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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
国際法Ⅱ/INTERNATIONAL LAW II |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大塚 敬子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大塚 敬子 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
日々のニュースで私たちが見聞きする出来事は、国際法とおおいに関係があります。一見すると国内的な問題であっても、国際法?国際社会と実は深い関係があるという場合も少なくないのです。つまり、国際法を知ることで「国際」社会のことだけではなく、暮らしの場である「国内」社会のことをも理解することにつながるわけです。この授業では、そうした「社会と法の関係」について、そこに暮らす当事者としての「自分」との関係も考えながら、国際的な視野を得ていくことをめざします。 その目的の下、「国際法Ⅱ」では、主に空間に関する国際法について学びます。国家の領域(領土?領水?領空)に関する国際法、国際海洋法、国際航空法、国際宇宙法に関する知識を得て、これらの法の発展の経緯や社会的背景などについての理解を深めます。また、こうした空間の国際法を学ぶことを通して、国家を中心とする国際社会が抱える現代的課題について考える力を養うことができます。 この授業では、以上のような国際法の学びを通して、法学部の学位授与方針(DP)及び教育課程の編成?実施方針(CP)に示されること、特に、「法的なものの考え方およびグローバルな思考力を身に付け、社会の様々な問題を総合的にとらえ解決策を提示できる能力」や、「国際的視野に立った深い素養を基礎として、社会状況をふまえ、健全な常識と柔軟な思考をもつ自律的な社会人として活躍することのできる能力」を身に付けることに重点を置きます。そして、「専門知識を修得し、判例?学説や諸課題などを正しく理解し、個別の事象について自らの見解を提示できるようにする」ことで、個々の考える能力を磨くことができます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
◇ 授業の形式?方法 ?この授業は「講義形式」を基本とします。 ?対面と遠隔の併用を予定しており、「対面授業の回」と「遠隔授業の回」があります。 社会状況等に応じて授業方法を変更する可能性もあるため、 教員からの連絡内容をよく確認するようにしてください。 ?初回授業は「対面」を予定しています。録画をオンデマンド配信する予定です。 (すべての授業を録画するかどうかは検討中です) ?資料配付、課題の提示?回収、講義連絡には、manabaを使用します。 ?出席情報登録には、responを使用します。 ?主に配付資料やパワーポイントを使いながら授業を進めます。 ◇ 履修上の注意 ?配付資料の情報量には限りがあるので、事前?事後学修に取り組んでください。 ?成績評価は、コメントペーパー、レポートなど、複数の方法で実施します。 ?フィードバックは、対面授業時の解説?manabaでの全体向け講評の提示等の 方法で行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
◇ 提示された課題に取り組むとともに、授業の事前?事後学修にも取り組んでください。 ?事前学修〔2時間〕 テキストの該当箇所を熟読し、専門用語を確認する。 授業内容に関連する事例やニュースなどを調べ、情報整理をする。 ?事後学修〔2時間〕 テキストの該当箇所を読み返し、授業内容の全体を確認する。 授業内容に関連するニュースなどを調べ、専門用語や授業内容の理解を深める。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
◇ 授業の取り組み度(平常点) 20% ?コメントペーパー等の方法で、不定期で数回実施します。 ?法の社会的背景について深めるための課題です。 ◇ 中間レポート 40% ?学期半ばに提出期間を設けます。 ?学期前半の授業内容を踏まえたテーマを提示します。 ?授業内容の習熟度を高めるための課題です。 ◇ 期末レポート 40% ?学期末に提出期間を設けます。 ?学期後半の授業内容を踏まえたテーマを提示します。 ?授業内容の習熟度を高め、法的?論理的思考力を磨くための課題です。 ◆ 留意点 ?中間および期末レポートの評価基準 ①説明の正確性 ②内容の理解度 ③論旨の一貫性 ④表現力(わかりやすさ) ⑤テーマや作成要領への対応度 ?課題やレポートの提示?回収にはmanabaレポート機能を使います。 ?提出ファイルはWordで作成してください。 (Word以外を使用している方はPDFファイル形式で提出可) |
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関連科目 /Related Subjects |
◇ 国際法Ⅰ?Ⅱ、その他の国際関係科目、憲法その他国内法の習得にも 積極的に取り組んでください。 ◇ 国際政治など、国際社会について考える機会となる科目の学修もおすすめします。 |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
国際法に関する特定の事例、重要な判例、学説を正確に理解し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 空間に関する国際法の全体像 | 空間に関する国際法の全体を概観し、各回で扱う内容の位置づけを確認する。 | |
2 | 陸の国際法(1)国家領域?領域主権 | 国家領域の範囲や主権、領域の取得方式などについて理解する。 主なテキスト該当箇所:第9章 |
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3 | 陸の国際法(2)領土紛争の解決 | 国家の領土をめぐる紛争、その解決に関する事例(日本の場合を含む)について理解する。 主なテキスト該当箇所:第9章 |
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4 | 海の国際法(1)歴史?領海 | 海洋法発展の歴史を把握し、海洋に関する国際法の全体像を理解する。 主なテキスト該当箇所:第10章 |
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5 | 海の国際法(2)排他的経済水域?大陸棚 | 海洋区分ごとの法制度のあり方、国家の権利義務などについて、理解する。 主なテキスト該当箇所:第10章 |
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6 | 海の国際法(3)深海底?公海 | 海洋区分ごとの法制度のあり方、国家の権利義務や国際制度について理解する。主なテキスト該当箇所:第10章 | |
7 | 海の国際法(4)海洋資源 | 海洋の天然資源に関する国際法規則やその背景にある社会的課題について理解する。 主なテキスト該当箇所:第10章 |
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8 | 海の国際法(5)紛争解決 | 海洋をめぐる国際紛争の解決手続について理解する。 主なテキスト該当箇所:第10章 |
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9 | 空?宇宙の国際法(1)領空?航空法 | 国家の領空に関する国際法、国際民間航空に関する諸規則を理解する。 主なテキスト該当箇所:第11章 |
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10 | 空?宇宙の国際法(2)宇宙法の形成?発展 | 宇宙活動に関する国際法の発展について理解する。 主なテキスト該当箇所:第11章 |
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11 | 空?宇宙の国際法(3)宇宙法の基本原則 | 国際宇宙法にみる諸原則を確認し、法的課題についても理解する。 主なテキスト該当箇所:第11章 |
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12 | 空?宇宙の国際法(4)宇宙活動と国際協力 | 宇宙活動をとおしての国際協力のあり方や法規則などについて理解する。 主なテキスト該当箇所:第11章 |
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13 | 国際的な空間 - 南極?北極など | 現代的課題を含め、南極と北極に関する国際法や国際社会の取り組みについて理解する。 主なテキスト該当箇所:第9章?10章 |
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14 | 空間の国際法から考える国際社会 | 空間に関する国際法を理解したうえで、国際社会の現代的課題について考察を深める。 |