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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
全学総合講座(環境学2)(環境応用学-環境と社会)/INTERDEPARTMENTAL LECTURES(ENVIRON. STUDIES 2)(APPLIED ENVIRON. STUDIES:THE ENVIRONMENT AND SOCIETY) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火4/Tue 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
松枝 秀和 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松枝 秀和 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
20世紀中葉以降、地球の温暖化、オゾンホールの拡大、酸性雨、熱帯林の減少、大気や海洋の汚染など、多方面にわたる地球規模での環境破壊が深刻化した。さらに、都市?人口?食糧問題、南北格差の拡大、民族対立の激化など、政治?経済?社会問題も深刻の度を増しつつある。今ほど、自然環境を保全して人類の平和と安寧を促進し、われわれの子孫に負の財産を残さないための叡智の結集と努力が求められている時代はない。 「環境共生研究所」は、そのような時代の要請に応えるべく、地域環境問題や地球環境問題の解決に向けて調査?研究を進め、社会や大学教育においてその成果を還元することを目的として設立されている。本講座は、「環境共生研究所」の設立趣旨に沿って提供するものである。本講座を通じて学生諸君が環境共生社会の基盤となる自然環境と社会のあり方についての基本概念を身につけることを目標とする。 秋学期は「人間社会の環境問題への対応」を中心に講義する。本講座は、学外の専門家の先生方や環境共生研究所研究員が担当するオムニバス形式の講座である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式は対面授業を基本とする。講義資料は毎回PorTaIIで配布し、遠隔授業(資料?課題配信型)形式による学習(自習)にも対応できることとする。毎回の授業後に理解を深めるために、講義内容をまとめた講義要約(1000字前後)の課題に取り組むこと。履修やレポートに関する詳細は初回の講義概要(ガイダンス)で説明する。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習としてPorTaIIにアップする講義資料を一読しておくこと。授業後は、講義要約(1000字前後)を作成し、講義内容を復習すること。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート(100%):レポート提出を2回に分けてPorTaIIを通じて求める。レポートの課題は毎回の授業後に作成する講義要約を基本とし、授業内容の理解度を評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
身近な難問や関心を学問に結び付け、現代社会に必要な教養を習得する動機づけとし、将来、様々な知的領域を探求できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義概要 | 講義全体の目的と概要及び、学習の進め方について説明する。 | |
2 | 地球温暖化の政策 | IPCCやパリ条約等の温暖化に係る国際的な政治の動向について学び、温暖化に係る国際情勢の動向と排出量削減について理解を深める。 | |
3 | 環境と会計 | 企業活動に環境を取り入れるための会計のあり方、企業会計における環境の取り扱いの例を学び、企業と環境との関係を考える。 | |
4 | 水災害とリスク管理 | 激甚化する水災害の実態とその対処を学習し、身近な河川における水防災対策の事例を基にして防災に対する正しい知識を習得する。 | |
5 | 水素エネルギー社会の将来 | 脱炭素社会のためのクリーンなエネルギーとして注目されている水素の利用とその有効性を学習し、水素エネルギー社会の将来と課題について考える。 | |
6 | ボトムアップを支えるもの | 学校や地域における環境教育、日常生活の中から環境意識を高めるための取り組みや政策について、ドイツの事例を中心に考える。 | |
7 | 電気自動車とエネルギー管理システム | 省エネと二酸化炭素排出削減のための自動車とエネルギー管理システムを学習し、電力と省エネの在り方を考える。 | |
8 | 歴史を生かしたまちづくり | 歴史を踏まえた街づくりについて英国と日本の例を学び、地元の街並み保存のための住民による街づくりの活動とその意義を考えてみる。 | |
9 | 環境と法 ー環境法の歴史と政策ー | 環境に係る国際法の歴史から、最近の気候変動問題に対する国際環境法の基本的な考え方を学び、今後の環境に対する法の役割を考察する。 | |
10 | 人類と環境 ―人口と食料問題― | 人類の歴史と現代の環境問題について学び、人類がいかにして世界に広がったのか、その理由を人口と食糧問題の関係から考える。 | |
11 | 環境問題を振り返る | 公害に始まる日本の環境問題の歴史と現状について学び、過去と現在の公害の違いを踏まえて、今後の環境対策の在り方について理解を深める | |
12 | 建物や地域の省エネ設計 | 建物設計に現れる省エネについて身近な獨協大学の省エネ対策の事例を学び、建築における省エネ問題と環境対策について考える。 | |
13 | 人と感染症 -ウィルスと細菌ー | ウィルスと細菌の生物分類学や遺伝子生物学の基礎について学び、生物?生態学的な環境の視点から人類と感染症の問題について考える。 | |
14 | 発展途上国の環境問題 | ハイチなどにおける自然災害と被害を助長する社会の現状について学び、発展途上国における環境問題の実態とその原因を理解する。 |