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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
現代社会1(韓国社会各論b)/MODERN SOCIETY1(SPECIAL TOPICS ON KOREAN SOCIETY (B)) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
全 載旭/CHUN Chai Wook |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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全 載旭/CHUN Chai Wook | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は国際教養学部の学位授与方針(DP)に掲げる学位の裏付けとなる「能力」1?3?4を養成することを目指す。 国際教養学部の教育課程の編成?実施方針(CP)に掲載されている韓国研究科目群として韓国語圏(韓国?朝鮮)に関する総合的地域理解を目的とするという教育目標に向けて授業を行う。 世界で最も貧しい国の一つであった韓国が工業国に変貌し、経済的に成功した。一方、韓国経済の成功は韓国社会に大きな社会変化をもたらしている。この講義は、韓国の発展過程において社会はどのように変貌したのか、経済成長と社会変容を担ったのは何か、ということを明らかにすることを目的とする。 まず経済発展以前の韓国社会の構造を家族、血縁関係を中心に検討する。韓国の経済発展と開発戦略がどのようにもたらされてきたのかを考察する。また経済成長による韓国社会の変化を人口移動、教育の変化、中間層の形成などを中心に検討する。社会発展過程において「財閥」と呼ばれる巨大なビジネス?グループがなぜ、いかに形成されたのかを探る。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は講義形式で行う。具体的なことは最初の授業で説明する。最初の授業はZOOM(リアルタイム)を利用してガイダンスを行いますので、その時間(水曜日1限)に必ず出席してください。 ZOOM「ID」、「パスワード」などはParTaⅡの「お知らせ一覧」でご確認ください。 テキストの『戦後日韓関係史』の内容を中心に授業を進めていくので、テキストは事前に準備していただきたい。授業中に学生に質問し、それを説明してもらったりする過程で講義内容に対して理解力が高められるように授業を行う。レポートの課題に対しては解説を行う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
受講前にテキストの授業内容を予習しておき、また受講後には授業の内容を復習しておいてほしい。事前学修は1時間、事後学修は2時間を目安とする。なお韓国経済に関する時事的な話題にも関心を持ち、新聞を読むようにして世界経済の動向を把握して頂きたい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業で学んだ内容をどの程度理解しているのかを評価する。 試験 (80%)、レポート (20%)で評価するよていであるが、コロナウイルスの状況によってレポートのみで評価する可能性もある。。 試験は期末試験で授業内容全体の中から出題する。レポートの具体的な課題は授業中に提示する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
韓国の政治、歴史などの関連科目を履修することが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
必要に応じて、適宜資料を配布する。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 韓国の歴史?政治?経済関係の動向 |
戦後韓国の歴史?政治?経済関係の動向について概観する。 | |
2 | 戦後日韓関係の歴史と構図 | 戦後の日韓関係には多様な側面がある。その背景には、古代から現代に至るまで、重層的な歴史の残像に加え、構造的な要因が複合的に作用している。戦後の日韓関係を理解するために、戦後の展開過程を概観する。 | |
3 | 李承晩政権の「反日」政策 | 1948年8月15日、大韓民国政府が樹立され、初代大統領には李承晩が就任された。李承晩政権の外交?安全保障や経済政策を検討し、対日政策を考察する。 | |
4 | 朝鮮戦争と日韓関係 | 1950年6月25日未明、朝鮮戦争が勃発した。それは、戦後の日本経済にも大きな転機となった。朝鮮戦争特需と日本経済について説明する。 | |
5 | 日韓国交正常化 | 1965年の日韓国交正常化交渉の過程を説明する。そして戦後日韓関係における1965年体制の意味について考察する。 | |
6 | 日韓経済協力の進展 | 国交正常化以後の日韓政府間関係、日韓経済協力の深化、国交正常化以後の日韓の相互視座、日韓経済協力の政治的意味について説明する。 | |
7 | 冷戦の変容と日韓関係 | 米中接近と日韓の反応、米中和解と日中国交正常化、米韓同盟の変容と日韓関係、南北関係の変容と日韓関係について考察する。 | |
8 | 維新体制と日韓協力 | 1970年代の日韓関係がその前後の時期と比較して、いかに緊密であったのかについて説明する。また韓国の重化学工業化の進展についても説明する。 | |
9 | 韓国の民主化運動と日本 | 韓国の民主化運動からみた日本についてと日韓関係の緊密化とその限界について考察する。 | |
10 | 韓国の民主化とソウル?オリンピック | 民主化に続くソウル?オリンピックの開催は、日韓の社会レベルの交流をさらに促進する契機となった。それが両国の相互認識がどのように変化させたのかを考察する。 | |
11 | グローバル化とアジア地域協力 | 地域協力枠組みと日韓関係について概観する。そしてなぜ1997年アジア経済危機が韓国にも波及したのか、という原因を追及する。 | |
12 | 複合化する日韓関係 | 時に対立し、時に協調する両国の歴史認識について検討する。例えば、教科書問題、靖国神社参拝問題、慰安部問題などを考察する。 | |
13 | 「普通」の2国間関係へ | 中国の台頭や米中の対立が激化する中、日韓関係は今後「普通」の2国間関係になっていくための方向性について考察する。 | |
14 | 今後の日韓関係に向けて | 地域主義やグローバル化の潮流に日韓はどう対応しているのか、そして直面している課題を取り上げ今後の展望について検討する。 |