シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/15 現在/As of 2021/09/15 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想2(ドイツ語圏の言語と文化)/LANGUAGE AND THOUGHT2(LANGUAGE AND CULTURE IN GERMAN SPEAKING COUNTRIES) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
前田 智 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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前田 智 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ドイツ語圏の歌曲を学びます。バッハを代表とするバロック時代から近現代の時代までのドイツ語圏全般の音楽史における芸術性の高い歌曲の作曲家、作詞家、時代背景などを学んでいきます。また、扱う歌曲をめぐる文化や思想なども紹介する予定です。 尚、ドイツ語や音楽全般の知識は問わない入門講座になりますので安心して受講してください。講義資料として配布する独日対訳を観ながら、曲を鑑賞して、ドイツ語の美しい響きに親しんでいただけたらと思います。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
【シラバスの補足】 第1回目の授業は対面授業で実施。尚、原則として第2回目以降も対面授業で行う予定です。資料はMANABAの「コースコンテンツ」で配布の予定。 【授業の形式?方法と履修上の注意] 対面授業を予定しています。授業は配布予定の講義資料に基づいて授業を進めます。また、授業に関したテーマについての意見交換を行います。オンライン授業による意見交換はワードなどの共有ワークスペースに投稿する形式を考えています。講義資料はMANABAの「コースコンテンツ」に配信しますので、予めダウンロードして受講してください。提出課題の方法や提出期限並びにフィードバックは講義資料で指示及びご案内します。 尚、この授業は全学共通カリキュラムの実践科目です。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前?事後学修として、授業内容の確認と課題提出への取り組みが必要になります。授業で扱う歌曲に関係する資料や情報は、毎回、MANABAの「コースコンテンツ」経由でお知らせします。各自、これらを熟読並びに確認の上、受講してください。受講後はノート整理などをして、課題提出並びに期末レポートの執筆などに備えてください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常の授業参加(意見交換、投稿、毎回の授業での課題)70%と期末レポート30%の合計で評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
学生の方からの質問は、PortaⅡ「教員連絡先」で公開しているメールアドレスで受けつけます。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 「オリエンテーション」 第1曲目『僕の自転車』 |
2021年に結成30周年になるドイツのロックグループ「ディ?プリンツェン」の歌から東西ドイツ統一が社会に与えた影響を読み解いていきます。 | |
2 | 第2曲目『ロックバルーンは99』 | ドイツのミュージシャン「ネーナ」の歌った、1980年代に世界的に大ヒットしたこの反戦歌で歌われている当時の社会的な背景を今日的な視点で考察します。 | |
3 | 第3曲目『君を愛す』 | ベートーベンが20代後半に作曲したこの歌曲と後のオペラ「フィデリオ」や第9『歓喜に寄す』を比較していきます。 | |
4 | 第4曲目『菩提樹』 | シューベルトの「冬の旅」にあるこの歌曲に内在するロマン主義的な特徴等を読み解いていきます。 | |
5 | 第5曲目『すみれ』 | ゲーテ作のこの詩の成立および文学上の背景と、この詩に付曲したモーツアルトの歌曲を考察します。 | |
6 | 第6曲目『歌の翼に』 | ハイネの詩集「歌の本」第2部の『抒情挿曲』の中にあるこの詩ついて「愛を歌った青春の詩」という視点で読み解いていきます。尚、作曲はF. メンデルスゾーンです。 | |
7 | 第7曲目『侯爵様、あなたのような殿方は』 | J. シュトラウス2世が作曲したウィーン?オペレッタ「こうもり」の「笑い」や「ペーソス(哀愁?哀感)」などについて言及します。 | |
8 | 第8曲目『ヴィリアの歌』 | F. レハールが作曲したオペレッタ「陽気な未亡人」と彼の諸作品をウィーン?オペレッタを視点に言及します。 | |
9 | 第9曲目『マリー?テレーズ!-私が誓ったことは』 | R. シュトラウスが作曲したオペラ「薔薇の騎士」とこの歌劇台本を書いた作家H. ホーフマンスタールとが交わした書簡などに言及します。 | |
10 | 第10曲目『狩人の合唱』 | C. M. ヴェーバーが作曲した「魔弾の射手」はドイツで初めての本格的なロマン?オペラです。そこに内在する明暗(民衆と悪魔)が対峙する世界に焦点をあてます。 | |
11 | 第11曲目『女の子か女房がいれば』 | モーツアルトが作曲したオペラ「魔笛」の中の様々な場面の「アレゴリー(寓意?諷喩)」について言及します。 | |
12 | 第12曲目『いつ来ますや、わが救いのきみ?』 | バッハが作曲した「教会カンタータ」BWV140を基に教会、礼拝、音楽に関して基本的な解説をします。 | |
13 | 第13曲目『水夫の合唱』 | R. ヴァーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人」に登場する主人公は「救済」から見放されています。このテーマは、その後のヴァーグナーの複数の作品でも主題として扱われいるのは何故なのかを考察します。 | |
14 | 第14曲目『朝はバラ色の光に輝き』 | R. ヴァーグナーのオペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」に内在する「伝統」と「革新」ついて解説します。 |