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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏芸術?文化概論 b/INTRODUCTION TO GERMAN ARTS AND CULTURE b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山本 淳 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山本 淳 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
<目的> *これからドイツ語圏の芸術?文化を学んでいこうと考えているみなさんのために、芸術?文化史上の基本概念や、重要な文化事象についての情報を提供し、みなさんご自身がそれをもとに、自らのテーマを決めたり、深めたりする「きっかけ」をつくることを目的とします。その際、芸術?文化に「ドイツ語圏」という冠をつけることの意味も同時に考えます。 *この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す、ドイツ語圏の「言語?文化?社会を理解するための専門知識」を習得した「国際的視野に立つ教養人」を育成することに資するものです。 <内容> *ドイツ語圏の芸術?文化の歴史的展開を、社会史と関わらせながら通時的に概観すると同時に、それぞれの時代に見られる文化現象のアクチュアリティについて共時的に考えます。事典のように事柄を網羅的に並べるのではなく、それぞれの時代の文化現象の特徴を端的に示すようなトピックスをゆるやかにつないでいきながら、ドイツ語圏芸術?文化の歴史的な流れをたどり、その特質を明らかにしたいと思います。 *映像?音声資料もできるだけ多く利用する予定です。 *講義は、春学期?秋学期を通して受講することを前提に構成されており、秋学期は19世紀後半から現代までを扱います。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
<授業の形式> *①感染防止策を取って対面授業を行いながら、②Zoomによりリアルタイムで配信し、③授業録画をオンデマンドでも配信します(視聴期限は授業後1週間)。三つのうちどの授業形式で受講するかは受講生が自由に選択できます。ただし自分の生活をきちんと自分で律するためにも、安易な道を選ばないでください。なお、新型コロナウィルス感染状況などにより、対面授業を中止する可能性もあります。 <授業の方法> *講義はPowerPoint等で文書、画像、映像資料等を提示しながら行います。 <履修上の注意> *授業に関する連絡はmanaba(学内メールに連動)を通じて行います。 *毎回、授業に対する「コメントペーパー」を書いていただきます。必ず授業3日後の期限までに、manaba「ドイツ語圏芸術?文化概論b」の「レポート」コーナーを通じて提出してください。各回の授業の冒頭で、前回のコメントペーパーのうち、興味深い内容、重要な質問等をいくつか紹介します。 *学期末には、学期中に扱った講義内容に関連させながら、自分でテーマを決め、課題レポートを書き提出していただきます。詳細は、授業中に説明します。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
<事前学修> manabaでレジュメ等の資料が配布されますので、これを受講前にダウンロードして目を通し、テーマについて自分なりに考えてみてください(2時間) <事後学修> 授業後は、自ら参考文献などを使って考察を深め、テーマに関する批判的検討を行いましょう(2時間)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学期末課題レポート90%、毎回の授業に対する「コメントペーパー」10%の割合で評価を行います。詳細は授業中に指示します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の芸術?文化に関する概論的な知識、分野特有の思考?研究方法の基礎を習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 講義のねらい、講義の進め方、評価方法等について説明する。 | |
2 | 19世紀後半(1):ニーチェをめぐって | 19世紀後半の社会?文化状況を理解し、ニーチェの思想について考える。 | |
3 | 19世紀後半(2):R. ヴァーグナーをめぐって | R.ヴァーグナー芸術の意味と影響について考える。 | |
4 | 世紀転換期(1):世紀転換期のドイツ(語圏)文化 | 世紀転換期の社会?文化状況を概観し、ドイツ(語圏)文化の様相を理解する。 | |
5 | 世紀転換期(2):世紀転換期の美術と音楽(ウィーンを中心に) | ウィーンを中心とした世紀転換期の美術や音楽に触れ、その意義を考察する。 | |
6 | モデルネ(1):近代芸術とは何か | モデルネ(近代、近代芸術)とは何かについて考える。 | |
7 | モデルネ(2):ドイツ表現主義の芸術 | ドイツ表現主義の特徴を理解し、その意義について考察する。 | |
8 | ヴァイマル文化(1):黄金の20年代とヴァイマル文化 | ヴァイマル文化を概観し、黄金の20年代ドイツ(語圏)の社会?文化状況について理解する。 | |
9 | ヴァイマル文化(2):映画/バウハウス | ヴァイマル文化を象徴する、映画およびバウハウスについて学び、その意義を考える。 | |
10 | ナチズムと芸術(1):「芸術家」ヒトラーと文化統制 | 「芸術家」ヒトラーと、ナチズムの文化統制について考察する。 | |
11 | ナチズムと芸術(2):「大ドイツ芸術展」と「退廃芸術展」 | ヒトラーが開催した「大ドイツ芸術展」と「退廃芸術展」という対照的な芸術展を比較し、その意味と影響について考察する。 | |
12 | ナチズムと芸術(3):L.リーフェンシュタールとナチ神話 | L.リーフェンシュタールの映画作品とナチ神話との関係について考える。 | |
13 | 現代へ:新たな芸術の展開:J. ボイスをめぐって |
ドイツ語圏のみならず、世界の現代アートに大きな影響を与えたJ.ボイスについて学び、それを手掛かりに、そもそも芸術とは何かについて再検討を加える。 | |
14 | まとめ | 秋学期の授業全体のまとめやフィードバックを行う。 |