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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
自然?環境?人間2(気候と気象の科学)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY2(SCIENCES OF CLIMATE AND METEOROLOGY) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
松枝 秀和 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松枝 秀和 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義の目的は、気候変動と気象変化に関連する様々な大気現象についての科学的な基礎知識を習得し、自然災害に対する安全安心な持続的社会システムの構築に関する分析力を身に着ける事である。 講義では、まず気候における自然と人為的変動のメカニズムを学び、地球の気候にとって重要な大規模な大気循環に関する科学的知見を習得する。次に、身近な気象現象や異常気象を取り上げて気象学の基礎的知識を学習し、気象予報の歴史や現在の予報技術の仕組みを科学の視点から理解する。さらに、過去に起こった気象災害の事例を通して、気象防災と気象監視の現状と課題について考える。 講義を通して気候や気象の科学や最新の予測技術に関する基礎知識を身につけて、気象防災の科学的視点から自然と人間の共生のあり方について自ら考えることができる能力を養うことができる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義は対面授業と遠隔授業(資料?課題配信型)の組み合わせによるハイブリッド授業形態で行う。初回の講義は遠隔授業で授業全体のガイダンスとし、それ以降の回の授業形態についてはガイダンス資料で通知する。講義資料や課題はPorTaIIで配布し、遠隔授業形態による学習にも対応できることとする。各回の授業項目毎に講義内容をまとめた講義要約(1000字前後)をレポート課題として取り組む。履修方法やレポート作成に関する詳細は初回のガイダンス資料で説明する。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習としてPorTaIIにアップする講義資料や課題を一読しておくこと。授業後は、講義の要約作成に取り組み授業内容を復習する。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート(100%):レポート提出を2回に分けてPorTaIIを通じて求める。レポートの課題は各回の授業項目毎に講義内容をまとめた講義要約を基本とし、授業内容の理解度を科学的な論理的思考に基づいて評価する。成績評価の対象となる講義要約作成の要点については初回のガイダンス資料で詳細を説明する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 気候と気象の科学の概要 | 授業全体についての説明と本科目の「気候と気象の科学」とは何かを説明する。 | |
2 | 気候の成り立ち | 気候を形成する基本的な原理を学び、気候の成り立ちと変動について理解する。 | |
3 | 自然の気候変動 | 気候に影響を与えるエル?ニーニョ現象などの様々な地球規模の大気循環を学び、自然で起こる気候変動のメカニズムについて理解する。 | |
4 | 人為的な気候変動 | 人類活動の増加によって引き起こされる人為的な気候変動の仕組みについて学び、人為的な気候変動と自然変動との違いを理解する。 | |
5 | 気候と物質循環 | 気候と地球規模の物質循環の関係性を学び、将来の気候変動予測に対する重要性を解説する。 | |
6 | 日本の将来気候 | 日本各地の将来気候について、その予測技術の仕組みや予測結果を学び、今後の適応策について考える。 | |
7 | 気候と海洋 | 海洋は地球表層の熱や二酸化炭素の貯蔵庫として気候を制御する重要な役割を担っていることを学び、海洋と大気の相互作用を理解する。 | |
8 | 身近な気象学 | 日々の天気や四季を通して私たちの暮らしに身近な存在である気象について学び、気象学の基礎的な知識の理解を深める。 | |
9 | 異常気象 | 異常気象の気象学的な定義とその統計解析手法の基礎を学び、実際の応用事例から異常と呼ばれる気象現象を理解する。 | |
10 | 気象の予測1(歴史) | 人間は気象の変化を予測するために様々な考え方や方法を提示してきた。その歩みについての科学史を学び、気象予測の進歩の過程を理解する。 | |
11 | 気象の予測2(予報) | 気象の予報は日々の天気から季節の予測まで様々な時間と空間スケールを対象としていることを解説し、その基盤となる数値予報の科学技術について学ぶ。 | |
12 | 気象災害と防災 | 日本における気象災害の歴史とその背景にある気象現象のメカニズムを学び、防災のための科学技術の進展と今後の課題について理解する。 | |
13 | 気象変化の監視 | 気象変化をとらえるための様々な観測手法とその原理を学び、日本における現在の気象観測と監視体制について解説する。 | |
14 | 復習 | 本科目で学習した内容について重要なポイントを復習する。 |