シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
グローバル社会特殊講義/SPECIAL LECTURE ON INTERNATIONAL RELATIONS |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火1/Tue 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
永野 隆行 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
永野 隆行 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義ではイギリス帝国の誕生、発展、そして解体までの歴史を、当時の国際関係(構造やプロセス)と関連づけながら概観していく。まずは帝国、帝国主義、脱植民地化の定義や国際政治上の意味について説明した上で、イギリス帝国の歴史を概観する。続いて、より詳細にイギリス帝国の誕生と発展のプロセスを振り返り、最後に東南アジア、南アジア、中東、南太平洋における脱植民地化の進展を具体的に検証していく。 講義を進めるにあたっては、帝国とはいったい何か、そして帝国と当時の国際関係にはどのような関係が存在したのか、さらには帝国の解体、脱植民地化と戦後の国際関係(冷戦)がどのように影響を及ぼしあったのか、などを念頭に置きながら、イギリス帝国の歴史を振り返っていく。 イギリス帝国の歴史を振り返ることを通じて、イギリス帝国についての理解を深めるだけでなく、帝国の存在やその解体(を考えること)が現代国際関係にどのようなインプリケーションを持っているのか、自分なりの考え方を持つことができるであろう。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義は対面で行い、ライブ配信は行いません。 ただし講義は録画し、それを後日配信します。 (1)授業に関する情報(動画の保管場所、レジメや参考資料の配布)ならびに小テスト回答や最終レポートの提出は全てmanabaを通じて行います。 (2)小テストもmanabaで行います。提出締め切りまでの期間を2週間に設定します。動画の視聴が遅れたため、小テストに気づかなかったということのないようにご注意ください。遅延は一切認めていません。 (3)小テストは、それを通じて受講者が授業の理解度を確認するためのものです。授業で小テストの解説を行いますが、受講生に個別に採点結果は伝えていません。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【事前学習】 授業用レジメに目を通し、講義の概要を把握しておくこと(レジメは授業の概要を把握できるように作成してある)。その上で、わからない用語や史実があったら事前に調べておくこと。 【事後学習】 授業用レジメと、講義ノートを振り返り、講義の概要を改めて確認するとともに、不明点や見落とした点がないか確認すること。疑問点があれば放置せず、教員に質問すること。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
リアクションペーパーの提出(40%)と学期末レポート(60%)による。 リアクションペーパーは2?3回程度行う予定である。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
テキスト:川北稔?木畑洋一編『イギリスの歴史 帝国=コモンウェルスのあゆみ』有斐閣、2000年。(図書館所蔵) 参考文献:講義第一回目に詳しい参考文献リストを配布します。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
従来の科目では扱ってこなかったグローバル社会に関する特定の専門知識を習得し、そこにおける現状および課題等について分析を行い、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | オリエンテーション(本講義の目的と概要) | 本講義の目的を概要を説明します | |
2 | 国際政治と帝国?脱植民地化①帝国とは何か | 帝国の定義を考えます | |
3 | 国際政治と帝国?脱植民地化②国際関係における帝国 | 国際関係における帝国の意味を考えます | |
4 | 国際政治と帝国?脱植民地化③帝国と世界経済 | 現代の世界経済のシステムと帝国の関連を考えます | |
5 | 国際政治と帝国?脱植民地化④世界大戦と帝国 | 世界大戦後が帝国の存在に与えた影響を考えます | |
6 | 国際政治と帝国?脱植民地化⑤帝国解体と国際関係 | 帝国解体と冷戦のつながりを考えます | |
7 | 前半の授業のまとめと質疑応答 | 授業前半のまとめと履修者からの質問に答えます | |
8 | イギリス帝国の誕生と発展①?英帝国の誕生(その1) | イギリス帝国の誕生の背景を探ります(1600年代) | |
9 | イギリス帝国の誕生と発展②?英帝国の誕生(その2) | イギリス帝国の誕生の背景を探ります(1700年代) | |
10 | イギリス帝国の誕生と発展③?英帝国の再編(その1) | アメリカ独立戦争後のイギリス帝国の変貌を考えます(1800年代前半) | |
11 | イギリス帝国の誕生と発展④?英帝国の再編(その2) | アメリカ独立戦争後のイギリス帝国の変貌を考えます(1800年代後半) | |
12 | イギリス帝国の誕生と発展⑤?英帝国の発展(その1) | 黄金期を迎えたイギリス帝国の発展を考えます(1900年代前半) | |
13 | イギリス帝国の誕生と発展⑥?英帝国の発展(その2) | 黄金期を迎えたイギリス帝国の発展を考えます(1900年代後半) | |
14 | イギリス帝国の解体、脱植民地化(総論) | イギリス帝国の解体と現代国際関係を考えます |