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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
交流文化論(トランスナショナル?メディア論)/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山口 誠 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山口 誠 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
メディアとは、人と人をつなげ、事実やメッセージを伝えるための透明な「パイプ」ではありません。ときに事実と異なる情報を伝え、あるいは「事実」そのものを作り出し、そして人と人を分断することもあります。ならば、いつ、どうして「メディア」は生まれ、どのような仕組みを持ち、いかなる機能を果たすようになったのでしょうか。そしてトランスナショナル?メディアとは、いかなる存在でしょうか。 この講義では、「近代」に限定されない「人間の歴史」におけるトランスナショナル?メディアの事例を歴史的に検討し、その特性を理解することを目的とします。たとえば古代の新約聖書、中世の活版印刷術と宗教戦争、近代の国際プロパガンダと国民国家、現代のインターネット?ジャーナリズムなどを多角的に分析します。 メディア研究の基礎から最新の議論を学ぶことで「メディア」の機能と仕組みを考え、トランスナショナル?メディアを「読み解く」だけでなく「使いこなす」ための批判的思考とリテラシーを習得することを目指します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
※この授業は、教室で受講する対面式を原則とし、ZOOMによる遠隔配信などは計画しておりません。ただし1限の授業でもあり、過去5年間の実績では教室定員の半分以下の受講者数しか登録しないため、ソーシャル?ディスタンスを十分に確保し、安心して受講してもらえると考えています。なお学期中に新型コロナ感染症の状況が急変した場合は、遠隔配信などを取り入れ、授業の方法を変更することもあります。予めご理解をお願いします。 ※受講生のレスポンスを確認し、取り上げる事例を変えたり、より詳しい解説を加えたり省いたりするため、事前に作成したレジュメは配布せず、パソコンによる板書をノート?テイキングしてもらう形式で授業を進めます。ただしすべての板書をノートに書き写すことを求めていません。学期末レポートでも、授業内容の詳細を確認する問題は出題しません。 ※授業の具体的な内容と成績評価については、初回の授業で詳しく説明します。そのため、可能な限り初回の授業に参加されることをお願いします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業中に示す事例や重要概念について、図書館などで自ら調べ、さらに理解を深めてください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学期末レポート85%、授業参加度および授業(レスポンによるアンケートを予定)15%。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト?参考文献:各回講義で適宜提示します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 初回ガイダンス | 「トランスナショナル」と「メディア」とは? | |
2 | メディアの源流①:前近代 | メディアとしての「本」はいつ生まれたのか? | |
3 | メディアの源流②:近代 | 「ナショナル」な想像力と印刷術 | |
4 | 近代社会とメディア① | キリスト教の世界観とメディアの関係 | |
5 | 近代社会とメディア② | 「個人」の誕生と「国家」の変容 | |
6 | 近代とメディア③ | 「新聞」の誕生とそのインパクト | |
7 | 近代とメディア④ | ニューヨーク?タイムズの時代 | |
8 | 近代日本のメディア | なぜ一万円札は福沢諭吉であり、渋沢栄一なのか? | |
9 | 20世紀とメディア① | 広告、広報、宣伝の時代 | |
10 | 20世紀とメディア② | ヒッピーとニュー?ジャーナリズム | |
11 | 20世紀とメディア③ | ”Media War”のリアリティ | |
12 | 国際報道の現在形① | 「ライブ」という問題 | |
13 | 国際報道の現在形② | ネット時代のメディア | |
14 | まとめ | トランスナショナル?メディアと21世紀のわたしたち |