シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想1(フランス?ドイツ哲学入門2)/LANGUAGE AND THOUGHT1(INTRODUCTION TO FRENCH AND GERMAN PHILOSOPHY 2) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
佐藤 麻貴 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐藤 麻貴 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本授業の目的: 近代に特有な思考形態について、その基礎的な部分を、大陸哲学(特にフランス?ドイツ哲学)を中心に、哲学者それぞれに焦点を当てつつ、理解する。また、様々な考え方に触れることにより批判的思考を身に着け、かつ、自らの思考形態を言語化し表現できるようにする。 本授業の内容: 春学期、秋学期を通して、時系列的にフランス?ドイツの主だった哲学者に焦点を当て概観していく。秋学期のみの履修でも授業目的に沿うよう授業設計をしている。詳細はシラバスを参照のこと。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業の形式?方法: 原則、遠隔授業(課題配信型)とする。 学期途中、コロナの状況や学生の要望に応じ、適宜、対面授業を取り入れる可能性もある。 履修上の注意: 毎週、課題を出す。課題を出す目的は、自らの思考を言語化する能力を身に着けてもらうため。 responを用いる。respon以外での課題提出は受け付けないので注意すること。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習:特になし。 事後学習:自らの考えを言語化することを重視するため、毎週、課題を出す。 課題は、responを用いて提出のこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(responを用いた毎講義後の課題提出):70% 最終レポート:30% 課題の評価方法: 1)課題の内容を理解し、課題に的確に応答しているか。 2)自らの思考を論理的に、他者に分かりやすい形で文章に落とし込めているか。 3)思考の幅や視野が広げられているか。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト?参考文献等は、特に指定しない。 適宜、授業中に示す。 |
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到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業の目的?授業スケジュール?responの使用?評価方法等について | 授業後にresponで課題提出 |
2 | 現象学1 | フッサール(1859-1938) 『イデーン』事象そのものへ?志向性 |
授業後にresponで課題提出 |
3 | 現象学2 | ハイデガー(1889-1976) 『存在と時間』世界内存在と現存在 |
授業後にresponで課題提出 |
4 | 現象学3 | ハイデガー(1889-1976) 『技術への問い』技術って? |
授業後にresponで課題提出 |
5 | 生の哲学1 | ベルクソン(1859-1941) 『意識に直接与えられているものについての試論』純粋持続 『物質と記憶』イマージュと表象 |
授業後にresponで課題提出 |
6 | 生の哲学2 | レヴィナス(1906-1995) 『全体性と無限』自己と他者? 『存在の彼方へ』傷つきやすい自己 |
授業後にresponで課題提出 |
7 | 生の哲学3 | メルロ=ポンティ(1908-1961) 『知覚の現象学』両義性の哲学?生ける身体 |
授業後にresponで課題提出 |
8 | 構造主義と言語哲学1 | ソシュール(1857-1913) 『一般言語学講義』記号論?シニフィアンとシニフィエ?パロールとラング |
授業後にresponで課題提出 |
9 | 構造主義と言語哲学2 | ヴィトゲンシュタイン(1889-1951) 『論理哲学論考』言語ゲーム |
授業後にresponで課題提出 |
10 | 構造主義と言語哲学3 | レヴィ=ストロース(1908-2009) 『野生の思考』冷たい社会と熱い社会 |
授業後にresponで課題提出 |
11 | ポスト構造主義1 | フーコー(1926-1984) 『知の考古学』エピステーメー 『監獄の誕生』パノプチコンと管理社会 |
授業後にresponで課題提出 |
12 | ポスト構造主義2 | ドゥルーズ(1925-1995) 『千のプラトー』リゾーム デリダ(1930-2004) 『エクリチュールと差異』脱構築 |
授業後にresponで課題提出 |
13 | 人間の条件 | アーレント(1906-1975) 『全体主義の起源』アトム化する社会 『人間の条件』労働?仕事? |
授業後にresponで課題提出 |
14 | ラップアップ | 今学期のふりかえり: 大陸哲学を俯瞰して見えてくる世界と世界観について |