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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
英語ビジネス?コミュニケーション実務(経済学部用)/BUSINESS COMMUNICATION IN ENGLISH FOR OVERSEAS TRADE PRACTICE |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金1/Fri 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
杉山 晴信 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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杉山 晴信 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業の目的は、英語と日本語による豊富なテキストと資料を活用して、実務的な文書を取り扱う実力を養成しながら、貿易実務に関する一巡の手続き、制度、法令等を包括的に学ぶことにあります。貿易および国際商取引に関する英文マテリアルを用いて、CP(教育課程の編成?実施方針)に記載された各能力の中でも、特に書き言葉での受容能力と産出能力の養成に貢献します。また、DP(学位授与方針)記載の英語運用能力の中では、特に語彙力、書く力および読む力の養成に寄与するウェイトが大きいと思います。この授業の学習内容は木曜日3?4時間目の「英語ビジネス?コミュニケーション」よりも詳細かつ広範囲であり、高度で専門的な知識の習得を目指しています。特に貿易や国際物流?ロジスティクス(logistics)に興味があり、貿易や物流関係の企業への就活や就職を希望する履修者、日本貿易実務検定協会の貿易実務検定試験や日商ビジネス英語検定試験の受験を予定している履修者、通関士国家試験の受験を検討している履修者などに有益な情報を提供できると自負しています。 具体的な学習範囲として、春学期は、貿易の基本概念に加え、貿易取引の時系列的な流れを特に輸出者の視点から6つのステージに区分して、後掲の授業計画のように、その前半(貿易マーケティングの段階、取引関係創設の段階、成約段階)に属するテーマを詳しく学習する予定です。履修者はあらかじめテキストと講義資料の所定の箇所を丹念に読んでくるものとし、授業ではテキストと資料の内容を敷衍する形で解説します。また、固有名詞の変更など若干の調整を加えたリアルなビジネス文書に実際に触れていただき、それらを読解したり、新規に作成したりする実習の機会も可能な限りもうけます。 なお、後掲の授業計画は、授業の進捗状況によって多少の変更があるかもしれませんので、念のため申し添えます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この授業は基本的に教室での対面形式で行いますが、感染防止上やむを得ない状況と判断した場合はZOOMによるライブ配信型遠隔授業に切り替えます。事後の録画配信は行いませんが、対面授業またはオンライン授業を補完するためにmanabaによる資料?課題配信型授業も併用します。履修者は対面授業またはオンライン授業への出欠にかかわらず、manabaに配信される資料や課題を閲覧し、その指示に従わなければなりません。具体的には、manabaで配信する英文テキストおよび各回の授業内容に関連する講義資料を授業の前に必ず閲覧し、保存または印刷して下さい。また、各回の授業後に小テスト(正誤問題、語彙問題など)を実施して当該授業の内容の理解度を確認するとともに、課題(小レポート)の形で履修者に貿易実務に関する意見を述べていただき、あるいは貿易書類を作成していただく機会を数回もうける予定です。なお、授業の進捗状況によって後掲の授業計画に多少の変更があるかもしれませんので、念のため申し添えます。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修として、英文テキストの該当箇所および講義資料を丹念に読んで内容を理解し、要点をノートにまとめて下さい。事後学修としては、講義資料と履修者自身のノートを参照しながら英文テキストの該当箇所を再度精読し、manabaに配信される小テストにトライして下さい。さらに、授業後に配信される小テストの模範解答と解説を読み、正解およびその理由を確認して下さい。事前学修に概ね1時間、事後学修に概ね2時間を要するものと考えられます。 なお、つねに税関、JETRO、経済産業省等のサイトに頻繁にアクセスし、貿易関連の最新情報(特に法令改正や通達)を入手するよう努めて下さい。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
各回の授業後に解答していただく小テスト(概ね60%のウェイト)と数回提出していただく小レポート(概ね40%のウェイト)の成果を総合的に判断して評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
英語ビジネス?コミュニケーション、英語専門講読(いずれも杉山担当) | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
英語ビジネス?コミュニケーション(貿易)に関する応用知識を習得し、実際の貿易で用いる英文書を作成できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 春学期の授業内容および授業計画の説明 | 春学期の授業内容と授業計画について詳しく説明します。さらに、ビジネス?コミュニケーションについて、特に国際商取引との関係を中心に総論的に説明します。 | |
2 | 貿易の基本概念(1):貿易の意義、貿易の主体、貿易の形態など | 国際物品売買取引としての貿易の果たす役割、貿易の担い手である商社やメーカーの機能、直接貿易と間接貿易の各々の特徴などについて、詳しく学習します。 | |
3 | 貿易の基本概念(2):貿易関係諸機関、関税、非関税障壁など | 各貿易関係機関の役割?機能、自由貿易の弊害、関税と非関税障壁(non-tariff barriers; NTB's) などについて、詳しく学習します。 | |
4 | 貿易マーケティングの段階(1):海外市場調査 | 海外市場調査(market research)の目的や調査項目について、詳しく学習します。 | |
5 | 貿易マーケティングの段階(2):販売戦略調査 | 販売戦略調査(marketing research)目的や調査項目について、マーケティングミックス(marketing mix)の策定を中心に詳しく学習します。 | |
6 | 取引関係創設の段階(1):取引先の発見?選定の方法 | 取引先の発見?選定の方法として、商工会議所に対する斡旋依頼、JETROのビジネス案件データベースの利用、国際見本市への出品などを中心に詳しく学習します。 | |
7 | 取引関係創設の段階(2):信用調査の方法 | 取引先候補に関する信用調査の方法として、銀行に対する信用照会 (credit inquiry) といわゆるダン?レポートの活用を中心に詳しく学習します。 | |
8 | 成約段階(1): オファーと承諾、注文と受注 | 契約成立にいたる手続きとして不可欠なオファーと承諾、および注文と受注のプロセスについて、詳しく学習します。 | |
9 | 成約段階(2): オファーで提示される(べき)品質に関する条件 | オファー条件として、いわゆる「主要5条件」のうちの品質条件について、品質特定方法と品質決定時点を中心に詳しく学習します。 | |
10 | 成約段階(3): オファーで提示される(べき)数量に関する条件 | オファー条件として、いわゆる「主要5条件」のうちの数量条件について、数量単位、数量決定時点および過不足容認条件を中心に詳しく学習します。 | |
11 | 成約段階(4): オファーで提示される(べき)価格に関する条件 | オファー条件として、いわゆる「主要5条件」のうちの価格条件について、決済通貨と価格の建て方を中心に詳しく学習します。 | |
12 | 成約段階(5): オファーで提示される(べき)船積に関する条件 | オファー条件として、いわゆる「主要5条件」のうちの船積条件について、船積時期および分割積みと積換えの可否を中心に詳しく学習します。 | |
13 | 成約段階(6): オファーで提示される(べき)決済に関する条件 | オファー条件として、いわゆる「主要5条件」のうちの決済条件について、電信送金と荷為替手形を中心に詳しく学習します。 | |
14 | 春学期の授業の総復習と質疑応答 | 春学期の授業を総括し、全体的な復習を行うとともに、履修者からの質問を受けつけ、回答します。 |