シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/31 現在/As of 2021/08/31 |
開講科目名 /Course |
図書館サービス特論/SELECTIVE TOPICS ON LIBRARY SERVICES |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 靖代 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
井上 靖代 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【講義目的】学校図書館職員(学校司書等)として、情報リテラシーの育成や読書を支援できるよう学校図書館の概要について理解し、実務遂行のため必要な知識や業務の実際について学ぶ。 【講義概要】学校図書館の概要、基本的な知識や業務の実際について解説する。講義だけではなく、学校図書館のあり方やサービスの方法について自ら考察し、演習や発表を行う。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
?授業は基本的に対面授業(講義)としますが、Zoomで録画配信をおこなうほか、授業終了後に提示したPPTや配布資料などをManabaにアップします。Manabaのresponを使って、授業参加を検証し、また小レポート等を提出してもらいます。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
?学校教育や学校図書館関連の新聞記事等を見るようにする。身近な大学や公共図書館を利用し、学校図書館の運営やサービス方法のヒントを把握する。 ?文部科学省サイト内にある「学校図書館」および全国学校図書館協議会の資料を熟読しておく。 ?できるだけ全国の学校図書館サイトをみておき、どのような活動をおこなっているのか確認し、公共図書館の活動との相違点?類似点を把握しておく。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
小レポート50%、期末最終レポート(授業内試験になるかもしれませんが)50% 欠席1/3以上で受講放棄とみなします。 対面授業ですが、録画しZoomなどで一定期間配信します。毎回、ManabaのResponに授業参加をしてください。教育実習?介護等体験は欠席届を提出(メールでOK)すること。これら以外の欠席(就活やゼミ活動など)は自己管理範囲内とします。忌引きや病欠は個々に相談します。 レポートはすべて提出していることで評価対象とします。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
「学校経営と学校図書館」「学習指導と学校図書館」「読書と豊かな人間性」「学校図書館メディアの構成」「情報メディアの活用」 「児童サービス論」 「教育原理」など教職課程の概論的科目一般 |
||||||||||
備考 /Notes |
社会状況の変化などにより授業計画が変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。 Manabaには就職情報もアップしますので、適時確認してください。さらに司書課程MLもたちあげています。ManabaやPortaIIからの自動メール配信が多すぎる!と言う方は、このMLで授業や課題、特に司書採用情報を配信しますので、加入して使い分けてください。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
図書館サービスに関して専門的な知識?技能を習得し、図書館活動をより発展させる方策等について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス、学校図書館の現況 | 学校図書館の意義と使命、公共図書館との違いを把握する。 | 学校図書館法?規則、「学校図書館基本調査」などを読んでおく。 |
2 | 学校図書館の役割と職員 | 学校司書、司書教諭、学校図書館支援員、などはどの違うのか、などを把握する。学校組織のなかでの学校図書館の位置づけなど。 | 「学校図書館基本調査」(文部科学省)、全国学校図書館協議会HP、埼玉県学校図書館協議会HP、日本図書館協会学校図書館部会HP |
3 | 学校図書館の施設と環境づくり、合理的配慮 ラーニング?コモンズ | 学校図書室と学校図書館、学校図書館は学校内のどこにあるべきか?などについて、授業内にグループで議論する。 | バリアフリーで、かつ学校内の児童生徒?教師から便利な位置にあり、充実した機能をもつ学校図書館をデザインしてみてください。 |
4 | 学校図書館メディアの構築と活用 | 学校図書館メディアの選択と資料構築。前週にグループで話し合った学校図書館にどのような資料をおき、機能をもたせるべきかを話しあう。 | 学校図書館協議会「学校図書館メディア基準」を参考にしてください。 |
5 | 学校図書館と情報リテラシーの育成?支援 | 学校図書館で読解力=リテラシー育成を目指すためにどのようなプログラムを構築すべきかを考える。 | 小学校から高校までの学校HPを検索して、情報リテラシー育成のためにどのような支援をおこなっているか実例を探しておく。 |
6 | 学校図書館のレファレンス?サービス | アクティブ?ラーニングのためには各学習者がテーマ設定し、情報を収集?把握?分析したうえで成立する。そのための学校図書館としての支援を考える。授業内で支援策を話し合う。 | 実例をもとにしてどう準備し、実際にどのように支援するのかを構築していくので、実例などを持参すること。 |
7 | 授業や行事との協同?支援 学校図書館と読書力の育成と支援 | 資料情報を得ても分析?理解できなければ他者との議論にはならない。そのための読書力育成が求められる。ブックトークやビブリオバトルなどの手段を把握する。 | 読解力=リテラシー育成?支援のためにどのようなことがおこなわれているのか実例を調べておく。 |
8 | 公共図書館や類縁機関等との連携 | 公共図書館や類縁機関との連携により、調査や読書支援が得られる。ILL以外にどのような支援があるのか、実態を把握する。 | 各地の公共図書館や類縁機関のWebを調べ、学校図書館にどのような支援活動をおこなっているのか、実例を調査しておく。 |
9 | 学校図書館の展示?案内?イベントなどの企画 | 学校図書館の展示?案内?イベントなど、どのようなプログラムがあるか他の受講生に紹介する。 | あらかじめ、学校(図書館)のWebや新聞?雑誌記事を検索し、実例を調べておく。 |
10 | 学校図書館の読書支援 |
読書支援等のために学校図書館あるいは学校でおこなわれているブックトークなどを実際にやってみる。 | ブックトークのための準備をしておく。科目単元に関連して5冊程度10分で紹介できるよう準備しておく。 |
11 | 学校図書館の年間計画-利用案内とオリエンテーションから情報リテラシーや読書支援- | 授業計画のように学校図書館独自の活動計画を企画することが学校司書の業務であるので、どう作成していくのかを学習する。 | 学校図書館のWebを検索して年間活動計画を把握しておく。簡易なものが多いので、さらに何を加えるべきかを考えておく。 |
12 | 学校図書館の利用案内とオリエンテーション | QR, Youtube,Web,などSNSを使った学校図書館利用案内を作成する。 | 学校(図書館)のWebを検索し、どのようなプロモーション活動をしているか実例を調べておく。 |
13 | 学校図書館利活用?調べ学習?探求学習支援 | 調べ学習のためのパスファインダーを作成する。 | 司書課程の他科目で作成したパスファインダーの学校図書館版を作成するために、公共図書館作成のものをどう改良すべきかを考えておく。 |
14 | まとめ | 学校図書館利活用のための年間活動計画書を作成する | 最終課題として学校図書館活動年間計画書を作成する。 |