいかなる社会政策(教育?保健?福祉)を進めていけばよいのか。先進国による開発援助はいかにあるべきか。今日の新興国の成長は、国際関係の構図をいかに変えつつあるのか。
 本講義ではこうした現代世界における政治的?地理的課題について考え、それを通じて国際関係を見つめる視野を涵養することを目標とする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【重要な注意事項】 ※2021年度のこの授業の形式について
 この授業は過去2年間の履修者数がいずれも100名を超えていたため、大学(学部)からは原則としてオンライン形式での授業を中心とするよう指示されている。ただし、対面での授業には一定の重要性があるので、第2回授業以降、全体の半数を超えない範囲で(最大で6回)、教室で授業を実施する(これについては大学と調整済みである)。なお、対面授業を行う際には必ずZoomでも同時配信するので、オンライン(リアルタイム形式)で受講することも可能である(教室で受講することが必須となる回は1回もない)。対面形式での授業を行わない回については、オンライン(オンデマンド形式)で動画教材を配信する。また1ないし最大2回の範囲で、授業全体の理解が深まるような文献を講読する形式の授業を取り入れることがある。
 毎回の授業の案内を、3日前(その週の日曜日)までにmanabaに掲示するので、必ず早めに確認すること。

【第1回授業の配信】
 第1回の授業はオンライン(オンデマンド)形式で行う。授業を選択するか否かの判断材料となるよう、第1回授業を履修登録期間中に、授業担当者の下記のホームページでも案内する。
 https://www2.dokkyo.ac.jp/rese0008/
 授業動画は9月15日頃から視聴可能にする予定である。必要であれば参照してほしい。


                         〔2021年8月20日最終更新〕
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 授業効果を高めるための課題(基本事項の事前確認や事後の文献講読)について毎回指示する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
なし
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
参考文献は授業で随時紹介する。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎回の授業後に提出してもらうレポートで評価する(100%)。

なお、対面授業(Zoomによるオンラインでの受講も可)を行う際は、レポートは授業終了後、教室もしくはmanaba経由で直ちに提出してもらう。教材配信による授業(オンデマンド授業)を行う際は、レポートは授業日の3日後(土曜日)の23時55分までに提出してもらう。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 授業の概要説明
 現代社会と南北問題
授業の計画、および南北問題の概要について説明する。 「詳細情報」欄に記載のとおり(以下同じ)
2 地球環境(1):
 環境問題と南北対立
環境問題の政治争点化と南北対立について学ぶ。
3 地球環境(2):
 貧困と環境破壊の悪循環
貧困と環境破壊の悪循環、持続可能な開発の概念について学ぶ。
4 地球環境(3):
 地球温暖化問題
地球温暖化問題、それをめぐる南北間の協調と対立について学ぶ。
5 南の開発(1):
 第三世界の独立と開発援助戦略
第三世界の独立と開発援助の誕生、開発戦略の変遷について学ぶ。
6 南の開発(2):
 ナショナリズムと南北関係
ナショナリズムの拡大、南北関係の変化について学ぶ。
7 南の開発(3):
 貧困問題と新しい開発戦略
貧困と「人間開発」、SDGsに代表される新しい開発戦略について学ぶ。
8 資源と暮らし(1):
 世界の食糧問題
世界の食糧問題、それへの国際的取り組みと南北対立について学ぶ。
9 資源と暮らし(2):
 水問題と砂漠化問題
水問題と砂漠化問題、それへの国際的取り組みと南北対立について学ぶ。
10 資源と暮らし(3):
 人口問題と移民?難民問題
人口増加の問題、南北間の人の移動の問題について学ぶ。
11 安全なグローバル社会の構築(1):
 自然災害と防災
貧困と自然災害の関係、減災?防災への国際的取り組みについて学ぶ。
12 安全なグローバル社会の構築(2):
 核拡散と原子力利用
核拡散防止への国際的取り組み、原子力利用との調和について学ぶ。
13 安全なグローバル社会の構築(3):
 感染症と国際衛生
人類が直面してきた感染症の歴史、それへの国際的取り組みについて学ぶ。
14 授業の総括:
 南北問題の将来
現代のグローバル課題と南北問題の将来について考える。

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