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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランスの経済Ⅱ/ECONOMY IN FRANCE II
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月5/Mon 5
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
廣田 愛理

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
廣田 愛理 フランス語学科/FRENCH
授業の目的?内容
/Course Objectives
戦後のフランスにとってヨーロッパ統合は国益追求の重要な手段だと見なされてきました。それゆえフランスは、統合の主導権を握ることを目指し、今日まで統合の進展において常に重要な役割を担ってきています。この授業では、第2次世界大戦以前から今日のEUに至るまでの過程において、様々なヨーロッパ統合構想にフランスがどのように関わってきたかを学んだうえで、現在のEUにおけるフランスの役割について主に経済的な側面から考えていきます。

この授業は、フランス語学科の学位授与方針および教育課程の編成?実施方針に示された「フランス語圏の社会に関する専門知識の修得と社会の諸問題を分析能力の養成」のために、履修者がフランスの経済についての専門的な知識を身に着けるともに、その知識をもとに自らフランス社会の諸問題を分析し、自身の見解を提示できるようにすることを目指します。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
◆この授業は【オンデマンド配信型(動画配信)】で行います。
授業は講義形式で行い授業動画はmanabaで配信します。また、2回に1回程度授業内容について確認する小テストをmanaba上で実施します。授業形式は講義形式が基本となりますが、履修者の皆さんの希望や状況に応じて対面でディスカッションを行う回を設けるかもしれません(その場合は自由参加とします)。

※この授業では授業動画配信?資料配布や連絡にmabanaを利用します。毎回の授業日には必ずmanabaをチェックしてください。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
【事前学修】授業内で指示するキーワード等について、事前に調べてきてください。また、事前学修について別途指示がある回については、「授業計画詳細情報」に記載しています。(2時間)
【事後学修】毎回、授業の冒頭でその回の授業のテーマを掲げるので、授業後はテーマについて理解できたかどうか、学んだ内容を自分の言葉でまとめ、論理的に説明できているかを確認してください。「簡潔かつ的確」に授業内容を要約できるようにトレーニングしてください。(2時間)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
教科書は使用しません。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
フランスと世界
著者
/Author name
渡邊啓貴?上原良子編著
出版社/URL
/Publisher
法律文化社
ISBN
/ISBN
978-4-589-04034-3
その他(任意)
/other
2019年発行
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
①manabaを使った確認の小テスト(30%)
②期末テスト課題(70%):授業で学んだ内容を理解できているか(50点)、論理的に自分の見解が述べられているか(20点)を評価のポイントとします。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
フランスの経済の全体像、および、フランスの経済の現状や特質など、フランスの経済に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 地域統合とは? 地域統合とは何かを説明し、なぜ地域統合を行うのかを説明します。
2 ヨーロッパ構想の出現から第1次大戦まで 第1次大戦までどのようなヨーロッパ統一の構想があったのかを確認します。
3 戦間期のヨーロッパ構想 戦間期のヨーロッパ統一構想について確認します。
4 第2次大戦期のヨーロッパ構想 第2次大戦中にヨーロッパ統一の構想はどうなったのかを説明します。
5 戦後復興と経済近代化 フランスの戦後復興?経済近代化との関連でヨーロッパ政策を検討します。
6 シューマン?プランとECSC 戦後のヨーロッパ統合の最初の試みに、フランスがいかに関わったのかを説明します。 高校時代に世界史を選択した履修者は、世界史の教科書でヨーロッパ統合がどのように扱われているか確認してきてください。
7 フランスはヨーロッパ統合に何を求めたのか? ここまでの授業内容を振り返り、ヨーロッパ統合の初期において、フランスが統合に何を期待していたのかを考えてみましょう。
8 EECの設立に向けて 欧州経済共同体の設立にフランスが消極的だった理由、そして、最終的にそれを受け入れた理由を考えます。
9 ドゴールとEEC ドゴール大統領の登場により、フランスのヨーロッパ政策がどのように変化したのかを考えます。
10 ドゴールとイギリス イギリスの加盟問題にフランスがどのように対応したのかを説明します。
11 1970年代のフランスとヨーロッパ統合 「栄光の30年」が終わり、経済が停滞しはじめる時期のフランスのヨーロッパ政策について説明します。
12 ミッテラン時代のヨーロッパ政策 第5共和政初の社会党政権下で、フランスのヨーロッパ政策はどのように変化したのかを考えます。
13 EU誕生から今日まで 1990年代から今日までのEUにおけるフランスの役割について確認します。 最近のEU関連のニュースを調べてきてください。
14 まとめ 現在のEUの課題について確認し、今後、フランスとEUの関係はどのように進展していくのかについて考えます。

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