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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然?環境?人間2(社会のなかの化学物質a)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY2(CHEMISTRY AND SOCIETY(A))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 正夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 正夫 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 私たちの日常生活は化学物質に取り囲まれています。金属やプラスチックなどの材料、燃料、衣料や食品等々、工業的に生産されている化学物質だけでも十万種類。それどころか、私たちの身体を作っている生体物質そのものやそれらの働きも、化学の力で理解が進んでいます。 これら化学物質は私たちの生活を豊かで安全なものにすると同時に、不適切な利用の拡大によっては私たちの身に危険を及ぼしかねません。
 いわゆる「理系」「文系」の境もなく、私たちの身の回りの物質の特性やそれらの利用を理解することは、現代社会を生きる私たちに必須の教養です。この授業では、これらさまざまな化学物質がどんな特徴を持ち、どのように利用されているかを学びます。また、併せて科学技術にかかわるエッセイや雑誌記事を読み、その理解を基礎として、現代の社会生活をみずからの判断力に基づいて自覚的に築く力を養ってもらいたいと考えます。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は教室での対面授業で、講義形式。併せて、科学技術に関するエッセイや雑誌記事を読み、討論を行う。
 なお、場合によってZoomによるリアルタイム配信を併用することもあります。

※ ただし第1回(4月15日)だけはオンデマンド形式(動画)です。manabaに動画ファイルをアップロードしますので、視聴してください。第2回からは教室で対面授業の予定です。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 クラスでの意見交換のため、指定された文献をあらかじめ読んで授業に臨んでください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストなし 必要に応じてプリントを配布する
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『新しい 物質の科学:身のまわりを化学する 改訂2版』
著者
/Author name
鈴木孝弘著
出版社/URL
/Publisher
オーム社
ISBN
/ISBN
978-4-274-21614-5
その他(任意)
/other
2018
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『化学物語25講:生きるために大切な化学の知識』
著者
/Author name
芝哲夫著
出版社/URL
/Publisher
化学同人
ISBN
/ISBN
978-4759807769
その他(任意)
/other
1997
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート(50%) 学期半ばにレポートを1回課す。課題は授業の内容を前提としてそれを発展させて各自調査すること。具体的には学期はじめに指示する。
授業中の提出物(30%) 講義内容または科学エッセイについての考察を授業中に課す
授業への参加度(20%) 討論への参加度
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 銅?鉄?貴金属① エジプト、スキタイから足尾銅山まで
2 銅?鉄?貴金属② 現代注目の金属材料 レアメタル
3 酸アルカリ工業① 硫酸とソーダの大量生産から始まった近代化学工業
4 酸アルカリ工業② 最初の工場公害 酸性雨 acid rain
5 アンモニア合成の光と影① 20世紀の人口増加を支えた窒素肥料
6 アンモニア合成の光と影② 硝酸:火薬の原料
7 生物化学兵器① 塩素ガス ホスゲン イペリット
8 生物化学兵器② サリン 炭疽菌 化学兵器禁止条約
9 農薬の光と影① DDTの開発 『沈黙の春』
10 農薬の光と影② 有機リン 生物農薬 総合防除
11 鉛の光と影① 古代ローマの汎用金属材料:鉛
12 鉛の光と影② バッテリとアンチノック剤
13 プラスチックの時代① 塩化ビニル ポリエチレン 高機能プラスチック
14 プラスチックの時代② プラスチックごみの処分とマイクロプラスチック問題

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