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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
自然?環境?人間1(歴史における科学技術2:日本の近代化と科学技術)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY1(SCIENCE AND TECHNOLOGY IN HISTORY 2: JAPAN'S MODERNIZATION AND S&T) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
内田 正夫 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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内田 正夫 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
私たちは科学技術に取り囲まれた現代社会に生きている。物の生産や消費はもちろん、科学技術は人々の考え方や倫理観にまで大きな影響を与えており、日常生活から将来の政策決定にいたるまで、科学技術に関わる知識や判断力は私たちすべての市民に求められる。そこで、科学技術のありようを歴史から学び、考察する学問分野が科学史?技術史である。 西洋において近代科学が生み出されてきた時代、日本はいわゆる鎖国体制によって西洋近代科学技術から隔絶されてきたが、その間にも蘭学という形でそれを取り入れ、やがて明治維新以後、急速にそれを導入し、消化し、我がものとしてきた。このような歴史は日本の科学技術に特殊な性格を刻印し、さらに戦争の時代と戦後の高度成長を経て、現代に到る科学技術のありようを形成してきた。この過程を振り返ることを通して,現代の科学技術をめぐる諸問題を考える土台としたい。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は講義形式。講義の概要をプリントで配布し、参考となる画像をパワーポイントで提示する。これらのファイルをmanaba(コースコンテンツ)にも掲示するので参照してください。 授業は教室での対面授業を基本としますが、Zoomを用いたリアルタイム配信も併用します。コロナ禍のもと、大学に出校することをためらう人は、(木)の定時にZoomに接続してください。また、その時刻にZoomを視聴できない人のために、録画のオンデマンド配信もします。ただし、これは原則として授業後2~3日間だけとします。(教室からのZoom接続が不具合であったり、録画がうまくいかなかった場合にはご容赦ください。) 大学サイトのZoom?PorTaII?manabaのシステムを利用します。各回の講義の概要や関係画像、その他連絡事項をmanabaまたはPorTaIIにアップロードしますから、参照してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業で参考文献を指示するので、できるだけ幅広く読んでください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学期末試験が実施できないので、レポート試験が60%、平常点(授業内での簡単な[クイズ](manabaに入力)が40% | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 洋学の時代(1) | 日本の伝統技術と伝統的自然観 | |
2 | 洋学の時代(2) | 蘭学の興り | |
3 | 洋学の時代 (3) | 幕末の洋学 | |
4 | 明治維新から帝国大学まで(1) | 殖産興業と科学技術政策 | |
5 | 明治維新から帝国大学まで(2) | 社会インフラの整備、帝国大学の設立 | |
6 | ""自立""から敗戦まで(1) | 明治後期~昭和初期の科学 | |
7 | ""自立""から敗戦まで (2) | 戦争と科学技術 | |
8 | 戦後復興と高度成長 (1) | 産業と科学の戦後復興 | |
9 | 戦後復興と高度成長 (2) | 技術革新と高度成長 | |
10 | 現代科学技術の諸問題 (1) | 先端科学技術の特性 | |
11 | 現代科学技術の諸問題 (2) | 公害?環境問題の歴史① 「公害」から「環境」へ | |
12 | 現代科学技術の諸問題 (3) | 公害?環境問題の歴史② 地球環境の認識 | |
13 | 現代科学技術の諸問題 (4) | 核エネルギー利用の歴史① 原爆の開発 | |
14 | 現代科学技術の諸問題 (5) | 核エネルギー利用の歴史② 原子力発電 放射線医療 |