シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏の言語 b/AREA STUDIES IN GERMAN LANGUAGE b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
黒子 葉子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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黒子 葉子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義では、ドイツ語圏のことばを理解するために必要となる言語学の専門知識や分析方法を習得することを目指します。秋学期には、語?句?文の構造や意味、実際の運用の仕方、コミュニケーション上の意図などについて解説します。春学期の講義内容は前提としませんので、秋学期からの履修も歓迎します。多くの例を見ながら、受講生の皆さんに考えてもらう形で進めていきます。それによって、今まで意識することのなかった「ことばの機能」を発見することが、この講義の目的です。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面授業+Zoomによる同時配信のハイフレックス型授業を予定していますが、状況によって授業形式を一部変更する可能性もあります。 毎回パワーポイントを用いて教員が講義を行い、授業の終わりに講義内容に関連した課題を出します。課題の提出先はmanabaです。授業内容に関する質問があれば、同時に提出してもらいます。次回授業の冒頭で、課題の解答を示します。また、受講生のコメントや質問を紹介し、全員で議論します。このようなプロセスを通して、言語学の考え方や分析方法に対する理解を深めていきます。 初回授業で、受講上の注意点を詳しく示しますので、必ず参加してください。個別の事情がある場合には、相談にのりますので、初回授業日までにメールで必ず申し出てください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
受講前にmanabaで配布する授業資料によく目を通してください。受講後には講義内容をよく復習し、課題に答えてください。疑問点、不明点があれば質問してください。講義内容に関連する文献を参照し、知識を深めてください。全体で毎週約4時間の学習が予想されます。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への参加度 (20%) と、授業後に提出する課題 (80%) に基づき評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語学に関する専門的な知識、分野特有の思考?研究方法を発展的に習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 学期中の授業計画、授業の特性、成績評価について説明する。 | シラバスをよく読んでおく(30分)。manabaの授業連絡を確認する(30分)。課題に答える(1時間)。 |
2 | 統語構造の多義性 | ドイツ語の統語論の基礎を学ぶ。句や文の成り立ちについて理解する。多義的な統語構造を自分で分析できるようにする。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。多義的な統語構造に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
3 | 格標示と語順の関係 | 格標示と語順の歴史的変遷を通言語的に観察する。格標示が語順に与える影響について理解する。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。格標示と語順に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
4 | 文法的性と格標示に関する言語間の差異 | 世界の言語の文法的性の類型論的調査を紹介する。格標示との関係についても解説する。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。文法的性に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
5 | 「意味」の意味-内包と外延 | ドイツ語の意味論の基礎を学ぶ。内包と外延の違いを理解する。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。内包と外延に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
6 | 語の内包はいかに定義されうるのか-方法論比較 | 語の内包を定義する際に生じる問題点について議論する。代表的な方法論の比較を行う。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。内包の定義をめぐる方法論を比較する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
7 | 意味に関する言語形式の違い-相対主義と普遍主義 | 言語相対主義と言語普遍主義の考え方の違いを理解し、自分の考えをまとめる。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。言語相対主義と言語普遍主義に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
8 | 発話状況によって変化する意味 | ドイツ語の語用論の基礎を学ぶ。発話状況によって変化する意味について考え、自分で分析できるようにする。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。発話状況によって変化する意味に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
9 | コミュニケーションの諸要因 | コミュニケーションを構成する諸要因について、実例を見ながら理解を深める。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。コミュニケーションの諸要因に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
10 | 発話行為理論 | 発話行為理論の基本的な考え方を紹介する。実際に自分で具体的な発話を分析できるようにする。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。発話行為理論に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
11 | 対人関係と言語的配慮 | ポライトネス理論を紹介し、普段のコミュニケーションの場面でどのような言語的配慮がなされているのかを分析する。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。ポライトネス理論に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
12 | ドイツ語圏の広がり | ドイツ語圏の地理的な広がりについて解説する。それぞれの地域でドイツ語がどのように用いられているかを理解する。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。ドイツ語の多様性に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
13 | 言語と社会 | ベルギーを例に、言語による対立の歴史や少数派のドイツ語母語話者の暮らしについて理解する。 | 事前に授業資料に目を通す(1時間)。授業内容をよく復習する(2時間)。ドイツ語圏の言語と社会に関する課題を作成?提出し、疑問点があれば質問する(1時間)。 |
14 | 秋学期のまとめ | 学期中の講義内容に関する議論をまとめる。 | 秋学期の講義内容を復習する(2時間)。関連する文献を参照し、理解を深める(2時間)。 |