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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
英語専門講読Ⅰ/ADVANCED THEMATIC READING I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月3/Mon 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
花本 広志 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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花本 広志 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は、外国語学部交流文化学科の学位授与方針(DP)が示す「国際的?越境的(トランスナショナル)な視点から世界に対する概括的な教養」を身につけること、及び教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「高度な英語運用能力」の養成に資するため、国際取引契約法に関する英語文献を講読することを通じて、法律英語に慣れ、その特徴をつかむこと、日本の契約法と比較することで、「法という文化現象」の現われ方の違いについて考察すること、法的なものの考え方とはどのようなものかを知ることを目指します。ただし、科目の性質上、国際取引契約法や国際商事契約原則に関する専門的な知識を獲得することそれ自体は目的としません。 英文マテリアルとしては、「UNIDROIT 国際商事契約原則」の2016年版公式注釈書(下記テキスト)のうち、CHAPTER 2 : FORMATION AND AUTHORITY OF AGENTS Section 1: Formation 及び CHAPTER 7 NON-PERFORMANCE の部分(pp.34-74, pp.227-291)を用います。 授業は原則として対面で行う予定ですので、各自が確実に感染対策を行ったうえで参加して下さい。さし当たり初回の授業は対面で行う予定ですが、感染症拡大の状況によってはリアルタイムオンライン型に切り替えることもあります。その場合、manabaを通じてお知らせしますので、少なくとも前日には確認するようにして下さい。なお、対面授業への参加が難しい事情がある場合は、できるだけ早期に(初回授業開始前は教務課を通じて)担当教員に相談してください。事情に応じて対応策を考えます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業では、「ジグソー法」という協同学習の手法を用いて授業を進めます。すなわち、 ア 1グループ3人以上として、クラスをいくつかのグループに分けます。 イ テキストは、毎回4~5頁前後で切りのよいところまで読み進むものとしますが、その際、各グループ内で、①条文翻訳?関連事項調査係、② 注釈要約係、③事例説明係に、それぞれ各1~2名を割り振ります(各係は毎回ロー テーション)。 ウ 各係は、それぞれの役割に応じて「予習メモ」(A4用紙1枚程度以内)を作成して、 授業当日の午前8時までにmanaba に提出します。 エ 授業では、最初に、係ごとに集まってグループ(エキスパートグループ)となり、 各自の「予習メモ」をもとに情報を交換し、質疑や議論を行って、各自が調べてき たことをブラッシュアップします。 オ エを通じて、各自がその面のエキスパートになったら、本来のグループ(ジグソ ーグループ)に戻ります。ジグソーグループでは、最初に、条文翻訳?関連事項調 査係が条文の日本語訳を示し、法律用語や関連事項について説明します。その後、 注釈要約係が各条文の注釈について説明し、事例説明係が事例の説明をします。各係の報告が終わったら、グループ内で質疑を行ったり、内容について議論したりし て、当該条文がど のような趣旨で、どのような場合に適用されるものなのか、理解を深めます。最後に、授業のまとめと振り返りを行います。 カ 授業終了後、条文翻訳?関連事項調査係は、その日の報告と質疑や議論の内容を まとめ、MYDOC の Wiki の機能を使って「授業日誌」原案を作成します。グループの他のメンバーは、Wiki 上の「授業日誌」原案 を読んでコメントをつけます。これを受けて、条文翻訳?関連事項調査係は、「授 業日誌」原案を適宜修正するなどして完成させます。 ジグソー法の詳細を含む授業の運営方法や成績評価の方法?基準などについては、第1回のオリエンテーションで詳しく説明します。また、オリエンテーションでは、テキストを読むうえで必要な契約法等の基礎知識についてのミニ講義もしますので、受講希望者は、可能な限り第1回のオリエンテーションに出席して、どのような授業か理解したうえで履修してください。なお、履修の前提として、法的な知識は一切必要ありません |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前には、受講者各自に割り当てられた役割に応じて準備して予習メモを作成し提出すること、事後にはグループごとに授業日誌を作成して提出することを求めます。予習メモ及び授業日誌の記載要領について詳細は、第1回のオリエンテーションで説明します。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
