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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(現代社会?歴史) b/TEXT STUDIES (GERMAN MODERN SOCIETY AND HISTORY) b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
井村 行子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井村 行子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ワイマール共和国期の最も著名な歴史家の一人であるアルトゥール?ローゼンベルクについて書かれた、やや短めの論文を読んだ後、伝記のなかの1章を読む。ここでは一応、離党後、共和国末期の活動を扱った章をとりあげたが、受講者の希望によって別の章に変更することも可能である。 ローゼンベルクはワイマール共和国期には目立つ人物であったが、ナチ時代には葬り去られた。しかし彼の歴史認識の多くは今日の歴史学に受け継がれている。 伝記的研究は個人を通して歴史を見直すことになると思うが、この場合、同時代をただ理解しようとするだけでなく、主体的に関わり、働きかけようとした歴史家の活動の一端を垣間見ることになると思う。 ※この授業は、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「修得された高度な語学能力を活かし、ドイツ語圏の社会の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得」することを目指します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
毎時間、参加者全員に訳読をお願いする。注意してほしいのは、訳読は理解の確認のためであって、翻訳のためではないということである。訳さないでドイツ語を読むだけでは、ただの朗読会になってしまう。絶対にやめてほしいのは、事前に日本語原稿を作ってきて、それを読み上げることである。本人にとっても時間の無駄であるし、聞いている方も理解できないことが多い。 ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。 (但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可) |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修 授業で読む箇所を必ず下読みしてくること(2時間程度) 事後学修 授業で読んだ内容について疑問点があれば自分で調べてみる(2時間程度)。それでも判明しなければ、次の時間に疑問点を提起してほしい。自分にわからないことは、他の人にもわからないことが多い。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート(学期後半) 30% 試験(学期末) 70% |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキストはコピーを配布します。 参考文献についても文献目録を配布します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、現代社会?歴史に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業の進め方 | 事前 とくに必要ありません。 |
2 | Mario Kessler, Arthur Rosenberg, I, S. 177-179 | Rosenberg の生涯の概略 | 事前 テキスト S. 177-179を読む |
3 | Mario Kessler, Arthur Rosenberg, Il, S. 179-182 | ドイツ共産党員としての発言 | 事前 テキスト S. 179-182を読む |
4 | Mario Kessler, Arthur Rosenberg, Il, S. 181-184 | 離党と共産党の反応 | 事前 テキスト S. 181-184を読む |
5 | Mario Kessler, Arthur Rosenberg, IlI, S.184-186 | 『ワイマール共和国成立史』 | 事前 テキスト S.184-186を読む |
6 | Mario Kessler, Arthur Rosenberg, IV, S.187-189 | 『ワイマール共和国史』 | 事前 テキスト S.187-189を読む |
7 | Mario Kessler, Arthur Rosenberg, V, S.187-189 | 左からの理性の共和派 | 事前 テキスト S.187-189を読む 事後 レポート |
8 | 2. Wissenshaft und Bildung, S. 152-153 | 大学での職を求めて | 事前 テキスト S. 152-153を読む |
9 | 2. Wissenshaft und Bildung, S. 154-155 | 教え子たちの思い出 | 事前 テキスト S. 154-155を読む |
10 | 2. Wissenshaft und Bildung, S. 156-157 | 上構学校ケルン?ギムナジウム 同僚と教え子たち | 事前 テキスト S. 156-157を読む |
11 | 2. Wissenshaft und Bildung, 158-159 | 評論活動: ドイツ帝国の社会構造 | 事前 テキスト S. 158-159を読む |
12 | 2. Wissenshaft und Bildung, S. 160-161 | 評論活動: 戦争責任について | 事前 テキスト S. 160-161を詠む |
13 | 2. Wissenshaft und Bildung, S. 162-163 | 評論活動: ソ連の擁護とコミンテルン批判 | 事前 テキスト S. 162-163を読む |
14 | ローゼンベルクから何を学ぶか | 討論 | 事前 とくに必要ありません。 |