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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランスの政治Ⅰ/POLITICS IN FRANCE I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
尾玉 剛士

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
尾玉 剛士 フランス語学科/FRENCH
授業の目的?内容
/Course Objectives
【授業目的】
 国際比較の視点から現代フランスの政治システムの特徴を理解するとともに、フランスのみならず日本を含めた民主主義諸国の政治動向を見る眼を養う。そうすることで、フランス語学科の学位授与方針が示す「主にフランス語圏を対象とする概括的な国際教養を持って、国際的な市民としての社会的責任を果たす能力」を身に付ける。

【授業内容】
 はじめにフランス革命以降のフランス政治史の大きな流れを整理する。続いて現在の議会や官僚制などの制度の特徴を解説した上で、政党?政治家の活動や街頭デモを含めた実際の政治のダイナミズムへと焦点を合わせていく。
 政治システムの検討にあたっては、国際比較(とくに日本とフランスの比較)を重視することで、現代の民主主義諸国の政治のあり方について国際的な視野から考察し、フランス語学科の教育課程の編成?実施方針が示す「フランス語圏の社会に関する専門知識を修得し、社会の諸問題を分析して自らの見解を提示できる能力」の獲得を目指す。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【授業形式】
 対面授業。授業連絡、資料と課題の掲示はmanabaで行う。
 配布資料に沿った講義を行うが、一方通行の授業にならないよう毎回小テストに取り組んでもらい、ユニークな解答や質問などを紹介しながら授業を進めていく。

【フィードバック方法】
 毎回の提出課題(小テスト)に感想?質問を記入する欄を設け、翌週の授業の最初にリプライを行う。もちろん授業中?授業後に直接質問していただいても構わない。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 授業内容をよく復習し課題を作成すること。また、毎回配布資料のなかでキーポイントを整理するので、何が本質的な論点なのかよく復習して次回に備えること(以上、合計4時間程度)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
指定しない。毎回参考文献を紹介する。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『フランスの政治制度(改訂版)』(2013年)
著者
/Author name
大山礼子
出版社/URL
/Publisher
東信堂
ISBN
/ISBN
978-4798911946
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『教養としてのヨーロッパ政治』(2019年)
著者
/Author name
松尾秀哉、近藤康史、近藤正基、溝口修平(編集)
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
978-4623086412
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
『フランス現代史』(2018年)
著者
/Author name
小田中直樹
出版社/URL
/Publisher
岩波新書
ISBN
/ISBN
978-4004317517
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(授業姿勢と毎回の提出課題で評価)50%、期末レポート50%。
無断欠席は0点扱い。やむを得ない事情により欠席する場合、必ず事前に事情を説明して了解を得ること。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランスの政治の全体像、および、フランスの政治の現状や特質など、フランスの政治に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス  授業目的?進め方?評価方法などの説明、各回の概要紹介、課題提出の練習。
2 フランス政治史① フランス革命から第二帝政まで フランス革命以降の政治史の見方から始め、革命はどのように発生?終結し、その後の政治史はどのように展開したのかについて学ぶ。
3 フランス政治史② 第三共和制から第四共和制まで 19世紀後半から第二次世界大戦後にかけてのフランスにおける議会制民主主義の困難な展開について学ぶ。
4 フランス政治史③ 第五共和制 1958年に成立した現憲法下において、それまでの時代と比べフランス政治がどのように変わったのかについて学ぶ。
5 現代フランスの政治システムの概要 日本と比較しながら、第五共和制フランスの政治システムの概要について学ぶ。
6 議会 日本とフランスの議会(国会)のあり方を比較しつつ学ぶ。
7 官僚制 日本とフランスの官僚制(中央官庁)のあり方を比較しつつ学ぶ。
8 選挙制度 日仏の国政選挙の仕組みを比較分析し、選挙制度の設計がその国の政治の展開にどのように影響を与えるのかについて学ぶ。
9 政党システム① 歴史的な特徴 フランスの政党システムの歴史的な特徴を学ぶ。
10 政党システム② 最近の動向 20世紀末から今世紀にかけてのフランスにおける政党システムの変化について学ぶ。
11 政治的リーダーシップ フランスの大統領と日本の首相のリーダーシップを比較し、リーダーシップを左右する要因について学ぶ。
12 社会運動 フランスではなぜ街頭デモやストライキが盛んに行われるのか、歴史を遡りながら考える。
13 現代スイス政治 隣国スイスの政治システムはフランスのものとは大きく異なっているが、共通する争点もある。フランスと比較しつつ、現代スイス政治について学ぶ。
14 シティズンシップ教育 フランスの学校におけるシティズンシップ教育について学ぶ。

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