ア 原則: 下記の条件をすべて充足している限り、A(優)の評価とします。 ① 正当な事由のない欠席が2回以内であること(遅刻?早退は、0.5 欠席とする〔以 下同じ〕)。 ② 正当な事由のあるものも含めて、欠席が4回以内であること。 ③ (各自の係に応じた)「予習メモ」を期限内(授業当日午前8時まで又は授業に持参〔以下同じ〕)に 11回以上、授業日誌を期限内(該当授業終了後2週間以内)に〔条文翻訳?関連事項調査係担当回数―1〕回以上、作成していること。 ④ ラーニング?ポートフォリオ(受講者自身が、自らの学習実践について、証拠資料と関連付けて「省察」した文書)を期限内に提出し、その自己評価が80 点以上である こと。 イ AA(特優): AA(特優)は、下記の条件をすべて充足する場合とします。 ① 正当な事由のない欠席が1回以内であること。 ② 正当な事由のあるものも含めて、欠席が4回以内であること。 ③ (各自の係に応じた)「予習メモ」を期限内に13回すべて、授業日誌を期限内(該 当授業終了後2週間以内)に、条文翻訳?関連事項調査係担当回数と同じだけ提出し ていること。 ④ ラーニング?ポートフォリオを期限内に提出し、その自己評価が80 点以上である こと。 ⑤ 教員(花本)によるラーニング?ポートフォリオ評価が90 点以上であること。 ウ その他: ア、イ以外で、下記の条件をすべて充足する場合は、B(良)、1つでも 充足しない場合は、F(不可)とします。ただし、①③④のいずれか1つのみわずか に不足する場合で、かつ、宥恕すべき特段の事情があるときに限り、C(可)とすることがあります。 ① 正当な事由のない欠席が3回以内であること。 ② 正当な事由のあるものも含めて、欠席が4回以内であること。 ③ (各自の係に応じた)「予習メモ」を期限内に9回以上、授業日誌を期限内(該当 授業終了後2週間以内)に〔内容報告係担当回数―2〕回以上提出していること。 ④ ラーニング?ポートフォリオを期限内に提出し、その自己評価が 70 点以上である こと。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
授業計画で各回の講読範囲は目安です。受講者の理解度を勘案しながら適宜調整します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション、契約法等の基礎知識 | オリエンテーション(アイスブレーキング、授業の概要、ねらいと獲得目標、成績評価の基準と方法、授業の進め方、予習ノート及び授業日誌の記載要領、グループ分けなど)、契約法等の基礎知識(ミニ講義) | なし。 |
2 | §§2.1.1 ~ 2.1.2(pp.34 – 37) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
3 | §§2.1.3 ~ 2.1.4(pp.37 – 41) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
4 | §§2.1.5 ~ 2.1.6(pp.41 – 45) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
5 | §§2.1.7 ~ 2.1.10(pp.45 – 49) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
6 | §§2.1.11 ~ 2.1.12(pp.49 – 53) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
7 | §§2.1.13 ~ 2.1.14 Comment2.(pp.53 – 57) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
8 | §2.1.14 Comment 3. ~ 2.1.15 Comment 2.(pp.57 – 61) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
9 | §§2.1.15 Comment 3. ~ 2.1.17(pp.61 – 65) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
10 | §§2.1.18 ~ 2.1.20 Comment 2.(pp.65 – 70) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
11 | §§2.1.20 Comment 3.~ 2.1.21(pp.37 – 74) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
12 | §§7.1.1 ~ 7.1.3(pp.227 – 230) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
13 | §§7.1.4(pp.230 – 234) | 指定範囲の内容の理解の確認、日本法との比較 | (事前)担当部分につき読解、予習メモ作成(全員) (事後)授業日誌作成(担当者) |
14 | 授業全体のまとめと振り返り | 授業全体のまとめと振り返り | (事後)ラーニング?ポートフォリオ作成 |