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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
法心理学b/LEGAL PSYCHOLOGY b |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
石橋 昭良 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石橋 昭良 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業では、犯罪心理学の観点から犯罪?非行の基礎理論と発生にかかる個人要因を学び、また、犯罪?非行の抑止、矯正?更生について修得するとともに、法心理学の役割として精神鑑定、犯罪捜査支援のプロファイリング、犯罪被害者支援などの理解を深めます。さらに、犯罪?非行からの更生については、非行少年の事例を取り上げて心理的支援の進め方を理解します。なお、犯罪に関連したトピックとしては、DV?ストーカー、性犯罪、イネット犯罪、詐欺?悪質商法などを随時取り上げます。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業形式は、対面授業を基本としますが、オンラインによる遠隔授業となることがあります。また、授業連絡、小テスト、レポート、出席などはmanabaにより行います。 授業は、配布したレジュメ及びパワーポイント資料に基づいて進められ、適宜受講生からの質問を受けながら行われます。小テストやレポートは実施後に授業内で解説します。 また、非行少年の支援については、参考文献1を参照されたい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前の配布資料に基づき、不明な用語や最近の犯罪統計を調べる(2時間程度)。授業終了後は、各回で解説された内容及び課題を確認する(2時間程度)。また、授業では、日常的に発生している事件を取り上げることがあるので、新聞、ニュース等に関心を持ち把握しておくこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
小テスト(30%): 学期半ばに小テストを実施する。内容は、学期前半の授業内容についての基本的理解を問うものとする。終了後に内容の解説を行う。 課題レポート(70%):学期終了時に実施する。授業内容の理解を問うもので、課題は授業中に提示する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト:資料を配布する 副読本:石橋昭良「非行?問題行動と初期支援」学事出版ISBN978-4-7619-2503-1 |
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到達目標 /Learning Goal |
基本的な犯罪?非行理論や犯罪者処遇システム、および、犯罪者の理解と社会復帰のための働きかけを正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の概要、オリエンテーション | 犯罪心理学及び法心理学はどのような学問かを説明し、今後の授業の進め方を把握する | |
2 | 犯罪?非行の現状を知る | 犯罪非行の現状として犯罪白書、埼玉県警ホームページの資料に基づき理解する。精神鑑定の概要を理解する |
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3 | 犯罪?非行の基礎理論−社会学的理論− | 犯罪非行における社会学的理論から、社会構造の理論、社会過程の理論の考え方を理解する | |
4 | 犯罪?非行の基礎理論−生物学、心理学的理論− | 犯罪非行における生物学理論からは遺伝研究?比較行動学、心理学理論から精神分析?学習理論の考え方を理解する | |
5 | 犯罪の個人要因-知能、ビッグファイブ- | 犯罪非行における個人的要因として、知能?ビッグファイブモデルを理解する。捜査支援ツールとして犯罪者プロファイリングを理解する | |
6 | 犯罪の個人要因−自己統制、認知的バイアス− | 犯罪非行における個人的要因として、自己統制や衝動性、情動とストレス、刺激欲求を理解する | |
7 | 犯罪の個人要因−パーソナリティ障害- | 犯罪非行における個人的要因として、パーソナリティ障害、サイコパシーの概要を理解する | |
8 | 犯罪の発達的要因−家庭環境− | 犯罪非行の発達的要因として犯罪者や非行少年の家庭環境との関連を理解する | |
9 | 犯罪の発達的要因−学校、地域等− | 犯罪非行の発達的要因として学校?地域?社会環境との関連を理解する | |
10 | 犯罪?非行の発生及び発展要因 | 犯罪非行の発生と発展にかかる要因並びに更生要因を整理し、生物?心理?社会モデルを理解する | |
11 | 犯罪者?非行少年の処遇システム | 犯罪者?非行少年それぞれの処遇システムにおける基本原則及び治療教育を理解する | |
12 | 非行少年の更生支援−アセスメントの基本− | 非行少年の更生支援を取り上げ、支援に先立つアセスメントの重要性を理解する | |
13 | 非行少年の更生支援−盗み?暴力行為事例から− | 非行事例(窃盗、暴力行為)に基づいて実際の支援の在り方を理解する | |
14 | 被害者支援 | 犯罪非行の被害者の実情を把握し、被害者支援の概要を理解する |