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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
環境マネジメント論b/ENVIRONMENTAL MANAGEMENT(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大坪 史治 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大坪 史治 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義の目的は、「企業」と「社会」の関わりについて国際的かつ中長期的視野から理解し、介在する課題について会計学のアプローチから考察することを通じて、学科DPの裏付けとなる外国語能力、国際的視野、および専門知識を養うことである。 社会会計は、雇用問題、気候変動問題、多発する企業の不祥事、サステナビリティなどの社会的課題とそれに対する企業の対応が強く求められる、あるいは社会的課題がビジネスモデルに組み込まれる状況のなか、とても関心が高まっている会計領域の一つであり、会計関連の専門科目と環境関連の専門科目で習得した知識をもとに「企業と社会」についてより深く理解できる講義である。最新のデータや資料、企業の実践例に多く触れながら国内外のトレンドを正確に把握するとともに、関連理論を並行して習得する。 なお、業種や職種の志向を問わず多くの経営会計学を学ぶ学生にとって経済活動と社会とのバランス感覚あるいはビジネスセンスを身につけるうえで必要な教養、知識や技術を提供する。また、公認会計士を志望する学生にとっても、講義内容の一部が公認会計士試験の出題範囲にも含まれており、さらに公認会計士として働くうえで不可欠な知識を養うことができるため、履修することが望ましい。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式を基本としながら、適宜、問題や課題を提示し、それに対する受講生からの意見を共有する双方向の授業を目指す。 授業はパワーポイントを利用して進める。なお、お知らせ、質問の受付、資料の配布、課題出題などはmanabaを活用する。なお課題に対するフィードバックは締切後の講義内で行う。 *事前に講義内容と資料をmanabaにアップロードします。 *当講義は対面授業で行い、ライブ配信?録画配信は行わない。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
講義前に2時間程度をかけて、manabaに配信する講義内容について予備知識をつけ、講義後には講義内容を整理し、関心や問題意識を持った点やキーコンセプトについて2時間程度をかけてより詳しく調べること。 なお、本講義は「企業と社会」の関わりについての内容であるため、日常的に社会動向に関心を持つこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
中間課題(50%):講義の中間に1回程度を予定してmanabaを通じて出題する。講義内容のより深い理解を目的に、提示するアドバンス資料を通読したうえで、自立した意見を求める。評価のポイントは、①講義内容を正確に理解している、②論点について論理的に深く広く考察している、③専門用語を正確に使用している、などとする。なお、提出期限後の講義の中で解説する。 期末課題(50%):記述式により出題する。課題内容は、サステナビリティと企業の財務?非財務パフォーマンスの関係および会計理論についての知識の定着度とどの程度の自立した見解を述べられるかを計るものである。評価ポイントは試験と同様である。 |
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関連科目 /Related Subjects |
本講義は、会計学の視点から環境サステナビリティのテーマを取り扱うため、会計学関連科目および環境関連科目を事前あるいは並行して履修することが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
テキストについては初回のガイダンスで説明します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
環境マネジメントに関する専門知識を習得し、経営的視点から自然環境の保全について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義概要 | 春学期の内容を踏まえつつ、社会会計を学ぶことの意義について説明する | |
2 | 二つの環境マネジメント志向 | 環境マネジメントの理論と実践方法について2つの考え方を理解する | |
3 | 環境問題と会計学の接点 | 会計学の目的と環境問題との関りについて理解する | |
4 | 環境会計の理論 | 環境会計の必要性について複数の理論から理解する | |
5 | 3つのタイプの環境会計 | 環境会計の多様性を理解する | |
6 | 環境関連コストの測定 | 各種環境に関連するコストを理解し、測定方法について考える | |
7 | 環境パフォーマンスの定義?測定?評価 | 環境パフォーマンス指標の比較可能性について考える | |
8 | 統合評価手法の活用と事例 | 企業の実践事例をもとに環境パフォーマンス指標の評価について理解する | |
9 | 伝統的原価計算と環境原価計算 | 伝統的原価計算と環境原価計算の違いについて理解する | |
10 | 環境に特化した活動基準原価計算 | 製造間接費の特性を理解したうえで、配賦計算を通じて製品の比較を行う | |
11 | 意思決定とフロー原価計算の理論と実践 | MFCAの目的と意義を理解したうえで、NPO計算から意思決定に与える影響について考える | |
12 | 経済性-環境性を評価するEco-Efficiencyの理論 | 経済性と環境性の効率性を計算し、その有効性について理解する | |
13 | 財務情報と非財務情報 | 企業の情報ディスクロージャーの発展経緯を理解し、いくつかの視点から情報群を分類する | |
14 | 企業の非財務情報開示をめぐる国際的動向 | 財務情報と非財務情報の結合?統合について国際的なトレンドから理解する |