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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
言語?教育特殊講義a/SPECIAL LECTURE ON LINGUISTICS AND LANGUAGE TEACHING (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金1/Fri 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
河合 裕美 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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河合 裕美 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義は早期英語学習者を対象とした英語指導ができるようになるために、必要な理論や教育現場での実践活動を概観し、模擬授業などの実技演習にも取り組む。小学校英語が5、6年生で教科となり、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を扱うようになった。3、4年生では「外国語活動」として必修となり、「聞く」「話す」音声中心の活動を高学年の文字の「読み?書き」の指導へ円滑に接続することが求められている(文部省、2017)。英語音声と日本語音声の違い、幼児?児童の年齢や認知の違いを捉え、音声指導が読み書きのリテラシーを支える土台となることを十分理解した上で、体系的な指導法を学ぶ。本科目の中盤からは、英語と異なる言語体系を持ち、EFL環境にある日本語母語の子どもを対象とした英語指導法を紹介し、受講者の指導技術や指導能力が高まるように積極的に演習にも取り組んでもらう。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は対面方式で実施する。ただし、2024欧洲杯投注官网_沙巴博彩公司-官网平台の感染状況よっては、対面+リアルタイムオンラインのハイブリッド方式を採用する可能性もある。 英語教育は小中高の接続の在り方が問題となっている。現在、小学校英語専科教員はまだ圧倒的に不足しており、中高英語教員を小学校専科に配置している自治体もある。将来の中高英語科教員が英語音声の指導法を学んでおくことは、中高生の指導においても必須である。中高英語教職課程履修者は是非積極的に受講してほしい。 *この授業の担当教員は、早期英語教育の実務経験がある。 <実務経験>業種:児童英語教師 / 職種:民間英語教室経営?小学校英語講師?児童英語教師や小学校教員の研修 / 年数:24年 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業中に使うハンドアウトをmanabaより配信する。あらかじめダウンロードしておくこと。 子どもの認知発達や指導面の知識だけでなく、英語能力(特にティーチャートークに必要なスピーキング力)を高められるように、予習?復習にそれぞれ120分以上の英語学習に取り組むこと。テキストや配信資料の授業範囲を授業前に精読し、授業後は配布資料と照らし合わせて復習すること。指導力向上のために、模擬授業を実施する予定であるので、準備にあたっては、ティームティーチングプロジェクトとして、授業外でもチームメンバーと協力して授業案や教材作成に取り組むこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
クイズ?レポート 30% 実技演習?デモ 40% 授業への貢献 30% クイズ?レポート、授業デモ、授業への貢献度を考慮して総合的に評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
英語教育は小中高の接続の在り方が問題となっている。現在、小学校英語専科教員はまだ圧倒的に不足しており、中高英語教員を小学校専科に配置している自治体もある。中高英語教職課程履修者は是非積極的に受講してほしい。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
英語学の特定分野(統語論,音声学,音韻論,意味論,コーパス言語学,機能主義言語学,母語獲得,第二言語獲得,日本語との比較など)に関して専門知識を習得し、分析?論証できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講座内容の紹介 早期英語教育の現状と意義 |
講座内容の紹介、成績評価方法、レポート課題発表 早期外国語教育の意義、小学校英語教科化までの経緯 |
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2 | わが国における早期英語教育 |
小学校外国語活動から外国語科への経緯と現状 | |
3 | 小学校外国語科の指導内容 新学習指導要領を読み解く |
小学校外国語科担当教員のレクチャーや授業実践動画の視聴、新学習指導要領について | |
4 | 子どもの言語習得と関連領域からの理論的枠組み | 音声言語習得過程、学習理論、生得論、インプット仮説、アウトプット仮説、CPH、ピアジェ、ビゴツキー | |
5 | 子どもへの外国語教授法 実践体験その1 |
早期学習者向けのティーチャートーク、CLT、ホールアプローチ、TPR?手遊び歌演習、ティームティーチング演習、絵本選定 | |
6 | 音声指導を支える理論的枠組み 実践体験その2 |
英語の音声指導の基本:1.日本語と英語の音声の違い、2.英語の音声の特徴 、発音演習(アルファベットジングル?ライムなど) 絵本の読み聞かせ |
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7 | 子どもへの音声指導法その1 実践体験その3 |
音素認識?文字知識?音韻認識 音素認識や音韻認識を高めるアクティビティ(演習) |
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8 | 子どもへの音声指導法その2 実践体験その4 |
歌やチャンツ 歌やチャンツを使ったアクティビティ(演習) |
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9 | 子どもへの音声指導法その3 | 音声指導動画を使った演習、授業への応用 | |
10 | 音声から文字への円滑な指導 子どもの語彙の発達と語彙指導 |
アルファベット知識、フォニックス 、語彙指導 | |
11 | 子どもへの音声指導法その4 実践体験その5 |
音素認識、音素の明示的な発音指導と指導順序、絵カードを使った演習 | |
12 | 子どもへの音声指導法その5 実践体験その6 |
音韻認識(オンセット&ライム、音節)の明示的な指導、絵カードを使った演習 | |
13 | 模擬授業準備 | 個別指導:題材の選定、授業計画、教材作成 | |
14 | 模擬授業 | フィードバック、振り返り、個別の講評 |