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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
経営学b/BUSINESS MANAGEMENT(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高松 和幸 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高松 和幸 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経営学全般を扱った書籍を開くと必ず登場する言葉がありますが、学科基礎科目としての基礎概念を理解することがカリキュラム?ポリシーです。つまり、経営学の基礎知識、経営学の基本的な考え方を習得することが目的で、学科専門習得への応用能力を身につけることが目的です また、ディプロマ?ポリシーは自立した良識ある市民としての判断力と実践力と時代の課題と社会の要請に応えた専門的知識と技能を身に着けることを目的としています 20世前半に成立したコンセプトを学習することで目的を達成します。そこでは「どういう人物が、どういう主張をしたのか」という「誰々の何々」という説明となっています。概念レベルとして、時代と共に機能的な説明が中心となります。事例等で解説することも大切ですが、そこから見えてくる「マネジメントとは?」を大切にしながら、アカデミックな経営学のイントロダクションと位置付けています。ここでは現在の経営学で展開されているコンセプトをコンパクトにまとめて解説することを目的にしています |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面で実施します。なお、状況によっては遠隔「課題掲示による授業」並びに補足授業を実施します。そのため以下のような方針で実施します 対面では、補助資料やパワーポイントを利用します 遠隔では、以下のように実施します 1.指定テキストを読了し課題に回答する方式を採用します 2.課題はその都度、テキストの範囲内で示します 3.補足説明等参考資料に当たることで、事前?事後学習にも利用できるようにします 捕捉授業ではオンライン(Zoom)やパワーポイント資料を用いる予定です。コロナの状況にもよりますが、その都度、参考図書を含めて検討します。事前?事後学習で利用できるように、できるだけ参考文献などに当たるようにしてください。レポート課題では、manabaを利用してのコメント、捕捉的解説を行うようにします。質疑、意見などはmanabaの掲示板を利用し、全体にもフィードバックできるようにします |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前?事後学修においては、2単位科目であるため、各2時間程度の予習?復習を含む4時間確保ください とくにレポート作成では、事後を含む学習に5時間の準備、その他2時間の準備、合計60時間の授業外学習を目安としています 事前:課題に回答するために指定テキストをはじめ、参考文献に当たることで理解度を高めます。また、メディアに出てくる企業名とその活動についても理解できるようにします 事後:理解したことが、今後の専門的知識の習得に役立つことと、具体的な企業研究ができるようにします |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(質疑など)20%、レポート課題に回答する割合80%、その他、課題内容を理解し適切に答えることで、専門能力?応用能力を身に着けたどうかを評価します | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
経営戦略論?マーケティング論?経営組織論?人的資源管理論など | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経営学の基礎知識、経営学の基本的な考え方を習得し、様々な企業?組織のマネジメントについて理論的に分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション??本講義の全体を紹介する | マネジメントを発明したと呼ばれるP.ドラッカー理論を取り上げ、何故今日まで多くの読者を魅了しているか?テーラーやファヨール、マグレガーでは学べないものを提供している。 | 事前には20世紀前半の経営学全般を扱った書籍から学ぶこと、事後では20世紀後半のマネジメントのコンセプトを学習することにある。 |
2 | マネジメントとは何か | 一定の定評のあるP.ドラッカーはマネジメントをどのように考えているか?また、マネジメントの将来をどのようにとらえているか?ドラッカーのマネジメント書籍との関係で紐解く。 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に応えることで専門的知見を習得する |
3 | BOPビジネス | 社会的コーズをマネジメントすることで、貧困問題が解消し、あらゆる組織は社会の機関というというドラッカー理論に迫る。コア?コンピタンスで有名なC.K.プラハラッド理論を学習する。 | 事前学習では貧困撲滅とは全く関係ないと思われたマネジメントが、事後学習では必要不可欠であることに気づくことになろう。 |
4 | 管理原則論 | ファヨールにはじまる管理原則論である。ファヨールの流れをくむクーンツらに続く管理過程論について学習する。 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に応えることで専門的知見を習得する |
5 | マネジャーの仕事 | GMの内部から分析したドラッカーは、その書籍の中で分業などの造語を世に送り出した。マネジャーの仕事に注目したH.ミンツバーグはマネジャーを育成する新たな試みを行っている。 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
6 | 官僚制組織 | マックス?ウェーバーの官僚制組織論のこと、一般に行政組織をさし、それはまた非能率組織の典型などを学習する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
7 | 戦略論 | 戦略が持つ意味について、M.ポーターを通して考えたい。SWOTからファイブ?ホースを発明した。業界の競争環境や基本的な戦略はたった3つしかないことを学習する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
8 | 人間関係論 | 合理化された仕事の枠にはめ込まれた人間本来の性質が、いろいろな歪みとなって現れはじめた。人間関係論は、こうした人間性を経営組織のなかに取り込もうとする動きから生じ、現在、人的資源管理となること学習する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
9 | 近代組織の特徴 | 経営者は組織の1つの機関であり、経営者の職能は組織の本質から規定される「組織は、共通の目的を達成するために、2人またはそれ以上の人間の意識的に調整された行動のシステムである」ことを学習する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
10 | マーケティング | そもそもマーケティングとは何か?ドラッカーは明確にしている。さらに発展させてF.コトラーが展開する。コトラーは近代マーケティングの父と呼ばれた。その理由を学ぶ。 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
11 | 意思決定論 | 意思決定論には次の2つがある。組織論の視点から、①組織的決定、②個人的決定、これら決定の違いが問題となることを学習する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
12 | コンティンジェンシー理論 | コンティンジェンシー理論の構成?特徴?ネオ理論?意義?構造を学習する | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |
13 | コンフリクト理論 | 意思決定行動が正常なとき、人間および組織は代替案を選択することができる。これに対して意思決定が停止するとき、決定不可能になる。このような状態をコンフリクトという。これら問題を学習する | 事前では破壊的イノベーションが起きるメカニズムは理解できたが、事後では破壊的イノベーションを巻き起こすことができることを学習する。 |
14 | マネジメントのフロンティア | まとめとして、これまで取り上げた知見をはじめ、有用な分析用具等も取り上げ、その動向に注目して説明する。 | 事前学修:テキストを通読することで、その理論体系を理解できるようにする 事後学習:課題に回答することで専門的知見を習得する |