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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
交流文化概論iii/INTRODUCTION TO TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES III |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火5/Tue 5 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
北野 収 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北野 収 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
交流文化学科の専門科目分野のひとつである「グローバル社会」領域の導入科目です。当該分野には多様かつ有益な科目群が用意されていますが、この概論iii は「交流文化学科での学び」という文脈性を意識して、国際関係、国際政治、国際開発、平和学等の基礎知識を習得することを目的とします。 私たちが生きるグローバル化された社会は、国際機関、各国政府、企業やNGO等非国家行為主体、市民社会等の様々な行為主体の相互交渉、条約等の決まり事(制度的枠組み)によって「運営」されています。にもかかわらず、戦争、紛争、貧困、環境、人権等の問題は後をたちません。 グローバル社会に生きる一員として、これらの問題群について主体的に思考し分析するための基礎的要素を養います。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
★初回を含めて対面(ズームライブ)を行うが、オンデマンド録画を併用する。 ★回によっては、オンデマンドのみの回がある。 ★コロナが悪化した場合は、全面的にオンデマンドに移行することがある。 ★学期中に最大4回、ポルタまたはマナバによる質疑応答を行う予定。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
資料の指定された部分を事前に読むこと、自分でとったノートも含めて復習し、理解を深める。 ★授業内はチャット、授業外ではメールで随時、積極的な質問を受け付けています。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート課題 60% 『平井朗ほか編『概論 平和学のいまー地球?自分?未来をつなぐ見取図』に基づくレポート。 学期中小課題(質問&フィードバック)最大4回 40% |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
参考文献:授業で指示。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
国際関係研究の役割、および国際関係時事に関する基礎知識を習得し、グローバル社会を分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 全体ガイダンス 国際関係基礎①主体論 |
交流文化学科とグローバル社会領域との関係、民族→階級→民族→人類、インターナショナル/グローバル/トランスナショナル/プラネタリー | |
2 | 国際関係論基礎②主体論 | 国民国家、マキャベリ『君主論』、モンテスキュー『法の精神』、超大国?覇権国家、グローバル化と国家、スーザン?ストレンジ「国家の後退」、国家と社会 | |
3 | 国際関係基礎③主体論 | 地域研究という視座、様々な「地域」、地域間協力(EU等)、地域統合(ASEAN等)、国際連盟、国際連合、トランスナショナル行為主体(NGO、TNCs) | |
4 | 国際関係基礎④歴史編 | 国際社会の歴史、中世の終焉、大航海時代、スペイン?ポルトガルの植民地、オランダ?イギリスの植民地、ウェスト?ファリア体制、パックス?ブリタニカ、フランス革命、アメリカ独立、産業革命 | |
5 | 国際関係基礎⑤歴史編 | 「2つの世界論(西洋とそれ以外)」、帝国主義、パックス?アメリカーナ、フォーディズム、2つのナショナリズム | 小課題① 予定 |
6 | 国際関係基礎⑥国際システム論 | 国際システムの展開、冷戦、リアリズム、勢力均衡論 | |
7 | 国際関係基礎⑦国際システム論 | 国際システムの変容、ネオリアリズム、グローバル?ガバナンス論、人類益、もう一つの国際関係観(コンストラクティビズム) | 小課題② 予定 |
8 | 平和学概論① | 平和の定義、暴力の諸類型、権力、アナーキー、革命、人間の安全保障 | |
9 | 平和学概論② | 南北問題、その歴史、ブレトンウッズ体制、資源ナショナリズム、累積債務問題、新自由主義と構造調整、ポスト冷戦期のグローバル化 | |
10 | 平和学概論③ | ジェンダーと国際関係、ジェンダー、マスキュリニティ、フェミニズム、ジェンダーと戦争?労働?教育?環境、エコフェミズム、構造調整とジェンダー、WIDからGADへ | 小課題③ 予定 |
11 | 国際開発概論① | 国際開発史、世界銀行、トルーマン?ドクトリン、工業化の時代、開発国家の登場、社会開発、緑の革命、成長の限界、失われた10年、アマルティア?セン「自由としての開発」、持続可能な開発、MDGsからSDGs | |
12 | 国際開発概論② | グローバル化の光と影、自由貿易、メリットとメリットの例、デビッド?リカード「比較生産費説」、リバタリアンニズム(自由至上主義)、富の分配の不平等 | |
13 | 国際開発概論③ | 日本の開発経験、負の側面(近代化の影:水俣病など)、正の側面(内発的発展)、生活改善運動、一村一品運動、アジア?アフリカへの伝播 | |
14 | 国際開発概論④ | 日本の国際協力?ODA、NGO、民際協力、グローバル?パートナーシップ、SDGsと私たち | 小課題④ 予定 |