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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/31 現在/As of 2021/08/31

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際法Ⅱ(教職)_2018年度以前入学者用/INTERNATIONAL LAW II
開講所属
/Course Offered by
大学免許/
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月1/Mon 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
一之瀬 高博

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
一之瀬 高博 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
この講義では、国際法の基礎的知識を学ぶとともに、国際社会において国際法がどのように機能しているかを理解する。
とりわけ秋学期は、国際社会のさまざまな分野で発展しつつある国際法の概要を理解するとともに、国際社会に生じる紛争が、裁判および国連の集団安全保障等を通じてどのように解決が図られているかを考察し理解する。
この講義は、以上の内容を通じて、学生が人間形成に必須とされる現代社会に関する深い教養を身につけてゆくことに資することを目的とする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
この講義は原則、対面授業で行う。授業連絡等にはmanabaを用いる。
授業は講義形式で行うが、可能な範囲で双方向的授業の要素も盛り込むので、受講生には必要に応じて口頭または文書による意見を求める。
授業の理解を促進するためにレジュメ等を配布することがあるが、レジュメ自体は授業の一部分にすぎないので、教員の講義をよく聞き、理解した内容を的確にノートに記載することが必要である。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
指示された文献?資料等の指定された箇所を、事前に読んでから講義に臨むこと。授業後は、ノートや配布資料の内容を確認し、必要に応じて参考文献等にあたり、授業の理解を深めること。また、授業中の指示に従い復習や課題作業を行うこと。事前学修に1時間、事後学修に2時間程度を目安とする。
なお、講義に関連する社会事象が現実に生起することが時々あり、それを取り上げることがあるので、日ごろからニュース?新聞等を通じて関連情報に接しておくこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
国際法 第4版
著者
/Author name
中谷和弘?植木俊哉?河野真理子?森田章夫?山本良
出版社
/Publisher
有斐閣 アルマ
ISBN
/ISBN
978-4-641-22173-4
その他(任意)
/other
2021年
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
国際条約集(2021年版)
著者
/Author name
岩沢雄二?植木俊哉?中谷和弘 編集代表
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4-641-00156-5
その他(任意)
/other
2021年
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
ビジュアル テキスト 国際法(第2版)
著者
/Author name
加藤信行?植木俊哉?森川幸一?真山全?酒井啓亘?立松美也子
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
978-4-641-04686-3
その他(任意)
/other
2020年
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
学期末試験による評価(70%)。試験は論述式を基本とし、設問の内容に従って、①出題された対象の背景と現状といった事実関係、②関係する現行法制度の内容、③法解釈のあるいは法政策の観点からの論点の考察などが的確にまとめられ、かつ、その中に講義で取り上げた概念や諸事項が正確に記述されていることが重要である。(なお、感染再拡大等により、授業が全面遠隔に変更され学期末試験が実施できない場合は、遠隔試験または課題レポートでで評価する。)
授業に応じて適宜行う課題レポート?小テスト等も評価の対象にする(30%)。詳細については授業中に説明する。
関連科目
/Related Subjects
本講義は全カリ科目であるので、履修には国際法の予備知識は必要としない。
他方、本講義では物足りなさを感じる諸君、あるいは、国際法関係で大学院進学を考えている諸君や、国際機構(国際公務員)、政府機関(公務員)、NGOや企業などでの国際的な職務に就きたいと考えている諸君には、法学部専門科目の「国際法」を受講し、より深い知識を身につけてゆくことを薦めたい。
備考
/Notes
テキスト、参考文献等については、授業中に適宜、紹介する。
到達目標
/Learning Goal

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 国家責任法 国家責任の成立要件および外交的保護権について理解する。
2 平和的紛争解決:非裁判手続きと裁判手続き 国際社会における紛争の平和的解決のしくみ概要を理解する。
3 平和的紛争解決と仲裁裁判
仲裁裁判のしくみについて理解する。
4 平和的紛争解決と司法裁判 国際司法裁判所およびその他の国際裁判所のしくみについて理解する。
5 国連の集団安全保障 武力不行使原則と安全保障理事会の機能について理解する。
6 国連の平和維持活動 PKOの歴史的発展過程とその機能について理解する。
7 武力紛争?軍備管理の国際法 国際人道法および軍縮?軍備管理の制度について理解する。
8 国際法における個人 国籍、外国人の法的地位、難民について理解する。
9 人権の国際的保障 国際法上の人権概念および人権条約の概要について理解する。
10 犯罪の国際化:国内法上の犯罪 国内裁判所による処罰と犯罪人の引渡しについて理解する。
11 犯罪の国際化:国際法上の犯罪 戦争犯罪および国際刑事裁判所について理解する。
12 地球環境保全の基本原則 持続可能な開発、共通だが差異のある責任、予防原則について理解する。
13 国際環境法の基本的義務 越境環境損害防止義務および通報?協議義務について理解する。
14 環境条約 気候変動、海洋環境、生物多様性に関連する条約の概要を理解する。

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